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知恵と勝負勘と芸術性をもって

新規の依頼が来るとき
いつも私は泡立つ情感と向き合う必要に迫られる
その情感の主なものは不安

そして自分との相関図を簡単に覗き
私の月や水星などの主要な感受点と
依頼者の間に何かしらの接点がある事を願う

感受点の接点が見つかれば
その部分を支点にして
依頼者の世界観との調整が比較的上手くいくから

特に内向的な感覚の接点があれば
不安は比較的消し飛び
自然とお会いするのが楽しみになってくる

しかし接点が無い もしくは海王星や冥王星といった
人の意識でどうしようもない部分の接点だけが
ポツンと取り残されるようにある場合に

私は
「本質的にこの方に対して私が出来る事は何もない、かもしれない」
と覚悟を決める

私は大きな宣伝はしていない
しないというよりも大きな宣伝をする自分は
何か背伸びしているように感じるからだ

背伸びを一生は続けられない
私は毎日死ぬまで続けられることをしたい
そう思って生きている(星にさえそれが出ていたりする(笑))

だから無理をして
結果的に続けられないようでは
僕にとって意味が無い
だから大きな宣伝をしたいとは思えない

なので依頼をいただけるというのは
必ず依頼者の人生のタイミングの、はず
私はそれを焚きつけたりはしていない、はず

だから比較的にほとんどの方は
私との何らかの接点を抱えて会いにきてくれている
でもたまに接点が見えないかたもいる

そこからが未知の時間のはじまり

将棋の棋士がいくら研究しても分からない先があるという
羽生棋士が対談で話していた
上級の棋士ほど知恵と勝負勘と芸術性をもって
その未知の先に突き進んでいくらしい

私にとってきっとそこからが未知の先なのだろう
いつだって私が誰かに何かを示せるわけではないのだけれど
それでも依頼してくれる方に出来る事をやろうと思ってる

私が存在するという関係性をもって

そしてそんな依頼が増える事は
きっと私にとって必要な未知なのだろう
どこまで歩けるのだろうか?

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