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クアラルンプールでついにウルトラマンリブットと邂逅♪まだまだ出てくるウルトラグッズ!

クアラルンプールでウルトラマングッズを探す旅の最終回です。今回はこれまでに、お伝えしきれなかったアパレル製品やブロック玩具についてご紹介します。オタクはついにマレーシア発のウルトラ戦士、ウルトラマンリブットと邂逅します!

狂喜乱舞のアパレルフロア

そごうクアラルンプール店でマレーシアメーカーのソフビ人形を手に入れたオタク。お会計を済ませて、エスカレーターに乗りましたが、ふと気がつきました。「現地メーカーの生活雑貨もあるのではないか?」。

柄も多数確認!

アパレルフロアに降ります。予想的中です。ものすごい品数のウルトラマンのアパレルが目に飛び込んできました!店員さんが子どもの年齢ごとのサイズを教えてくれましたが、自分のために買うとはいいだせず、あたかも親戚の子どものお土産…といった雰囲気で選んでいきます。

クアラルンプールで出会ったウルトラマンリブット

ウルトラマン、セブン、ティガ、ダイナ、さらにはゼットまでいます。さて、どれを買おうかな…あっ!リブットがいるではないですか!ついにマレーシアの地でウルトラマンリブットとで会うことができました。

ウルトラマンリブットの誕生は2014年。マレーシアの幼児向け教育番組「ウピンとイピン」に登場したのがすべてのはじまりです。アジア市場にあわせ「ローカライズ」された新作。これは無限の可能性を秘めています。子どもの多い新興国市場で、その国の土地の言葉で作品をつくる。それによって円谷は各国の経済発展のエネルギーの恩恵を受けることが可能となるのです。

残念ながらその後各国で展開…とはいかなかったようですが、円谷プロは2025年には中国・ASEANでローカライズした劇場作品を公開するもくろみのようです。期待が高まります。

ブロック玩具は何故か教育に良い印象

2024年、中国ではウルトラマンのブロック玩具が異様なほどの人気をみせています。こちらのバルタン星人は、現在のブームより数年前の商品です。1200円程度ですが、大量に売れ残っていました。

パッケージを観察すると、版権シールが2種類貼られています。下部にある赤と黄のシールは中国向けの版権を得ていることを証明しています。また、上部にある銀のホログラムのシールは、ASEANを含むグローバル向けの版権を意味していると思われます。

なぜ2種の版権シールがついているのか。おそらく、これは中国市場の商品を、円谷の許可のもと、正規のルートでASEAN市場に輸入したーことを示しているのでないかと思われます。赤と黄のシールに、あとから銀のシールが追加され、堂々とマレーシアまでやってきたバルタン星人。感慨もひとしおです。

パチもまた文化の一端か

最後になりますが、今回の探索では非常に多様なウルトラマングッズと出会うことができました。悪辣なパチ、牧歌的なパチ、ユーエム社の版権製品、中国市場向け円谷版権製品、日本仕様のバンダイ製品… さらにはお菓子も、アパレルも。

想像以上に楽しませていただけたのも、ひとえに現地の子どもたちのおかげです。マレーシアのウルトラマンを愛する子どもたちに感謝の意を表して、このシリーズの末尾とさせていただきます。ありがとうございました。

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