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二刀流料理人の 味わい深い世界。

好きを追求する潔さ。

ANA-BAR第16回放送をお聴きいただきありがとうございました。今回のゲストは「中華そば山猫」の塩崎繁さん。その美味しさが評判となりメディアに取り上げられるなど、行列のできるラーメン店の店主さん!というだけではないのが塩崎さんのスゴいとこ。彼のもう一つの顔が本格イタリアンの店「海猫umineko」。こちらもその味を求めて全国のフーディーたちが訪れるのほどの人気ぶりで、まさに大谷選手ならぬ二刀流の達人なのです。シェフと一番初めにお会いした時に感じたのは「この人、どんだけ料理のこと好きなん!」でした。僕が生業としている広告の仕事もそうですが「好き」を仕事にするのは簡単なようで難しくもあります。趣味ではなくなるので、お客さんのニーズや売り上げ、将来のビジョンなどアレコレと悩ましいことも多いはず。でも、料理や食材について語り、目を輝かせる塩崎さんを見ていると、シンプルに好きを追求することの潔さと素晴らしさをビジビシ感じるのです。

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料理上手はモテる説。

ラジオでも盛り上がっていますが、料理が上手なオトコはモテる説。僕がそう思うのはずいぶん昔のテレビドラマ「デザートはあなた」の影響です。主演は岩城滉一で、主人公が得意の手料理で女性を口説いたり、慰めたりしながら決め台詞の「今日のデザートは君だよ」と囁く(笑)。その話を塩崎さんにしたら「でも、手料理を振舞うまでの関係になるのが大変じゃないですか」とド正論が返ってきたけど。まぁ下心はさておき、塩崎さんが作る素晴らしい料理には美味しさだけではなく、人の心を満たしたり、懐かしいことを思い出させたり、未来への希望を抱かせたり、そんな不思議なチカラがある、とマジで思います。

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語るより、味わうべし。

今回のトークで印象的だったのが「ラーメンをはじめて、イタリアンのことがもっと好きになれた」という塩崎さんの言葉。ラーメンをしていなかった時はイタリアンのシェフとして大きなプレッシャーを抱えていたそう。僕はシェフほど、その道を極めてはいないけど、なんだか彼の気持ちは分かる気がします。料理のジャンルも価格帯も全く違うけど、料理人にとっての原点というか、喜びを見つめ直し、感じるきっかけを一杯のラーメンが伝えてくれたのでは?と勝手に想像しています。と、塩崎さんのこと…僕は彼のことをずっとシェフと呼んでいますが、シェフの魅力を言葉では語り尽くせない。というわけで、ラーメンでも、イタリアンでも彼の作る料理をなにはともあれ、ご堪能あれ!

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