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『ウルトラマンネクサス』を観ました。(第1話〜第10話まで)

まえがき

 『ウルトラマンネクサス』は後述の通り、映画『ULTRAMAN』を鑑賞した後、初代『ウルトラマン』と同じく2021年公開予定の映画『シン・ウルトラマン』鑑賞に備えて観始めました。
 映画『シン・ウルトラマン』に備えることに決めたわたしは、知り合いのウルトラのオタクに入門に最適なおすすめを訊いたところ、初代『ウルトラマン』と映画『ULTRAMAN』だと教わり、それらを鑑賞することにしたのです。
 『ULTRAMAN』を観たところ、同じ世界観の後の時系列の話として『ウルトラマンネクサス』があることが分かりました。当時わたしはサブスクではアマプラしか加入していなかったこともあり(後でHuluに入りました)、知り合いには「初心者向けではないが」と念を押されたものの、初代『ウルトラマン』をと並行して『ネクサス』を鑑賞することにしました。

凡例のようなもの

 以下の感想は視聴当時(2020年1月4日〜2020年3月10日)にふせったー(指定した箇所を伏せ字にしてツイート出来るツール。追加で長文も付けることが出来る)を使用してツイートしたものです。省略した句読点の追加や、語句の統一程度の推敲はしましたが、ほぼそのまま掲載しています。
今回は第1話から第10話までの分を扱いました。
 全体的にネタバレや、感想を読む方が視聴していることを前提とした内容です。まだ未視聴の方は、その点をご留意ください。

『ウルトラマンネクサス』第1話を観ました。

 いきなり始まって何が起こったか分かる前に終わってしまい、理解が追いついてないです……次を観るしかありません。
 映画『ULTRAMAN』を観たので、その続きのような感覚で『ウルトラマンネクサス』を観始めました。
 映画でのウルトラマンのデザイン、ウルトラマンと変身者との関係がとても好きだったので、期待して観たのですが、いきなり怪獣と防衛隊との戦闘が始まり、今回登場する怪獣についての少しの説明はあったものの、組織についての説明がなく(分かりそうな描写も大してなく)、新しく加わるメンバーへの唐突な健康診断? と異動辞令があったと思ったら、いきなりのウルトラマンの登場と、いきなり始まっていきなり終わる展開が多かったです。正直言って理解が追いついていません。
 次回以降、色々と明らかになっていくのでしょうか。次を観るしかありません。

『ウルトラマンネクサス』第2話を観ました。

 前回から進展はあったものの、更に緊迫した事態になり、防衛隊がウルトラマンを撃つという前代未聞の出来事が起きましたね! 目が離せません! 次回も観ます!!
 前回と同じ怪獣が登場するなど、昔の(と言いつつ、初代『ウルトラマン』しか観たことありませんが)ウルトラマンには無かった話の展開がありました。
 それはともかく、主人公が正式に防衛隊に当たる組織に配属されたことで、段々と世界観が分かってきました。前に映画『ULTRAMAN』の続きとして観ていると書きましたが、それを観ていなくても観れそうな感じですね。
 ですが緊迫した事態は変わらず、怪獣は引き続き登場するどころか、サイズが大きくなり、学習まですることが判明しました。更に今までに無かった
「防衛隊がウルトラマンを撃つ」という出来事まで起きました。前述の通り、わたしは初代の『ウルトラマン』しか観たことがありませんが、今までウルトラマンのことを防衛隊は味方として扱ってきたので同士討ちのようなことは無かったと思うのですが、今回はまだウルトラマンのことを味方だと判断したわけではないので、起こりうる事態だとは思うのですが、まさか傍観するのではなく、敵と判断して撃つとは思いませんでした。
 これからどうなってしまうのでしょうか。次回も観るしかないですね!

『ウルトラマンネクサス』第3話を観ました。

 主人公と変身者がついに邂逅しましたね! ですが謎は深まるばかりです。次も観るしかないようです!
 今回の話の冒頭でウルトラマンネクサスの実力が、一部とは言えついに描かれましたね!
 そしてついに主人公の口から「ウルトラマン」という呼称が出ました。『ウルトラマンネクサス』の前日譚である映画『ULTRAMAN』で既にテレビ放送での場面で「ウルトラマン」の呼称が出ていますが、主人公は「ウルトラマン」の呼称については「なんとなく」出したようなので、やっぱり前日譚知らなくても良い話の構成みたいですね。
 また、今回の話で事件は発生後、どのように処理されているのかが明かされました。その一方で変身者との邂逅があり、物語の謎は深まっていくばかりのようです。
 次も観るしかないようです。

『ウルトラマンネクサス』第4話を観ました。

 『イラストレーター』と呼ばれる謎の人物が改めて紹介された一方、ウルトラマンの能力が開示されましたね!
 今まで暗くてクラゲのいるモニターの多いところから指示を出していた謎の彼が、やっと主人公の前に現れ、『イラストレーター』と呼称されているのが分かりましたね。戦闘や攻撃の指示を出していたことや、事件を現場にいた人間達以上に理解していそうなところなど、彼の頭の良さそうなことが強調されていますが、それ以上にミステリアスさを感じます。更に出撃メンバーの素性についても謎が多すぎます。特に凪さんの過去については今回ちょっとした回想が入りました。今後どのように明らかになっていくのでしょうか、楽しみですね。
 そして今回はウルトラマンの能力について開示がありました。メタフィールドを展開することによって周囲に被害を及ぼさないようにして戦えるのですね。周囲の風景もまるっきり変わったところで戦うようですし、本当に別の空間に飛ばして(飛んで)いるのでしょうか。さらにスペシウム光線(っぽい)もついにしましたね! 個人的にウルトラマンと言えばスペシウム光線だと思っているので、やってくれて嬉しいです! それらも含めて、今後ウルトラマンについての謎が明かされていくのでしょうか、楽しみです。
 次もきっと観ます!

『ウルトラマンネクサス』第5話を観ました。

 新しい怪獣が登場する一方で、防衛隊がウルトラマンを攻撃するという事態も発生しましたね! 展開から目が離せません!
 とうとう防衛隊での呼称が、5話目にしてやっと(コードネームとしてですが)「ウルトラマン」になりました。初代『ウルトラマン』では1話目で正式名称になっていたので、やや遅く感じます。でも防衛隊での「ウルトラマン」の扱いは、主人公の視点を除いて「敵か味方か分からない」「もし敵であった場合、人類に対して脅威となりうる」「怪獣と戦っているのは捕食のためかもしれない」という冷静なものなので、そう思えば妥当なものかも知れません。
 また、変身者の側にも、初回から登場している遺跡の風景に不穏な影が現れる、接触してくる人間が現れるという変化がありました。不穏な影は新たな怪獣の登場と何か関係があるのでしょうか。また、遺跡の風景はそもそも何なのでしょうか。謎は深まるばかりです。接触してきた根来という人も気になります。彼が物語に新たな切り口を与えてくれるのでしょうか。楽しみですね。
 そして新たな怪獣が襲来しました。捕食した乗用車をペッしながら、爪で歯の間をほじくる姿に、なんとなく人間臭さを感じてしまいました。
 また防衛隊が怪獣とウルトラマンを前にして両方を攻撃するという事態も発生しました。「ウルトラマンは味方だから攻撃してはいけない」と命令を拒否する孤門の声にイラストレーターは「だからだよ」と返していましたが、未だに彼の意図が読めません。一方で命令を受領する西条凪は心なしか喜んでいるふうにも聞こえたのは気の所為でしょうか。イラストレーターにしろ、西条凪にしろ、二人の素性が知れる日はあるのでしょうか。
 衝撃的だったのは、ウルトラマンが敵に攻撃されて傷つき、出血していたことです。光が火花のように散って、酷く痛々しかったです。そしてそれが変身者にも影響を及ぼしていたのが、気になります。
 最後は不穏な終わり方でしたがどうなるのでしょう。毎回不安になる続き方ですね。気になります。

『ウルトラマンネクサス』第6話を観ました。

 変身者の謎が明らかになってきましたね! これからどうなっていくのでしょうか、楽しみです!
 今回は孤門隊員が謎の飛行物体に触れたことがきっかけとなり、ウルトラマンの変身者・デュナミスト=姫矢准の過去が明らかになっていく回でした。今まで時折出てきた遺跡についてもウルトラマンと関係のあるものであることが分かり、この『ウルトラマンネクサス』の世界観についての理解がそこそこ深まってきました。
 その一方で西条副隊長の前任者の話題が初めて出てくるなど、副隊長周辺の謎もまだ明らかになっていません。姫矢の部屋に勝手に入ってくるなど、情報のためなら手段を選ばない根来や、孤門隊員の動きを先回りするかのように姫矢を調べ始めたイラストレーターの動きも気になります。
 これからどうなっていくのでしょうか、楽しみです!

『ウルトラマンネクサス』第7話を観ました。

 ファウストという新たな敵の登場に不安が煽られる回でしたね!
 冒頭で孤門隊員が西条副隊長に撃たれるという衝撃的な始まりでしたね!
 今回はウルトラマンの新たな敵・ファウストとの激闘、前々回からの怪獣の登場というダブルのピンチが見どころでした。
 ファウストは姫矢に向かって「私はお前の影だ」と言っていましたが、姫矢の心の影と関係あるのでしょうか。姿形がウルトラマンと似ているので、光の存在であるウルトラマンにこそ惹かれて現れたのでしょうか。ウルトラマンのメタフィールドに対して闇のフィールドを展開する力を見せ、ウルトラマンのカラータイマーを点滅させるまで追い詰めるファウスト、一体どういう存在なのか、見逃せません。
 そして、あの怪獣に防衛隊・ナイトレーダーはどうやって立ち向かうのでしょうか。今回はピンチに駆けつけてくれるウルトラマンはファウストと絶賛激闘中でやって来てくれそうにありません。あの巨大な敵に人間だけで勝てるのか、不安です。
 また、序盤で紹介されたナイトレーダーの戦闘機の新たな合体形態の能力が気になります。『ウルトラマンのメタフィールドに突入することが出来る』という能力が、今後どのように活用されるのでしょうか。今のナイトレーダーがメタフィールド内でウルトラマンの味方として振る舞うのか、分からなくて油断が出来ないので……
 ウルトラマンと姫矢、孤門隊員達、どうなるのでしょうか。

『ウルトラマンネクサス』第8話を観ました。

 新たな敵の謎、メモリーポリスの存在など、不穏な要素が数多く提示されましたね。
 「これは人間だけで倒すのは無理じゃないか?」と思っていた怪獣でしたが、無事にナイトレーダーの手によって撃破されましたね! ウルトラマンも追い詰められつつもファウストを撃退できたようで良かったです。
 今回は以前から存在が示唆されていた、怪獣の事件に関する記憶を消去する組織が登場しました。孤門隊員は自分が助けた少女が自分を覚えていないことにショックを受け、記憶を人為的に消去・修正することに疑問を覚えていたようでしたが、わたしはメモリーポリスの女性の言う通り、怪物に襲われたというショッキングな出来事に苛まれるくらいなら、記憶を消されたほうがよっぽど幸せなのかも知れないと思っています。
 メモリーポリスの存在が明らかになったということは、これから彼らが活躍する回があるのでしょうか。不穏な香りがしますね。
 また、ファウストの存在について、ナイトレーダーの検知した周波の面から検証がされましたね。やはりウルトラマンと対を成す存在なのでしょうか。謎は深まっていくばかりですね。
 そして今回は西条副隊長が少女とは言え一般人とコミュニケーションをとる場面があったり、孤門隊員が隊長と話したりと珍しいシーンが数多くありました。
 また次回から新たな敵が登場するのでしょうか。楽しみですね。

『ウルトラマンネクサス』第9話を観ました。

 孤門隊員の心の迷いが中心に描かれた回でしたね。ストライク・フォーメーションへの移行に期待がかかります!
 冒頭では孤門隊員のストライク・フォーメーションのオペレーション訓練が行われていましたね。孤門隊員の任務への心の迷い、特にいつの間にか信頼しているウルトラマンを撃てるかどうかというものが描かれ、他の隊員達からその点について批判されていました。孤門隊員の心の迷いは当然のものだし、信頼しているものを傷つける可能性があるのは拒否感があるのは尤もだと思うのですが、その一方で他の隊員達の心配や「命令に逆らうような態度を取る者と任務を共には出来ない」という意見も共感できます。ストライク・フォーメーションへの移行は今回のクライマックスで実際に行われますが、その結果も次回以降でしょう。これが上手く出来るかどうかで、今後孤門隊員が他の隊員達の信頼を得られるかが変わると思います。頑張って欲しいです。
 また、今回はファウストの『ウルトラマンの作るメタフィールドに侵入できる』という能力が明らかになりました。今回でもそうでしたが、他の怪獣と既に戦闘を行っているところに介入されるのは脅威だと思います。これが心配要素である一方で、変身前の姫矢を襲い、ウルトラマンへの変身を促しているのも気になります。ウルトラマンに対してこだわりがあるのでしょうか。ウルトラマンと戦えるなら怪獣を利用するのは良いのでしょうか。明らかになってほしい謎です。
 そして今回もまた人気のない森の中で恋人を見つけるという不穏な終わり方でした。つづきが気になります。

『ウルトラマンネクサス』第10話を観ました。

 今回とうとうウルトラマンのメタフィールドに突入し、ラフレイアを撃破しました!
 今回は謎の男・溝呂木の存在が示唆されるところから始まりました。西条副隊長が血相を変えてリコに掴み掛かって関係を問い詰めるあたり、並大抵の人物ではないことが分かります。また、リコが孤門隊員と別れてからの記憶を失っていたり、夜中に室内を歩き回っていたりなど、影響が大きいことがこれからの不安要素ではないでしょうか。ラストシーンではリコが孤門隊員にキスを迫っていましたが、二人はどうなるのでしょうか。楽しみですね。
 ところで今回で初めて、怪獣の名前がイラストレーターによって話の中で紹介されましたね! 話のキャプションでは毎回触れられていましたが、せっかく名前があるのに話で使われなくて勿体ないと思っていたところでした。
 前回では失敗に終わったストライク・フォーメーションへの合体も無事成功し、ウルトラマンの作ったメタフィールドへの突入も敢行されました。ただ突入直後に「黒いウルトラマン」ことファウストが現れ、闇のフィールドへ変えられてしまったのはナイトレーダー側としては経験が無いことで痛手ではありましたが、無事に作戦を実行できて良かったです。ウルトラマンと孤門隊員の目が合い、通じ合ったような感じがしたのは格好良かったですね。
 今回のウルトラマンはファウストの乱入もあり、ナイトレーダーに始終援護されていましたが、最後にストライクチェスターを受け止めて地上へ降ろしてくれたところが「さすがウルトラマン」という感じがし、良かったです。わたしは防衛隊(やそれに相当する部隊)とウルトラマンが共闘するのがとても好きなので、これからも協力して怪獣と戦ってくれると嬉しいですね。

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