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ブライドルレザー、マネークリップについて

ども!BRUSHの長谷川です。
今回はトーマスウェア社ブライドルレザーのマネークリップについてのご紹介です。
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このページでは、商品ページには載せきれない細かい仕様の部分や作りの拘りをご解説致します。

まずは外観と内装。

普遍的、クラシックな佇まいです。
見えない部分、裏地の接合以外を全て手縫いで仕立てたBRUSHの「ハンドステッチシリーズ」となります。
デザインとしては、ブライドルの質感やエイジングをお楽しみ頂くためにロゴも箔のついていない「素押し」となっております。

機能としては表にファスナー付きの小銭入れ、開いて左側にカード入れ×3と隠しポケット、右側にカード入れ×1と「あおりポケット」となっております。

使用している革はイギリス「トーマスウェア&サンズ社」のブライドルレザー。
ブライドルらしいハリ感があり、刷毛目の美しいブルームと深みのあるブリティッシュカラーが特徴です。
外装はもちろん、開いた内装の部分も全て同ブライドルレザーという大変贅沢な作りになっております。

ワインとブリティッシュグリーン

カラーはブラック、ダークネイビー、ブリティッシュグリーン、ワインの4種です。




ここからは、1箇所ずつ機能をご紹介致します。

まず外装の小銭入れ。小銭入れの内部とマチにもブライドルレザーを貼っております。贅沢な作りです。
そしてこのタイプの小銭入れで1番気になるのがやはり収納力かと思います。

商品に小銭を詰め込む訳にはいかないので、長谷川の私物のマネークリップで解説致します。
小銭を適当に用意。13枚ほどです。

長谷川私物のマネークリップ。(ミシンステッチ仕様のもの)

入れてみました。写真で見ても余裕があるのがお分かり頂けますでしょうか。
実際使っている感じでも、「まだ入るな」という印象です。
ただ、ぎゅうぎゅうに詰め込むのはお財布の変形する原因となりますのでおすすめ致しません。
あくまでお釣りが出たら収納する仮ポケットくらいの気持ちでお使い下さい。
長谷川も小銭が溜まってきたらスーパーのセルフレジで消費しております。笑

ファスナーはYKKのエクセラ。
引手のロゴがスタイリッシュです。
手縫いの美しいステッチワークもご注目頂ければと思います。

背面はプレーン。

内装の左側。
カードポケット×3
内装のステッチワークの美しさにもご注目頂きたいポイントです。(しつこい)

カードを入れてみます。カードポケットの裏は隠しポケットとなっております。
こちらはお札を札バサミの金具で挟んでいると抜き差しが少し難しいため、普段あまり使わないカードをお入れするのがよろしいかと思います。

札バサミの金具。2段階で開閉致します。

2段階目。ここまで開く事はなさそうです。

お札を挟んでみます。札バサミを倒す時の「パチンッ」という音も、ちょっとしたギミック感があり楽しいかと思います。
また、札バサミは倒したままでもお札を抜き取れます。
上手く取ると「シュバッ」というかっこいい音がします。

右側のポケットはカードポケット兼「あおりポケット」となっておりますので、このようにお札を挟んで安定した収納が可能です。

あおりポケットはお札を挟まずにカードを挟む使い方も想定しております。
その場合カード収納が1つ増えます。

このような感じになります。見えませんが、あおりポケットにもカードが入っております。
ライフスタイルに合わせて使いやすい方をお選び下さい。

マネークリップは薄いのでポケットに入っているのをたまに忘れます。
リリース直後、creemaのサイトより早速お客様からレビューを頂いたのですが(ありがとうございます。)

写真よりも薄くシャープに見えます。とのこと。確かに私の写真の癖で影をつけて立体感出すのが好きなので分厚く見えているかもしれません…。笑
もう少しシンプルに撮影せねば。

使用感に関してですが、薄仕立てですがフルブライドルですので使い始めはしっかりと硬いです。
特に小銭入れなどは柔らかくなるまで少し時間がかかるので(1ヶ月くらい)まずは無理に詰め込まず、少ない内容量から革を馴染ませて下さい。
気がついた頃には小銭の収納力、取り出しやすさなども上がってきます。
ブライドルレザーの癖のある「慣らし」の工程も愛着が湧いてくるかと思います。

厚みに関して、長谷川私物の物と並べてみました。
左は新品で何も入っていない状態
右は使用半年、カード6枚、小銭13枚、紙幣4枚入っております。
新品時は中身を入れるとはまぐりのように「パカっ」と開いてしまいますが、慣らしを終えると右のようにきちんと閉じるように設計しております。

測ってみました。上記の内容量で23mmくらいです。
薄いお財布に乗り換えたい方、おすすめです。

おまけです。2枚の写真は同じ個体なのですが、1ヶ月保管していたらブルーム(白いロウ)が爆発しておりました。
ブルームは革に擦り込まれているため、熟成されると浮き出てくるという話は聞いていたのですが、ここまで濃く現れたのは初めて見ました。
ブルームの量は個体差がございますが、通常は1枚目のような感じです。もっと少ない場合もあれば、多い場合もございます。

おまけのおまけ。
こだわりのステッチワークと磨き仕上げのコバをご覧頂き締めにしたいと思います。

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