2024/04/09の日記

午前中は雨風が強く、このままなら今日は一日家にいようと思っていたが、雨が上がったので出かけることにした。朝ごはんはハムと目玉焼きで、なんか良い感じだった。

ジムに行く車中のラジオでフジファブリックの「TEENAGER」がかかって、テンションが上がった。懐かしい。

昔は男性の裸体を美しいと感じることは全然なかった、というかむしろ気持ち悪いと感じていた気がする。昨日YouTubeで、中国のコスプレイベントでSPY x FAMILYのアーニャのコスプレイヤーの行列の中に、一人だけ筋肉質な男性が混ざっている、という動画を観た。たしかに逞しく発達した上腕の筋肉。服を着るだけならだれでもできるが、筋肉をつけるのはそうはいかない、と思った。

筋トレを終えてモスバーガーを食べながらTwitter（X）を見ていたら、ぼくの昨日の日記と通ずる内容の名言があって感動した。

チャペックが「園芸を始めると世界の見え方が変わる、雨が降ってもただ降っているのではない。庭に降っているのだ」って書いてるんだけど、これはほんとうに名言だと思ってる
これは「なぜ教養が人生を豊かにするか」が語られてると思うんですよね。知ってると別の何かが楽しくなることがある

— まくるめ (@MAMAAAAU) April 9, 2024

「自分の庭」なのが大事だと思う。自分の庭には何が植わっているか、自分はわかっていて、その植物にとってこの雨が、この気温がどう影響するのか、そこに具体的に考えが及ぶことが重要だ。

先日のサイゼミで題材にした『訂正可能性の哲学』のなかで、ローティの「リベラル・アイロニスト」概念の紹介があった。「リベラル・アイロニスト」とは、正義や平等といった信念に基づいてではなく、目の前の人間への共感に基づいて行動する人である、というような定義だったと記憶している。

その場合も同じで、個別具体の人間を思い浮かべることが重要だと思う。差別やそのほかの社会的な問題について考えるとき、それを悲しむ友人が具体的に思い浮かぶことが重要だと思う。それこそがこの「雨」の感触だ。

スーパーで適当なマグロのサクと白ワイン、明日用のえびを買った。カルパッチョにしてみようかなと思ったのだが、帰ったら祖母が肉じゃがを作っていたので延期されました。

あとはゲームして風呂入ってゲームしてるのを見てたりしたら一日が終わった。

「Buckshot Roulette」という新作ゲームが300円だったので買って遊んだ。グラフィックと音声の出来が良くて、かなり面白かった。体験価値が高いタイプのゲームで、こういうのはいくら説明しても意味がない。欲を言えば、もっと死にたかった。あまり死なずにわりと早くクリアできてしまった。

おやすみなさい。