過度なアファーマティブアクションで行き着く未来予想図

先日の文学賞関連の話題に限らず、アメリカなどでは人種間の教育などの機会均等を促進するために学生数に対する有色人種の占める比率にも配慮が昨今はなされているようです。

それと同時に先日、国別の平均知能指数なるものも発表されましたが、その結果は記事ごとに少しブレがあったりするのですが、日本が1位、2位に台湾、3位を香港とするものが多いようです。韓国を2位とした記事もありました。

そこでアメリカの教育における機会均等施策に話を戻すと、実はこれは黒人やヒスパニックの学生の比率を人口構成比率に近づけようとする意図が透けて見えるのですが、一方でアイビーリーグのような伝統的な名門大学は、実は学費もそこそこお高いという現実もあります。その分、かの国では教育ローンも発達していますがね。

そんなさまざまな配慮がなされているアメリカのハイソな名門大学では現在、そんな配慮の結果として何が起きているか? 

どうやら中国系とインド系の学生の比率がかなり増加しているのだそうです。

前述した知能指数から見てもわかるように、テスト結果による成績ではアジアとインド系はそもそも優秀、そこへ両国とも富裕層が増えていて財力もあるので、そんな学費は屁でもないということから、増加の一途なのだそうです。

孟母三遷の教えではないですけど、古来よりアジアの親は子供の教育も一種の将来への投資と考える風潮があることも、そこには影響している気もしますしね。

そういうわけで、アメリカではおそらく近い将来、「ワスプのエリート層」なんてものが、絶滅危惧種になるのではないかと思います。

しかし、各種スポーツ関連団体でも相変わらずトップを占める白人層が、アジア人が勝ち始めるたびにルール改正やら、レギュレーション変更を打ち出すのは、今や恒例とも言えるパターンな反応ですが、人種的な傾向のある骨格や体格とは違い、教育現場での脳みその出来に対して、どうやったら白人層に有利となる下駄の履かせ方があるのやら? そろそろ、スポーツやエンタメ、政治に限らず、自分たちがマイノリティーな存在となる日が近いことにいつ彼らは気づくのでしょうか?

https://www.rosei.jp/readers/article/51458#:~:text=%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%9A%84%E3%81%AA%E8%A6%81%E5%9B%A0%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B,%E3%82%92%E8%A8%AD%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82


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