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あのたび -スマトラ島からジャワ島へバス移動-

 スマトラ島・ブキティンギではツーリストインフォメーションのお姉さんたちが親切にいろいろ教えてくれた。その辺にふらふらしてる青年はぼったくってくるので信用ならないが、ちゃんとした施設の職員なのでふっかけて騙してくることはなさそうだ。

 ボクはただジャカルタへのバスの価格と時間を知りたかっただけだった。ローカルバスは115000Rp(≒1600円)で32時間かかるという。インドネシアは島国なので、スマトラ島からジャワ島へ渡る船はどうするんだろう?と聞きたかったが、うまく通じなかった。まあなんとかなるだろう。
 そしてバス以外のブキティンギ情報もいろいろ話してくれた。

 紹介してもらったレストランへ行く。ここではパダン料理というのが有名らしくいろいろな小皿が10種類以上テーブルに並んでいる。好きなのを食べて支払う仕組み、いわゆるバイキング形式だ。お腹いっぱい食べて10000Rp(≒140円)。

 彼女たちの情報は信用できるぞと今度はパノラマ公園へ行く。入場料2000Rp取られたが言うだけのことはある。小高い丘の上から雄大な自然が一望できる。要塞はたいしたことはなかったが動物園ではスマトラタイガー(白い虎)を見ることができた。

 それからブキス?という伝統ダンスを見た。おそらくバリ島のケチャダンスに近いものだろうが、数十人の青年が音楽に合わせて声を上げて踊る。その途中で地面にある小皿をかかとで割りまくり、さらにその上で力強く足踏みして踊りまくっているのだ! さすがにこの演出には期待していなかったボクもびっくり! さらにお互いナイフを持ち合って本当に殺し合うのではないかというほどそのナイフを振り回して飛び跳ねて踊る! いやーGreatでした。20000Rp

 ブキティンギには2泊して朝シャワーを浴びようと思うが寒い。雨だ。長時間のバス移動に備えてパンやクッキー類、水を買ってカバンに詰め込む。途中で食事休憩など無いことはないだろうが用心にこしたことはない。ツーリストインフォメーションの人は親切にもバスターミナルまで送ってくれた。お金もとらなかった。ありがとうテリマカシー

 バスは寝台でもなくリクライニングもない普通の座席。エアコンもなく窓は開けっ放し。ドライバーはめちゃくちゃ飛ばすので揺れる。道路の陥没にひっかかってタイヤがパンクしたりエンジンがオーバーヒートして動かなくなったり、たびたびバスは止まる。なにもないところで。

 さらに不快なのは、インドネシアの青年以上の男性のおよそ99%がタバコを吸うということだ。バスには禁煙と書いてあるにも関わらずドライバーも乗客もばんばんタバコを吸う。通常のタバコと香りが違うのでおそらくチャンケ(≒クローブ)という香辛料が含まれたタバコだと思う。
 ボクはタバコの煙が苦手なので吸わないが他人の煙はほんと迷惑だ。

 バスはスマトラ島南端の港に着く。ここからどうやって海を渡るのか?

 なんと乗客を乗せたバスごと船に乗り込んだ。船は通常の客船ではなくどデカイ貨物船のようだ。他にもバス5~6台にトラックや乗用車など多くの乗り物をを乗せて船は出発する。こんだけ積んで沈まないのだろうか。席を離れるとどのバスかわからなくなり不安なのでそのまま座っているが、他の乗客は甲板に出て海を見たりしている。車内は風もなく排気ガスくさく暑い。

 船はジャワ島に着く。合わせて丸一日半乗ってようやく深夜24時にジャカルタターミナルに到着。そこから旅行者が集まるというジャクサ通りへは、ハジャイという乗り物で送ってもらって10000Rp。宿を探す前に腹が減って、豆腐入りの甘い汁麺3000Rpを食す。なかなかの味。

 評判の良いプルムスティンはFullで空いてないというので、Nick’sへ。ドミトリーが20000Rp(≒280円)。長時間のバスでほこりと排気ガスで全身真っ黒で肌もぼろぼろ。シャワー浴びたいがちょろちょろとして水しか出ない。シャワーヘッドをかけるところも壊れていてぼろい安宿だった。

インドネシアルート

(つづく)


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