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【私的Disc Review-015】Creation – This Is Creation Studio Live in Direct to Disc Recording

Youtubeの吉田豪のチャンネルに近田春夫が登場してた。
自分の中高生時代にVIBRASTONEのライブをTVで観て衝撃を受けてからずっと影響を受けてきた人だ。豊富な音楽知識、アイドルからトランスまで幅広い音楽仕事。2時間ずっと喋りっぱなしで、様々なことを語っていてなぜ自分は近田さんが好きなのかまた再確認ができた。

https://www.youtube.com/watch?v=0stsGFFH7RQ

Creation – This Is Creation Studio Live in Direct to Disc Recording

近田さん関連でこのアルバムをご紹介したい。
日本のロックバンドCREATIONのSTUDIO LIVEのダイレクトカッティング盤。
このダイレクトカッティング盤はどちらかというと、一発録音の緊張感と圧迫感そしてグルーブ感がきちんと録音されている。張り詰めた緊張感と、押し込められそうな圧迫感と、クールなグルーブがあいまって心地よさすら感じる。特に楽曲「Lying Cheating」は緊張感もグルーブ感もMAXに達しているようで、荒々しさと疾走感がとてもかっこいい。

このアルバムはCREATIONのメンバーの他にPiano, Electric Piano, Clavinetに近田春夫、ホーンセクションには新田一郎をはじめとするホーンスペクトラムが参加している。
これだけでもだいぶ豪華であるが、なんとプロデューサーに内田裕也とクレジットされている。内田裕也はプロデューサーとしてはとてもセンスのある人だと思う。
晩年のイメージしかない人が多いだろうが、70年代や80年代初頭の内田裕也はカッコいいと思うのは自分だけだろうか?

2012年にフランスで「This Is Creation」と言うタイトルでLP盤が再発されていて、オリジナル盤でもフランス盤でもそんなに高値はついていない。
とても内容がいいだけに、もっと価値が上がっても良さそうな気がする。


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