カリエール展
新宿で開かれた'没後110年カリエール展'の招待券を頂いたのでそれでたまたま行って来たので画家に対する知識も無く絵もきっと初見の状態でしたが画風もあってかかなり印象に残りました。
ルロール家の肖像
今回一番気になった作品がこれ。なんだこの追い求めるノスタルジックなセピアさは⁉︎となってからはもう絵の前で近づいたり離れたり斜め横から見たり大変でした。一体なんでこんな不思議な絵を描いてしまったんだろう。
平和の接吻
今回の展覧会のポスター。
この絵は闇の中に光を置くような絵で印象的だった。けっして光が射してるわけではないんだけどちゃんと光が存在していて素敵だった。
彼の絵は全体的に見画風が一貫されていて見やすいは見やすいんだけれどもこの画風が合わないって言う人は合わないだろうし最後まで見られないだろうな、と思いましたが画面全体の淡さと溶けていくような雰囲気が私は気に入りました。
若くして亡くなられていて習作で終わっているものもありましたが、そこがなんだか夏目漱石を連想しました。
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