「麒麟の翼」を見た午後(日記)
昨日の午後、子どもとウダウダしていて、なんだか暇だね、じゃあ、前に録画した映画でも見るか、となりました。
気分的に、アニメではないのがいいなあとリストの中を探して、「プラダを着た悪魔」を見はじめました。
子どもは二人とも(新五年生、新三年生)、まあまあ楽しいみたいで、「あのおばさん、意地悪だね」など言いながら、見る。私は、あのおばさん、意地悪ってわけじゃないんだけどな、と思いつつ、見る。
しかし、問題発生。ちょっとまて、このまま行くと少しエッチなシーンがあるではないか。
エッチと言っても、かわいいくらいのエロだったか。でも、なにか質問されたらどうする。なにも質問されなくても、気まずい。
うーん。うーん。
結局私は、「プラダを着た悪魔、今じゃなかった」などと言い、途中なのに違う映画を見ることを提案。「えーなんでなんで、続き見たいよ」と子ども達。「もっと見たいのがあるの」私はそう言って、リモコンを再び操作。それで見はじめたのが、「麒麟の翼」です。東野圭吾原作。
東野圭吾小説を好きな方、たくさんいますね。うちの夫も好きで、たまに他の作家の本を読んで、また東野圭吾の小説を読むと、「俺、東野圭吾好きだー」と叫びます。私は、もっと、文章を噛める感じの小説が好きなのですが、東野作品も読みます。
さて、「麒麟の翼」、今回見るの何回目でしょうか。四回か五回目かな。ええと、感想をうまく言えないので、もう箇条書きしたいくらいなのですが、少し書きます。まず、中井貴一。彼って、私のイメージでは、黒髪なんですけど、この映画では、少し茶色と白髪混じり。リアリティ。演技も、今までどのように生きてきたか、きちんとわかる感じ。もう、ストーリーを知ってるから、彼を見ただけで最初から、涙が出そうになる。最後に、彼が演じるお父さんの、幻が現れるのですが、涙腺が壊れる。
人を信じるとか、信じたいとか、知るとか、知りたいとか。その人から違う誰かへの、気持ちが向く時、向くだけで、何か、すごい力があるんじゃないのかな、など考えました。
松坂桃李君が、若いです。劇団ひとりさんも若いです。それから、三浦貴大さん。山口百恵さんの息子さんですが、私、彼を好きなんですね。ハンカチ王子の次に、グッとくる感じです。
東野圭吾と、中井貴一を、呼び捨てにしてしまいました。すみません。ハンカチ王子は王子だからいいですよね。
人を書きたい、人を一生懸命書きたい。もっと勉強したいな、と思いました。
end
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