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ブロンプトンと湘南暮らし🌊2021年夏

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折りたたみ自転車ブロンプトンと湘南で暮らすような旅をした記録。2021年夏。
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ブロンプトンと湘南暮らし〜由比ヶ浜で始めてみる

海が好きです。 幼少時代を南葉山で過ごしたせいか 湘南の海と街に無性に惹かれます。 本当は湘南に移住したい。 気が向いたらいつでも海に会える、 そんな暮らしがしたい。 でも今はちょっと無理。 それなら、 時々行って少しだけ 湘南に暮らしてみようかな。 相棒の折りたたみ自転車 ブロンプトンを連れて。 昨年の夏。 第1回目のプチ湘南暮らしの 拠点に選んだのは 鎌倉の由比ヶ浜海岸から 徒歩1分のホテル。 由比ヶ浜は 海沿いの道で言えば 茅ヶ崎方面に行くにも 逗子葉山

ブロンプトンと湘南暮らし〜葉山ノート

葉山。 海と山に囲まれた美しい自然。 御用邸があり、 穏やかな時間が流れる町。 南葉山で幼少期を過ごしたので 記憶はおぼろげながら 懐かしさを感じる場所です。 大昔の記憶をたどり 折りたたみ自転車ブロンプトンで 散策してみることにしました。 まず最初に向かったのは 葉山町役場。 『HAYAMANOTE 2020』という 葉山歩きをテーマにしたフォトブックを もらいに行きました。 葉山町が無料で配布している 文庫本サイズの小冊子です。 素敵な写真と言葉と地図。 旅

ブロンプトンと湘南暮らし〜しおさいこみち

海へと続く小道。 光と影が織りなす静かな風景。 葉山には 海に抜ける小道がたくさんある。 車では見つけられないこんな場所は 自転車でゆっくり散策するのがいい。 真夏の陽射しの中から 一歩足を踏み入れると、 木漏れ日が降り注ぎ 静かな空気が流れている。 ひんやりと涼しい。 昔から、南の島の 海へ抜ける小道が好きだった。 草をかき分けて進むと だんだん海が見えてくる。 そんなヒミツの小道を思い出す。 葉山御用邸隣のしおさい公園と 近代美術館の間にある、 しおさいこみち。

ブロンプトンと湘南暮らし〜のどかな海辺の町。逗子

逗子。 ゆっくりと穏やかに 時間が流れている海辺の町。 お隣の鎌倉や葉山よりも こじんまりとしていて、 のんびりした空気に包まれている。 小学校時代を過ごしたこの町は 何十年も経った今でも 昔とあまり変わらない。 レトロな商店街も懐かしい。 ブロンプトンでのんびりと 逗子まで行くことにした。 由比ヶ浜から 材木座海岸を眺めながら5〜6分走り、 小坪海岸トンネル手前で 右の細い抜け道にはいる。 海沿いを進み 最後に短い階段を自転車を担いで降りると ヤシの木が立ち並ぶ

ブロンプトンと湘南暮らし〜日常を忘れる湘南サイクリングロード

どこまでも続く海辺の道を 水平線を眺めながら ただひたすら走る。 この湘南暮らしで 私が一番やりたかったこと。 ビーチ沿いに続く 湘南海岸サイクリングロードは ポタリング(自転車散歩)にちょうどいい。 片瀬江ノ島から茅ヶ崎サザンビーチまでは8kmほどで ちょっと砂が多いけど ひたすら海を眺めながら気持ち良く走れる。 時折、サーフボードを積んだ 自転車とすれ違う。 真っ黒に日焼けした上半身裸の 地元の人たち。 このおおらかな湘南の風景に 溶け込んでいる。 気が向いた

ブロンプトンと湘南暮らし〜「暮らすような旅」とは

すぐそばに海がある暮らし。 特別なことは必要なく ただ毎日海を眺められる生活。 そんな暮らしに憧れてやってみた 湘南暮らし一人旅。 明るくなり始めた 早朝の由比ヶ浜を 散歩することから 一日が始まる。 波の音だけが聞こえる 誰もいない静かな浜辺。 清々しい空気を吸い込む。 毎日、相棒の自転車ブロンプトンで 海沿いの道を走る。 逗子葉山から、江ノ島、茅ヶ崎あたりを のんびりポタリング。 海を眺めながら気のむくままに。 寄り道して美味しいものを食べたり 浜辺を散歩し

ブロンプトンと湘南暮らし〜素朴な港町、大磯

愛好家が多い 折りたたみ自転車ブロンプトン。 2台購入して 一緒に旅を楽しむ夫婦も多いらしい。 うちも旦那さん用に 2台目を買ってしまった。 江ノ島から大磯まで 二人で走ることにした。 どこまでも続く海辺の道と 光る水平線。 波間に浮かぶサーファーたち。 太陽が眩しい。 にぎやかなサザンビーチを過ぎて 大磯が近づくにつれ 海の色は深くなり 空気が澄んでくる。 誰もいない静かな浜辺。 どこか素朴で 穏やかな空気に満ちた港町。 大磯港で朝水揚げされた 天然魚の刺身