製品やサービスを売る際、数字だけでなく「理念」の価値も共有しよう
こんにちは、鈴木貴之です。
今日のテーマは「何を売る際に、それだけでなく、背後にある理念も共有することの重要性」です。
最近、空き家のオーナーに対するサービスの販売を手がける人から、壁打ちのリクエストを受けました。
このサービスは、所有者にとって非常に喜ばれるものであるのですが、うまく広がっていないという話をされました。
彼らがどう説明しているのかを話し合った際、「彼が何を売っているのか?」に対して、そこが明確になっていないと感じました。
こういう状態で、資料を作り、説明するだけでは本来の価値を理解してもらえません。
空き家を持つ人にとって、固定資産税などの出費からプラスの資産に変える提案は重要です。
しかし、それ以上に大事なのは、空き家の維持に対する理由、情緒的な価値の共有です。
例えば、空き家を保持し、資産に変える選択は売却と比較して経済的にはマイナスかもしれません。
しかし、生まれ育った地域とのつながりや、父母が住んでいた場所のつながりを維持する価値観を共有できれば、数値だけでない強い提案になるのです。
サービスの価値は、単なる数字だけではなく、心の部分での価値、情緒的な価値にもあります。
論理的な価値と感情的な価値が合わさると、サービスはより価値あるものとなります。
売却すると一度にお金が入ります。
それに対しこの方のサービスを利用すると空き家を維持して資産にすることで毎月少しずつの利益になります。
一度に入る数字と毎月の数字、見比べた時に数字上では負けるかもしれませんが、情緒的な価値を提示することで、感情的な価値観に合う人に選ばれるようになります。
このような理念を伝えることは大事です。
地域や先祖とのつながりを維持したいという願いを理解し、共感できるサービスを提供することが、真の価値創造につながります。
数値的な勝利だけでなく、感情的な価値で勝つことができれば、より多くの人にサービスを申し込んでもらえる可能性があります。
自治体とのつながりやセミナー開催なども考えられます。
結論として、製品やサービスを売る際には、数字だけでなく、その背後にある理念や価値観もしっかりと伝え、共有することが重要です。
それが、真のつながりを築き、ビジネスをさらに強化する秘訣なのです。
この方が利用された壁打ちサービスはこちら。
情緒的な価値を含めたコンセプト作成についてはの動画講座はこちら。
https://www.udemy.com/course/business-concept/
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