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ブロンプトンでどこまでも

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#ブロンプトン改造

ブロンプトンのススメ~ブロンプトンの選び方

1975年にロンドンで誕生したブロンプトン。優れた携帯性、高い走行性能、そして機能美にあふれたデザインが都会派サイクリストの支持を得て、今や世界的なブランドに成長しました。その折り畳みメカニズムの完成度は芸術的ともいえる域に達していると思います。 注目のフォールディングバイク(折り畳み自転車)ブロンプトンにあなたも乗ってみませんか。 ブロンプトンはハンドル形状や変速機の違いでいくつかのバリエーションモデルがあるので、どのブロンプトンが自分の用途に合っているのか知っておきた

ブロンプトン改造その8 M6L-Xに新型Mハンドル装着

2016年モデルのブロンプトンM6L-X(三号機)を新型Mハンドルに換装した。 写真上から、2017モデル以降の新型Mハンドル、旧Mハンドル黒、Sハンドル黒。旧M黒は初号機(M3R)に、S黒は弐号機(S2E)に導入済だ。 旧Mハンドルと比べると。 新ハンドルは曲げ角度が浅く、高さが27ミリほど短い。旧Mハンドルに比べてハンドル周りの剛性が高くなっているようで、ハンドルが前ほどしならずキビキビとした乗り心地となる。 2017以降のMタイプでは、ハンドルがローライズとなっ

ブロンプトン改造その6 2011モデルS2Eに新型シフター・新型ブレーキ

レース用二号機(S2Eチタン)でもアップグレードが進行中である。 2011年購入の二号機は、BWCや富士ヒルなどのレースのみならず、一号機のバックアップとして秘湯日帰りや桃買い出しや北アルプス超えなどいろいろなシーンで活躍してきた。 こちらもほぼ10年が経過して、ケーブル系が傷んできた。特に旧モデルシフターはアウターとのつなぎ部分が弱点のようだ。 アウターケーブルの先端ソケット部分が破断し、アウターの針金がむき出しになって具合の悪い状態になってきた。そろそろシフトケーブ

ブロンプトン改造その5 リアキャリアのススメ

一号機(M3Lブラックエディション風)にリアキャリアを取り付けた。 Nitto製のリアキャリア(黒)だ。上質なクロモリチューブ使用。純正(アルミ製)に比べて重いが、耐久性に優れていると評判が良い。確かに、見るからに堅牢そうである。また、日東製品特有の表面仕上げが渋い。 これで桃を箱ごと運べるようになる。 [仕様] 素材:クロモリ 重量:870g 固定用のボルト類付属 転がしたい人はEazy Wheel rollersに交換するとよい。リアキャリアのアドバンテージの一つ

ブロンプトン改造その4 理想的なギア比を求めて

今日は少々マニアックな話である。ブロンプトンの理想的なギア比について語ることにしたい。 ブロンプトンのギア比は標準セッティングで以下の通りとなっている。(ペダル一回転で進む距離。単位:メートル) いずれも良く考えられていると思う。但し、ブロンプトンの基本セッティングは、あくまでも本国イギリスの地形(比較的フラット)とイギリス人の体力(男女ともに屈強である)を標準として設定されたものだ。 実際に日本で乗ってみると、地理的条件(多くの場所に坂がある)と日本人の平均的な体力の

ブロンプトン改造その3 新型シフター

初号機(2008モデルM3L)のブラックエディション化を進めている。以下ブラックエディション・パーツをすでに装着済である。 1.ハンドルバー(黒) 2.チェーンリング・クランクセット(44T)(黒) 3.シートポスト(黒) 4.左右ペダル(黒) 5.軽量フロントホイール(黒) 6.BWRハブ(黒)のリアホイール(黒) ~~~~~ 先日、近所へ買い物に行った際、初号機(M3L)の旧型シフターとシフターケーブルの接続部分が経年劣化でずいぶんと傷んでいるのを発見した。 よく

ブロンプトン改造その2 トーケンチタンBB TK868 TBT

私はブロンプトン・ワールドチャンピオンシップ(BWC)に過去4回出場している。成績の方は聞かないでほしいが。今年も参加することを切望していたのだが、この新型コロナ禍で残念ながらイベント自体が中止となった。 BWCにはいつもレース専用機の二号機(S2E半分チタン)で出場することにしている。昨年のBWC2019には足回り性能向上のためにトーケンのチタンボトムブラケットを投入することにした。高性能化の例としてご紹介しておくことにしたい。 二号機のボトムブラケット(BB)は元々超

ブロンプトンアクセサリーその2 Schwalbe One TAN ウォール タイヤ

2019年の限定モデル CHPT3 V2に装着されていたスキンサイドのタイヤである。タイヤサイズは16×1.35。最近再び日本市場でも出回るようになってきたようだ。 昨年BWC Finalへ行ったときロンドンのジャンクションで購入してきた。 S2E raw lacquer (二号機) にSCHWALBE ONE クラシックスキンタイヤを装着して走ってきた。太めのスリックタイヤで、速いわりに乗り心地も悪くない。 ちなみに、S2E(2速)の現在のギア構成はチェーンリング56

ブロンプトン改造その1 BWRハブ

Brompton M3L black (初号機) のブラックエディション化を進めている。 2008年3月購入。近所のスーパーへの買い物から山奥の秘湯探訪まで、道路的にはフツーの舗装道から林道・登山道・雪道・道なき道までオールラウンドにこなすブロンプトン主力機として長年活躍してきた。 BBをタンゲに変更して耐久性を向上させ、ブレーキも新型に交換して標高差1,500m以上のダウンヒルも問題なし。 元々は2008年モデルM3Lなので随分とパーツを取り換えてきた。 OEからの変