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IT初心者向け!クラウドって知ってる?

みなさんこんにちは、吉松@Forest編集部です。
気温が上がって扇風機とクーラーが欠かせないものになってきたり、
町を歩く人の服装が半そでだったり、ワンピースだったり、確実に夏が近づいていることを感じています。
去年の夏は変わらず新型コロナが猛威を振るっていて、思いっきり夏をエンジョイできなかった方が多いのではないでしょうか。
新型コロナのワクチン接種も進んでいますし、今年こそは夏を満喫したいですね!(東京は緊急事態宣言が出てしまったので、お家で満喫しましょうね・・・泣)

さて、今回の記事のテーマは、今までと趣向を変えて、「クラウド」です!
文系でIT技術にあまり詳しくない方でも、名前だけは聞いたことがあるかと思います。
この記事を書いた理由としては、自分(文系出身・プログラミング未経験)が就活をしているときにイマイチわかっていなかったけど、今やあらゆる人が知っているトレンドなので、現在就活している人にぜひ知っておいてほしいからです。
今回はそんなクラウドを少し掘り下げて、紹介出来たらなと考えています。

こんな方はぜひ読んでみてください!
・「クラウド」ってなに・・・?
・「クラウド」って言葉は聞いたことあるな
・「クラウド」の概念は知ってるけど、具体的にどういうものがあるんだろう?

クラウドって?

「利用者がストレージやソフトウェアを持っていなくとも、インターネットなどのネットワークを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用できる」というコンピュータの利用形態を表します。
正式にはクラウドコンピューティングと呼ばれています。

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(・・・なんかわかるような、わからないような・・・)

クラウドについてイメージしやすいモノで言えば、Google社の提供している「Gmail」があります。
一般的にメールを使いたい場合は、メールサーバを構築し、「Outlook」などのメール送受信に必要なソフトウェアをインストールし、やっとメールを使うことができます。

ですが、「Gmail」ではユーザー登録(Googleアカウント登録)をしていれば、ソフトウェアのインストールは不要で、ブラウザからメールを送受信することができます。

このように、ソフトウェアのことや、どこにサーバがあるか、データが物理的にどこに置かれているかを気にしなくても、「雲のようにどこかにあるコンピュータから提供されるサービスを利用できる」のが「クラウド」です。

上記のように「雲」を連想することから「クラウド」と呼ばれているのではないかと言われています。

クラウドの種類

クラウドには大きく3つの種類があります。

①SaaS (Software as a Service)
利用者がソフトウェアをインストールするのではなく、インターネット経由で必要に応じて利用できるようにしたもの。
データをインターネット上に保存したり、スマホ/PCなどの端末からアクセスが可能だったり、複数人で同時にファイルの編集ができたりする特徴があります。
例えば、Google Workspace(旧 G Suite) が挙げられます。

②PaaS(Platform as a Service)
ソフトウェアが稼動するためのミドルウェアやOSなどのプラットフォームを、インターネット上のサービスとして利用できるようにしたもの。
特徴として、インフラを管理する必要がなくなり、アプリケーションの開発に集中できるという点があります。
例えば、AWSのElastic BeanstalkやGCPのAppEngineが挙げられます。

③IaaS(Infrastructure as a Service)
仮想サーバをはじめとした機材やネットワークなどのインフラを、インターネット上のサービスとして利用できるようにしたもの。
特徴として、サーバを利用する際に必要なハードウェアのスペックやOSを利用者が自由に設定することができます。
例えば、AWS(Amazon Web Services)のEC2(Elastic Compute Cloud)が挙げられます。

PaaSとIaaSについては、ECサイトやSNSなど普段私たちが使うサービスでは意識することがないので、イメージが湧きにくいと思いますが、サービスを開発・運営している人たちにとってうれしいことがあるぐらいのイメージで良いと思います。笑

3大クラウド

数多くのクラウドサービスがありますが、俗に「3大クラウド」と呼ばれるものがあります。
AWS(Amazon Web Services) とAzure(Microsoft Azure)と GCP(Google Cloud Platform)の、3つです。
これを知っておくと、一目置かれるかもしれませんね!

AWS(Amazon Web Services)」は、ECで有名なAmazon.com社が提供するクラウドサービスです。
2006年にS3(Simple Storage Service)や、上述のEC2の公開が開始され、クラウドサービスの中では最も長い歴史を持っています。

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Azure(Microsoft Azure)」は、Microsoft社が提供しているクラウドサービスです。
2010年にサービスが開始され、Windows ServerやMicrosoft Officeといった様々なMicrosoft社製品と高い親和性があります。

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GCP(Google Cloud Platform)」は、Google社が提供するクラウドサービスです。
GmailやYoutube、Google マップなど、Google社が提供しているサービスを稼働させる基盤としても利用されています。

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じゃあBTCのクラウドの取り組みはどうなの?

BTCは3大クラウドの内、AWSに特に力を入れています。
AWSでのクラウドネイティブなシステムの構築を積極的に進めることはもちろん、日々変化し続けるクラウド技術をキャッチアップできるよう勉強会の開催や、資格取得のサポートを行っています。
その甲斐あってか、2018年に「アドバンスドコンサルティングパートナー」(*1 2021年7月現在、日本で89社しかいません)に認定されたり、今年は「AWS 100 APN Certification Distinction」(AWS認定資格の保有数が一定数を超えた場合に認定される表彰)を受賞したり、「2021 APN AWS Top Engineers」に3名も社員が選出されるなどの快挙を成し遂げています。

▼弊社HPにもニュースとして取り上げられました!

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また、BTCでは、クラウド専用の情報発信をするサイトも運営していますので、気になる方はこちらから!(内容は専門的になりますが。笑)

また、最近では積極的にAzureにも取り組んでいます。
クライアントによって、最適なソリューションを0から作り上げていくためには、幅広い選択肢を持つことが必要ですから、今後も様々な技術を取り入れていく姿勢が重要です。

*1 こちらを参照。

終わりに

今回はいつもと違い、IT技術の簡単な解説をする記事にしました。
もちろんクラウドについてこの記事で全て理解できるとは思っていないので、もし気になるワードとかがあればご自分で調べてみると良いと思います。
わからないこと(特に未知の領域)については、こういう理解であってるんじゃないか?などの仮説を立てて、調べて、実証する(○○と思ってたけど、××のイメージの方が近い)ことが働くうえで大切なので、就活しているときからそういった癖をつけられるととてもよいですね!

需要があれば、今後もこういったIT初心者向け記事を書いていきたいと思ってます!
乞うご期待!

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