講師という仕事はと?
皆さんこんにちは
Fullrecoveryを目指すOT 山本秀一朗です。
さて今回は、私が10年以上チャレンジしてきた
セミナー講師という仕事・役割についてお話ししたいと思います。
セミナー講師と聞くと、大学の教授や有名な先生が行うイメージですよね!!
でも、実は私が初めてセミナー講師をしたのは『4年目』のときでした。
今から考えると無謀だったと思いますが・・・・
その当時から1つだけ思っていたのは
『臨床の疑問は、臨床にしか答えがない』ということでした。
経験年数が1年目〜3年目のとき
少しでも患者様をよくしたいと思いで多くの勉強会に参加したり、文献を読み、
とにかく答えを探していたと思います。
文字の中に答えがあると思っていましたw
答え探しの勉強会は、知識という情報を手に入れることができましたが・・・
なぜか、患者様を置き去りにしているのではないかという喪失感にも襲われました。
そのとき、私は、1つの疑問を自分に問いかけました。
『何のために勉強するのか?」
その答えは簡単で、患者様を少しでもよくしたい。
では、どうすればよくなるのか?と考えると
『知識と臨床が繋がっていればいい』
そうなんです。知識が臨床に使えないことが問題だったんです!!
そのとき、私は、自分で学んだことを100%臨床に使えるようにしよう
そして、学びは臨床に使えることを学ぼう!!そう決めたのです。
そこから、どうやって勉強したら臨床に使えるのか?という探究が始まりました。
今まで、本を読むことから始めていましたが
それを、臨床で疑問に思ったことを書き出し、
それを1つ1つ調べる。という勉強に変えた結果、
『現象(肘が曲がっている)と原因(伸長反射異常)と理由(α運動ニューロンの興奮』が繋がるようになったんです。
これは、何度も臨床で試し、
その結果自分の中で『納得』できた答えだったんです。
そして、これを後輩に伝えていると・・・
初めは一人だったのが、ひとり増え、またひとり増えと
だんだん多くなっていきました。
つまり、みんなどうやって臨床につなげればいいかってことを
悩んでたんですね!!!
そして、そこに『価値がある』ってことなんです!
大阪という中枢が盛んな地域で
ただの作業療法士が10年もセミナー講師ができたのは
『臨床を追求した』ただそれだけだと思います。
つまり、セミナーというのは、知識を伝えるのではなく
患者様をよくするために、日頃から当たり前にやっている
『リアル』を伝える場所であり、それが役割だと感じています。
皆さんも、一度自分の臨床を見直してみませんか?
そこには『リアルという宝』が眠っているかもしれません。
その情報こそが多くの患者様とセラピストをすくってくれると思います。
脳外臨床大学校では
『臨床と知識を繋ぐ』をテーマにセミナー講師育成プロジェクトをおこなています!是非興味がある方はご参加ください!
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