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壊れにくいビジネスの構築術

こんにちは。鈴木貴之です。

現在、世界経済は深刻なダメージを受け、歪んだ状態にあります。

労働市場は逼迫し、人材不足と雇用維持の難しさという課題に直面しています。

さらに、日本やアメリカをはじめとする多くの国でインフレが猛威を振るっています。

インフレの影に潜む脆弱性

企業の収益は一見好調に見えますが、その多くはインフレによる価格上昇によるものであり、販売個数の増加によるものではありません。

実際には販売個数は減少している可能性さえあります。

一見好調に見える売上も、最終的な利益に繋がるとは限りません。

インフレと労働市場の変化がもたらす影響

インフレは、消費者の裁量的な支出を抑制します。

好景気時には「オプション」であった商品やサービスが、「贅沢品」と捉えられるようになり、消費者は購買を控えるようになります。

労働市場においても、大手ハイテク企業を中心にレイオフや採用凍結が進んでいます。ターゲットとなるのは、直接的な売上や商品開発に関与していない人員、つまり「オプション」と考えられる人材です。

つまり、自社が、自分が「オプション」と考えられる状況は何にもまして避けるべきだと言えます。

壊れにくいビジネスを構築する

このような状況下で生き残るためには、壊れにくいビジネスを構築することが重要です。

壊れにくいビジネスとは、

  • 戦略: 変化に対応できる柔軟な戦略を持つ

  • メッセージ: 顧客にとって明確な価値を提供するメッセージを発信する

  • ポジショニング: 競合との差別化を図り、独自のポジションを確立する

これらの要素を意識して構築することで、インフレや景気変動などの外部環境に左右されにくいビジネスを築くことができます。

大事なのは、「あなたが複数の選択肢の一つ(オプション)」となっている状況を許してはいけないということ。

自社を、自分の商品・サービスを、自分自身を「他には代えられない唯一の選択肢」とすることができれば、壊れにくいビジネスが構築できるということです。

まとめ

歪んだ経済環境は、ビジネスの脆弱性を露呈し、致命傷を与えかねません。

壊れにくいビジネスを構築することで、インフレや景気変動などの外部環境に左右されず、持続的な成長を遂げることができます。

今回の記事が、自社のビジネスをより強固なものにするためのヒントになれば幸いです。


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