defiで捕まってる人たち

見つけたら都度加筆

前提

法律素人

モチベーション

web3をやるなら海外って言われている。実績値から見て、成功しているものは全て海外だから(実は匿名で日本人居るかもだけど)、そこに異論は無いけど、理由が疑問だった。以下のようなポイントがあると思う

・税金

・資金調達

・捕まるか

日本の税金は他国より高いし、資金調達もお金を出す側が居るアメリカとかのほうがやりやすそうだから、上2つは分かる。

でも個人的には、捕まるかが一番興味がある。

日本で捕まってる人(winny, coinhive, 図書館, ホリエモン, ゴーン)はニュースになるから把握しているけど、海外がそれ以上に捕まりやすいなら、個人的には海外に行く意味が無い。海外で捕まってる人がどのくらい居るかを調べた。

SECのまとめ資料

https://www.cornerstone.com/wp-content/uploads/2022/01/SEC-Cryptocurrency-Enforcement-2021-Update.pdf

EtherDelta (アメリカ)

2018年、SEC訴訟で罰金

https://www.sec.gov/litigation/admin/2018/34-84553.pdf

EtherDeltaはマッチングを中央集権で行うタイプのDEXらしい。すでに廃れている。the Exchange Actの取引所に該当したのが原因。取引所の該当性は以下のように判断するらしい。

(1) brings together the orders for securities of multiple buyers and sellers;
and
(2) uses established, non-discretionary methods (whether by providing a trading facility or by setting rules) under which such orders interact with each other, and the buyers and sellers entering such orders agree to the terms of the trade.

かんたんに言うと、注文を集めてマッチングするということだと思う。

dYdXは多分似たような仕組みだけど、リスクを取っているのか、うまく回避しているのか、国が違うのか。完全に分散化する予定らしいから、そこまで行ければ良いけど

DeFi Money Market (アメリカ)

2021年、SEC訴訟で罰金

https://www.sec.gov/litigation/admin/2021/33-10961.pdf

ガバナンストークン(DMG)とmTokensが証券に該当。登録なしで証券を売ったのが原因らしい。

日本は規制が厳しいって言われるけど、ここに関してはアメリカと大差無い気がする

SEC訴訟と逮捕は違うのか?

この辺の関係よくわかっていない。調べたい

https://www.moj.go.jp/content/000076304.pdf

SEC

以下によると、SEC自体は民事訴訟しかできないらしい。司法省などと協力は可能。

感想

捕まりやすさで言ったらアメリカはそんなに良くもない気がした。SECはだいたい罰金で終わってるから、懲役したくない人はアメリカが良いかも。

デラウェア州でやってるUniswapとかNumeraiは大丈夫なのかな。Uniswapはもう分散化して止められないけど。Numeraiは中央集権部分が残っているから

日本は規制が厳しいって言われるけど、少し疑っている。俺が無知なだけかもしれないとは思いつつ。日本人がチキンなだけとか、海外で意外と捕まってることを知らないだけとか。以下のツイートのような現象が起きているだけではと疑っている

でも、デラウェア州は判例が溜まっていて良いと言われる。そういうところは違いがあるのかもしれない。アメリカとシンガポールは判例法。日本は成文法