余計な感情が取り除かれて
あなたは最後にいった
もう私に対して語ることが無いと
昔私はそれを強烈な否定と受け取った
けれどいまはそのまま見る事ができるようになった
確かにあなたは私に語る物が無かったのだと
それはただ私があなたに求めたものを
あなたは持っていなかったからなのだと
世界が違うとあなたはいった
昔私はその言葉を強烈に呪った
けれど確かにそのままの意味だったのだと
やっとわかった
あなたが世界にさし出せるものと
私が世界にさし出せるものは
あの時確かに分かれたのだ
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