マガジンのカバー画像

ブロンプトンでどこまでも

102
ブロンプトンのいろいろな楽しみ方をシェアしましょう。
運営しているクリエイター

#自転車で登山

ブロンプトンのススメ~ブロンプトンの選び方

1975年にロンドンで誕生したブロンプトン。優れた携帯性、高い走行性能、そして機能美にあふれたデザインが都会派サイクリストの支持を得て、今や世界的なブランドに成長しました。その折り畳みメカニズムの完成度は芸術的ともいえる域に達していると思います。 注目のフォールディングバイク(折り畳み自転車)ブロンプトンにあなたも乗ってみませんか。 ブロンプトンはハンドル形状や変速機の違いでいくつかのバリエーションモデルがあるので、どのブロンプトンが自分の用途に合っているのか知っておきた

ブロンプトンで谷川岳一ノ倉沢

谷川岳は群馬と新潟の県境にある三国山脈の山である。日本百名山のひとつでもあり、年間4万人を越える登山者が訪れる人気の山だ。その谷川岳の東麓に位置する一ノ倉沢は、何万年もの歳月をかけて造り出された氷河の巨大な爪痕であり、その険しさから剱岳・穂高岳の岩場とともに日本三大岩場の一つに数えられ、ロッククライミングの聖地となっている。 危険個所の多い岩場と天候が急変しやすいことも相まって登山事故が多発しており、遭難者数世界一という宜しくない記録でギネスブックにも登録されている「魔の山

ブロンプトンで箱根の山を登ってきた。

ブロンプトンで登山。箱根の山に登ってきた。秘湯にもいってきた。 [走行データ] ルート 箱根湯本駅→姥子温泉秀明館→芦ノ湖、旧東海道経由→箱根湯本駅 距離 往路14.67 km 復路21.15 km 計35.82 km 使用機材 M6L-X(チェーンリングは今回のみ44Tの山仕様) 早朝、箱根湯本駅からスタート、箱根の山をブロンプトンで登っていく。 宮ノ下までノンストップで走行。富士屋ホテルの前で水分補給休憩をとる。 どんどん行きます。底倉温泉の橋を渡る。 予報より

八丁湯2

八丁湯に着いた。 鬼怒川は暴れ川で奥鬼怒上流部もしばしば川筋を変えてきた。1902年(明治35年)の豪雨で日光澤温泉が流出した際、鬼怒川本流が南に移動したため北側に河原ができると、そこに温泉が湧出しているのが発見された。それが今ある八丁湯だ。1929年(昭和4年)、鈴木富次郎氏が国有林を借地し、この地に「八丁湯」として温泉宿を開いた。 予想外に荒れた林道で手間取ったので、スケジュールはかなりビハインドしている。宿の御主人にご挨拶して500円を支払って、急いで名物の露天風呂

横向温泉 中の湯旅館

ある年のゴールデンウィーク初日、たまには超レアな感じの秘湯に行きたいなと思った。夏のヒルクライムレースに備えて、標高差500メートルから1000メートルぐらい坂を登ってトレーニングもしておきたい。 そうだ横向温泉に行こう。 伝承によれば横向温泉は、11世紀末、八幡太郎義家一行が奥羽征伐の際、弓で目を射られた白蛇が岩の割れ目から湧き出る湯で傷を癒しているのを見つけたのが起源と言われる。或いは別の古文書によると1661年に発見されたとの話もある。名称については、一説によれば女

八丁湯

夏も終わろうとしている頃、奥鬼怒にある『八丁湯』へ行ってきた。 奥鬼怒温泉郷は関東平野の北端部に位置する。鬼怒川源流の谷合いにある。一般車通行止めの奥鬼怒スーパー林道の先に、日光澤温泉・八丁湯・加仁湯・手白沢温泉の四湯がある。 八丁湯の発見は江戸時代の天保年間とされ、最も古い湯とされるが、湯治場としては、嘉永年間(1852年)に日光澤温泉がまず開かれ、その後、日光澤から「八丁」の距離があることで八丁湯と名付けられたという説がある。 しっかりとした宿が建てられて温泉郷が形成