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だれかへ恋文を

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2023年5月の記事一覧

ちがうちがう
それはただの
自己憐憫
悲劇のヒロイン
ぶるのはやめて

めのまえの
そのままを見て
火の力
創造の方
糧とする


僕の愛を
君にあげる
その愛を
君は笑顔で
受け止めてくれた

僕の愛を
君にあげる
君の目を
僕は見ては
いなかったのか

僕の愛を
君にあげる
目を伏せて
君はこたえた
必要ないと

知らなかった
必要のない愛のカタチ

僕はそれを
学べたのだろうか?

ほんのすこし
わずかに違う君の声
僕の心にさざ波おこす

その音は
誰に向けての
波ですか

※時に、ちょっとした違いが、頭から離れない事があります

君は僕を
調教するのが
上手だよ
縄が緩めば
適度に絞る

僕はその
縄の爪痕
縛る音
聴くたび君に
想いを馳せる

人間は
奥の奥の奥の声を
聴いて感じて
日々生きている

君からの
星々からの
確かなる
心の震え波紋を放つ

その波は
僕の海岸まで届く
見る事のできないメッセージ

私とは
ただただ色を真に染め
あなたの衣
月の虹とす

火と風の私に熱は溜められぬ
ゆえにあなたへ
気竜を贈る

地を熱し
空高く舞う
風の如し

光の方へ

蝶になった 蝶になった 男は喜び 彼女を見た 蝶になった 蝶になった 女は男に感謝し ここから出してと男に伝えた 蝶になった 蝶になった 男は女を籠の中にいれたまま これはお前を守るためと女に言った 蝶になった 蝶になった 「もう私には必要ありません」 「ここから出してください」 蝶になった 蝶になった 男は憤慨し 「閉じ込めてなんていない!」と言った 蝶になった 蝶になった 女は哀願し男に伝えた 「また私を殺すのですか?」 男は夢を見た 夢の中で男は