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【エンタメ】22-23インテル ・ ミラノ選手通信簿

W杯を挟んだ怒涛の2022-23シーズンを終えた皆さん、こんにちは。人生の分岐点と言われる年をW杯やらCLやらでなあなあにしてしまうも、奇跡的に第一志望に進学したbro__sioです。

今回は、CL決勝の悲壮感漂う中で割と真面目にシーズンを通した選手のパフォーマンスを評価して総括していきます。選手数は多いですが、ツイートでしようと思っていたので文量も少なくて読みやすいと思うので最後まで是非。



今季は…ポワワワワワワァァァン(回想シーンに入る)


時間停止してしまったり


受験中苦しくてモノに当たってしまったり


胸スポンサーが消えてしまったり


暴言を吐いてしまったり


時間停止してしまったり(2回目)
松ちゃんに降参してしまったり




どれも大切な思い出です(白目)



1.GK



サミール ・ ハンダノビッチ / GK / C+


序盤はスターターだったが、中盤からは自身初のインテルでのバックアッパーを務めることになった偉大なるカピターノ。試合数と比較対象がオナナということもありこの評価だが、ベテランらしい振る舞いでチームを引き締めた。コッパ ・ イタリア2連覇にも大きく貢献。

アレックス ・ コルダス / GK / -


ベンチに座りチームを鼓舞し続ける陽気なアラフォー。音楽に乗って踊ったり喫煙している集団の中にほぼ確でいる。今季唯一の出場試合無失点GK(25分)。インテルプリマ出身。

アンドレ ・ オナナ / GK / S


ワケあり物件として加入したが、蓋を開けてみればセービングやクロス対応は優秀で、ビルド時にCB化してプレス回避出来る足元の技術、緊急時には相手のDFラインを押し下げる左右両足で蹴れるロングキックでチームの攻守に貢献。保持型GKの世界最高レベル。数ヶ月に一回のペースで仲間と喧嘩してる武闘派。



2.DF



ステファン ・ デフライ / CB / B-


在籍5年目の契約最終年にして、ここ数年の重労働のガタが一気に来た印象。後半戦はローテ要員や終盤の守備固めとして起用され、徐々に復調。読みの効いたシュートブロックと右HVへの適応で、逆転契約延長もあるかもしれない。Twitterでは何故か目が赤く光ってるでお馴染み。

フランチェスコ ・ アチェルビ / CB / A+


加入当初はCB不足のお茶濁し補強に思えたが、シーズンを通して守備の大黒柱へと進化。長年培ってきた守備の読みと駆け引きでオシメーンやゴンサロ ・ ラモス、ハーランドらを完封。逆サリーからの完璧なリリースでビルドの前身役も担う重要な存在。試合終了と同時に勝利報告を投稿するツイッタラーでもある。

フェデリコ ・ ディマルコ / LWB / S-


昨季はペリシッチの影に隠れたが、遂に覚醒したインテルプリマ産の破壊的クロスマシーン。ライン際からボックス大外まで届くクロスレンジと大外から潜り込む質の高いバックドアを兼ね備え、インバートも可能。後方で援護するバストーニとの二段構え砲撃を形成し、今季はWBながら5G8Aを記録。

ダニーロ ・ ダンブロージオ / CB / D+

幾多のサバイバルを生き延び、自身、チーム在籍期間2番手となった特攻隊長。出番は少ないものの、出場した試合では内側に絞るのが遅れてピンチを招いたり保持の部分でミスが多かったりと悲惨だった印象。ファンに好かれる選手なだけに、退団が寂しい。

マッティア ・ ダルミアン / RWB ・ CB / A

前半戦はWB、後半戦はHVとしてチームの穴を埋めた守備のスペシャリスト。加勢、列上げサポート、迎撃守備のタイミングは完璧で、ドリブラーに順応して行う対人守備も安定感は抜群。イケメン。スライディングで髪をなびかせてもイケメン。雨で濡れたらもっとイケメン。とにかくイケメン。

ミラン ・ シュクリニアル / PSG / E


シーズン途中まで腕章を巻いていたが、いつの間にか試合に出場出来ないレベルで背中に違和感を覚えるように。ダルミアンのHV適応、アチェルビの存在がなければクルヴァによる死刑が執行されていたレベルである。

アレッサンドロ ・ バストーニ / CB / S

ビルド時にLB化、楔を差し込むとそのまま内側に入ってIH化もするイタリアが世界に誇るCB。世界有数の加勢でバリューを出せるHVであり、押し込み状態時にはペナ角から質の高いクロスを供給するクロッサーと化する。攻撃にフォーカスされがちだが、今季は守備面にも磨きがかかり名実共に世界屈指のHVへと成長。

マッティア ・ ザノッティ / RWB / -

プリマで腕章を巻くクロスの質と徹底した守備に定評のあるSB。4バックで活きるタイプで、3バックが定着している今のインテルでは出番が回ってくるとは考えづらいため、来季はローンで放出か。アチェルビの交渉の弾としてラツィオ行きの噂も。

アレッサンドロ ・ フォンタナローザ / CB /-

馬力のあるコンドゥクシオンと左足でのフィードが魅力的な左利きCB。楔の打つ姿勢はバストーニそっくりであり、彼の後継者とも謳われる。来季は国内ローンが妥当。

3.MF



デンゼル ・ ドゥンフリース / RWB / B

前半戦は孤立した位置でのプレーを強いられるのと同時に消極的なプレーが増え、批判の的となったバレッラ6番タスク放棄最大の被害者。後半戦は守備での活躍や配置の変更などで自信を取り戻しスタメンへと再定着。エリア大外での空中戦の強さとセグンドクロスは一級品だが、アーリーと判断力は要改善。

ロベルト ・ ガリアルディーニ / CM / D-


"イタリアのポグバ"の異名を持つ中盤のバランサー。リスク管理能力が高く、スペースの把握などは上手だが、保持面が壊滅的。主力温存で出番が回ってきたナポリ戦(A.1-3●)では、僅か41分で退場しナポリの勝利に貢献。クローザーとしては計算出来る(かもしれない)ので皆様の愛するクラブの新戦力として是非オススメしたい。

ロビン ・ ゴゼンス / LWB / B−

アタランタから奪った爆撃機は未だにミラノの空を低い高度で飛び続けている。身体を投げ出した守備とクロスに必死に走り込む姿勢は評価したいが、シーモ ・ インテルの元で求められるのはライン際でのクロスの質。ラツィオ戦での肩を脱臼してまで決めたゴールは今季のハイライト。

ラウル ・ ベッラノーヴァ / RWB ・ LWB / D

足が速い。とても速い。

クリスティアン ・ アスラニ / DM ・ CM / D+

サム ・ リッチの後釜としてエンポリで芽を出した所を引き抜いたアルバニアのダイヤモンド。周りを使って前進、組み立てのテンポ感やアイデアは悪くないのだが、スペースを守る個人守備が致命的。来季も"ゲームチェンジャー"としてではなく"クローザー"として換算されているならローンでの放出が妥当だろう。

ハカン ・ チャルハノール / DM ・ CM / S-


序盤の低調なチームの中で唯一気を吐き続け、4番へのコンバートも成功させた22-23影のMVP。プレスを外してサイドに展開する作業が抜群に上手く、ブロゾビッチとの4⇔6-8の入れ替わりもチームの大きな武器の一つ。選手人生初の契約延長へ秒読み段階(2023年6月10日時点)。

ヘンリク ・ ムヒタリアン / CM / A+

マロッタお得意のフリー移籍で、当初はローテ要員として獲得したアルメニアの雄。90分間スプリントを絶やさず、カウンターに走り続けプレスバックも欠かさない。CFにロングボールで当てた時の1stサポート役も担う。タスク内容と出場試合数で考えれば労働基準法ギリギリである。
ニコロ ・ バレッラ / CM / S

今季もほぼフル稼働ながら、無尽蔵のスタミナでピッチを走り続けた永久機関。ポジトラでの推進力と局面局面で光るキックの質が取り柄の6-8のワールドクラス。しかし、走りすぎるが故にブロック構築時に迷子になったりビルド関与せずに8番タスクをやりたがる傾向は来季に向けての課題。

マルセロ ・ ブロゾビッチ / DM / A-

W杯の疲労や珍しい故障離脱もあってか、スタメン落ちまで経験した不動のレジスタ。終盤戦までらしくない低い位置での判断ミスが目立ったが、ラスト数試合は通常運転。縦移動と横移動で無限にマーカーを揺さぶり、予測不能の動きでゴール前に侵入。試合後はサラミ5kgとヤニで気持ちを整える。そんなサイコパスが、私は好きだ。

バレンティン ・ カルボーニ / CM ・ CF / -

U-20W杯で確かな才能を見せ、トップチーム契約間近となったアルゼンチンが誇る天才。南米独特の緩急ある正対ドリブルとエリア内で豪快に振る左足が魅力的。今季は敗戦処理班としてのみ起用され、来季は爆発が期待される。


4.FW



エディン ・ ジェコ / CF / A-

生けるボスニアの伝説であり、生粋のポスト職人。37歳では有り得ない献身性とビッグマッチで上振れた時のフィニッシュワークは未だ現役最前線。また、今季はチーム3番手の52試合に出場しており、在籍2年で出場100試合も達成(ブラックすぎる)。今夏の流行りである中東への移籍の噂も。

ラウタロ ・ マルティネス / CF / S

空洞化する前線と中盤を繋ぎ止める役割に徹しながら、公式戦28G10Aと自己ベストを更新。2列目に落ちてポスト、反転して展開やチャンスメイク、最前線の犠牲からのデスマルケやアクロバティックなボレーと得点パターンは増加傾向。万能型ではあるが、相手に保持されて最前線で戦うことが多くなる試合では、強みが出ず消えてしまうのが難点。

ホアキン ・ コレア / CF / D+

シーモが熱望したラツィオ時代の愛人は、結局チームに組み込まれることなくシーズンを終えた。得意のドリブルも怖さがなく、リンクマンとしてもイマイチ。稼働率の悪さも見られスケープゴートにされることも多々。来季は既に構想外となっており、放出が妥当か。

ロメル ・ ルカク / CF / A−

前半戦はコンディション不良と負傷で棒に振るが、後半戦はかつてのコンテ時代の姿に復活。ラインを押し下げるピボットプレーで時間を作り、前向きになると理不尽なスピードとフィジカルで強引に左足を振りに行く。ただ、大舞台になると"ビッグマッチルカクあるある"のピンボールやら空振りやらが発動してしまうのは注意点。






以上26選手でした。

いやー、CL準優勝の余韻がまだ消えず、ひたすら悔しい毎日ですが我々インテリスタには、これから地獄のメルカート(蘇寧は選手売るよりクラブ売れや定期)が待っています。

これからも張り切って行きましょー‼️


それでは、このへんで👋

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