再訪したいとっておき秘湯セレクション2~グレートトラバース3の秘湯
グレートトラバース3 日本三百名山全山人力踏破、見てますか!2018年1月から始まった田中陽希さんの冒険旅もすでに3年目に入りました。
田中陽希さんは、この3月末に船形連峰から下山されて、JR新庄駅でのFacebook投稿が最後となっています。
公式ページによれば、『今後予想される新型コロナウイルスの影響の中、活動を応援してくださっています皆様の不安とご心配を考慮し、各SNSでの配信を一時的に中止させていただきます。』とのことなので寂しい限りですが、慌てず急がずこれからも健康と安全にはくれぐれも気を付けて欲しいと思います。
さてグレートトラバース3の旅でも、各地の秘湯でリフレッシュ、エネルギー充填されています。いずれも、私も再訪してみたい名湯・秘湯です。把握できた分だけシェアします。
1.みくりが池温泉(2018年9月25日)
日本最高所温泉のみくりが池温泉に入湯です!
雨で停滞中の田中陽希さんがみくりの温泉に入りに来てくだいました。数日前からStaffの間でも「田中さん立山そろそろだよねー」なんて話をしていたので、来られた時はみんなテンションアップ↗↗↗ 写真も気さくに対応してくださいました。
2.中房温泉(2018年10月25日)
燕山荘に宿泊の翌日、燕岳と餓鬼岳の二座を登頂ののち下山して中房温泉で宿泊。中房温泉は36の源泉に恵まれた素晴らしい秘湯である。ところで陽季さんは、燕岳~餓鬼岳の帰途、東沢乗越で、迂闊でポンコツなカップル登山者に出会い、コイツらは遭難して山の方々に迷惑をかけかねないと嘆く。温泉は楽しめただろうか。
3.白骨温泉(泡の湯)(2018年11月2日)
北アルプスの名峰巡りを終え、上高地から乗鞍岳に向かう途中に立ち寄った模様だ。宿のブログに、日帰り湯に来て呉れたとの記載あり(この日の宿泊はさらに進んで乗鞍高原、こっちも温泉だ。)。わざわざ白骨温泉で泡の湯旅館をチョイスするなんて、やはり秘湯のエキスパートに違いない!
4.小谷温泉(2019年4月19日)
2泊3日での山スキーによる縦走。快晴の中、妙高と火打の二座を登頂されたあと、小谷温泉へ。山田旅館に宿泊されたのでしょうか。
5.扉温泉桧の湯(2019年5月20日)
扉温泉桧の湯に「グレートトラバース3」と「田中陽希」のサイン。日付は2019年5月20日。5月16日に159座目となる群馬・長野県境の荒船山から佐久を経て、18日に160座目の美ヶ原で山荘に一泊し、翌19日に美ヶ原から鉢伏山を経て20日、下山途中の朝一番でこの「桧の湯」に立ち寄ったらしい。ちなみにその後松本城に立ち寄っている。
6.本沢温泉(2019年6月1日)
三日にわたる八ヶ岳縦走の下山時に立ち寄られた模様。
7.三条の湯(2019年8月26日)
大菩薩峠越えから丹波山村に降りると次は200座目の雲取山、東京都最高峰だ。この日、三条小屋に宿泊されて三条の湯を楽しむ。
8.日光澤温泉(2019年9月22日)
奥鬼怒秘湯で台風の影響による3日間の停滞。しかし停滞した場所が良かった。日光澤温泉の湯は堪能できたと思う。温泉犬サンボとツーショット。
9.赤湯温泉(2019年10月18日)
苗場山登山の途中で、赤湯温泉山口館を再訪です。温泉とうまいコメが最高です!
10.玉梨温泉(2019年12月23日)
陽希さん、飯豊連峰を攻めあぐねて福島県の只見川沿いを移動中、玉梨温泉に立ち寄りです。
この頃、陽希さんは計画通りに進まないことがストレスになって落ち込んでおられたようです。このあたりは名湯の宝庫で、共同湯で気分転換です。
その後、年明け後、1月下旬~2月初旬の休養を経てプロジェクト再開、那須連山を踏破したのち、懸案だった飯豊連峰も無事こなしておられます。そして3月末には、蔵王を経由して船形山へ。下山して新庄市へ向かう途中には有名な銀山温泉があるので、ここにも立ち寄られたのでしょうか。
こうしてみると、田中陽希氏のグレートトラバース・シリーズは数々の名湯秘湯を網羅した旅でもあることがわかりますね。『全国秘湯名湯 徒歩の旅』というサブタイトルでもよいのかもしれないです。頑張れ陽希!