伝え方は何割か

こんばんは。
2024年上半期も終盤。
6月はどんな1ヶ月にしましょうか。

さて、半年前の私は「伝え方」について記事を残しました。半年後の今日も、同じことについてずっと考えています。

「伝え方」という言葉から、あなたは何を連想するでしょうか。

年の離れた子どもに何かを教えるとき。
友達の歯に青のりが付いてるのを見たとき。
恋人に不満を言いたいとき。
好きな人に気持ちを知ってほしいとき。
顧客に実力以上に商品の魅力をみせたいとき。

色んな伝える場面がありますね。
それではここで問題です。上記の場面において、【素直】に【事実】をそのまま言葉にするのが最適でしょうか。

私の考えている答えはNoです。
私と同じ答えの方も多いかもしれませんね。

・素直でいること
・嘘をつかないこと

あの頃の小学校の先生に問いたい。
この2つって、大切なことなんですよね?

素直な子は可愛くて、嘘をつかないのは正義だったはず。

ところがどっこい。大人になった途端、そして自分の考えを人に伝えようと思った途端、このふたつは時に「悪」になりうる。

素直に嘘をつかないように紡いできた言葉で、簡単に人の心の距離を生む。
そしてその距離は、1度離れてみないと意外と気が付かない。
自分から見てると分かりづらい。人に距離を取られて、或いは同じ意図で言葉を投げられて初めて気が付くことが多い。

だから私は学びました。
良好な人間関係を構築するためには、必ずしも素直でいる必要は無く、場合によって嘘はついてもいいという事を。

人を騙す嘘は良くない。何かを守ってあげられる嘘に限ります。

そして、
「素直でありなさい」
「嘘はついてはいけません」

という、大人になったらわかる嘘を、
私もいつか出会う自分の子どもに言うのでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?