どんな時代だろうとも、 ルチアーノは日常である。
ラジオ番組を始めた原点がこの店にある。
ANA-BAR第8回放送をお聴きいただきありがとうございました。お聴き逃しの方も、BSIDEのオフィシャルサイトにアーカイブがありますのでお楽しみくださいませ。今回のゲストの上村大八さんとの出会いは、10年以上前に雑誌の取材でお邪魔したのがきっかけ。オンエアでも言いましたが、取材という仕事の後にプライベートで訪れる店というのは本当に少ないので、そのくらい意気投合と言いますか「この店好き!」という直感のようなものが働いたのだと思います。それからずっとほぼ毎週末に訪れては美味しい酒とたわいもない話を愉しむ、「Bar Luchuiano」は間違いなく僕の日常の一部となっているのです。そんなBarならではの贅沢なひとときを切り取ったようなことができないかなぁと始めたのがANA-BAR。だからスタジオ収録ではなく、大八さんの店を借りて「いつもの時間」でお届けしようと思いました。
好きな映画や音楽と同じ「雰囲気」が詰まってる。
そしてついにこの日、第8回目だけに大八さんということを狙ったわけではないのですが(ちょっとは狙った)、Barのマスターにカウンターの向こうに座ってもらいながら、なんちゃってマスターの僕が話を聞くというシュールな構図が生まれました。正直、言っちゃいますけどお互い飲んでますからね(笑)。いつもと変わらず、くだらない話もたくさんしてます。オンエアできない内容が多すぎてカットした部分が多いので、完全版を聴きたい方は僕にこっそり連絡してください。でもなんか…嬉しかったですね。気の合う人と、どうでもいい話を、忖度なくやるANA-BARの原点を完全にやり切れた感じがします。好きなロックや映画や小説やお笑い、、その世界観とおんなじ雰囲気がほろ酔い気分と重なりたまらん心地よかった!
コロナ禍でも、楽しむことに終わりはない。
世の中はコロナ禍でどこか重苦しい空気に包まれています。大分も飲食店に時短要請が出て「Bar Luchuiano」もいつもとは違うスタイルになっています。この状況をどう捉えているのか?その辺りも大八さんらしい言葉で語ってくれました。先ほど僕は大八さんの店での時間は日常の一部と言いましたが、その日常が今、日常でなくなるかもしれない。そんなことを思うと気分が落ち込むこともあるけれど、だからこそシンプルに大八さんのつくる酒と明日になったら全部忘れているだろうくだらない話と、Barという大人にとっていつの時代も変わらぬ止まり木を楽しみたい。だって今までもずっとそうしてきたし、これからもおんなじだと思うから。
■BSIDEオフィシャルHP(アーカイブ)
https://bside-jp.com/anabar
■note(サイドストーリー)
https://note.com/bside_kawano
■Youtube(プロモーション)
https://www.youtube.com/channel/UC59aOGiFy6VIKvmi5_L0kzQ
■OBSラジオ
https://1098.am/program/ana-ba
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