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大山肇HJ Beans Brothers通信 VOL.43●ニューオリンズドラマー列伝 其の一編 2003/11/27

★友達である板前G君がニューオリンズから日本へ帰国した。
空港へ出迎えにいったが 彼の姿がない。待つこと約2時間
あずき色のスーツの下に薄ピンクのジャージを着た 純度200%
カタギでない男を発見した。荷物検査にひっかかりVIPで別室
にていろいろ。包丁10本スーツケースが山場だったと、、、
1本づつ使い方を説明した、、、東京で4軒はしご した後に
汽車で実家の大阪へ ドロ酔いのまま去っていきました。

★今回より独断でピックアップする ニューオリンズドラマー
列伝を始めさせていただきたく 早漏。
流石 ドラマーズタウンと呼ばれるだけのことはあり1920年代
あたりから現在まで 数え切れない程の偉大な太鼓師が輩出さ
れている。小出ししていくので、興味があったら自力でチェキ
ラゥしておくれ。

・Raymond Weber(レイモンド ウェヴァー)
この土地のストリートビーツをドラムセットで表現することに
関して彼はピカイチであーる。サックスのチャールズ・ネヴィ
ルの娘であるシャーメイン・ネヴィルのアルバムのほとんどを
彼がプレイしてますが、特に 『Queen of the Mardi Gras』を
お勧めします。他にはシャーメインの楽団で共に活躍している
レジーおじさん(sax)率いる Reggie Houston'sEarth Island
Band 『Urgin' For The Virgin』 酒場での録音だから空気が
伝わってくるぜよ。飲め! ちなみに僕は下戸でコーラ好き!

・Shannon Powell (シャノン パウウェル)
40歳前なのになんという腰の据わりよう、、、殿堂であるプリ
ザベイションホールという小屋で10代の頃から70歳過ぎの人間
国宝のようなおじいちゃん達とプレイし、古き良きノーリンズ
ジャズの伝統をしっかりと受け継いでいる。
Kermit Ruffins (tp) 『World On A String』
Leroy Jones (tp) 『Props For Pops』
2人ともにサッチモ魂の継承者であり 暖かい。
Davell Crawford(org) 『The B-3 & Me』
チャーチ出身のオルガンとテナーとタイコのトリオ。

★紹介した2人の名前は日本にはあまり届いてはいませんが、
街では5本指に入るツワモノです。
彼らこそがノーリンズのミュージシャンズ ミュージシャンな
のです。 じゃ またね。

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