マガジンのカバー画像

だれかへ恋文を

79
たまに思い描いた詩を載せてます
運営しているクリエイター

2023年3月の記事一覧

シャツの下は素肌がいい

シャツの下は素肌がいい ジーンズも素肌にはいたほうがいい そのまま川に飛び込んでほしい 重…

水のような君

素肌にシャツ一枚の君に 水をかけてしまいたい 胸の輪郭や乳輪が うすく透けてみえるまで 夏…

君は季節の変わり目に

君との時間はいつも季節風 僕の何かをカチッと動かす 言葉はいらないらしい 気が付けば それ…

君の波

季節の波 言葉の波 体温の波 日に焼けそうなほどの愛を 君の波に照らして 飛沫をくぐり 遊…

ちょっとだけ違う僕に会いに行く

人はなまじ目が優位であるために 聞こえるものや薫るもの さらには見えないけれど感じるもの…

約束

私を描いてと大地は言った 僕はその恵みを一つ一つ食べ 見えてきた自然を全てスケッチした …

「こだわるものが見つかる日」 気になるなら それは無視しない方がいい それはあなたの一部だから 気になるなら 気にならなくなるまで やってみたらいい それはあなたの一部なのだから 気になるなら 飽きるまでやってみればいい 飽きた時 あなたはあなたを見つけたってことだ

「日曜日」

お昼にそば食べた
今はおしゃれ着洗ってる

心の中には君がいて
洗濯機の水の音
シャツを煮る鍋のコトコト

君と寝そべって
だらだらとお互いに
好きな本を読みながら

たまに背中をつけて感じてる
「雨だね」とかつぶやきながら

「見えていないだけ」

宇宙は微かに薫っている
それは濃度の問題なんだ
ビーカーに入れた水溶液と同じように

君も今 微かに薫ってる
どこまでも広がる君を
僕の宇宙に閉じ込めてしまいたい