ブロードラインの猫への副作用 -嘔吐の理由を解説
ブロードラインは皮膚に垂らして使用するスポットタイプのお薬ですので、錠剤などの経口薬を苦手とする猫には嬉しく、飼い主さんには便利で人気が高まっています。
ブロードラインの副作用
オールインワンタイプで便利なお薬ですが、副作用は他のお薬と比べてみても多くはありませんので安心して使用して頂けます。
副作用として、皮膚炎、過敏症、毛の変色があります。
経口薬でなく、首の後に垂らして使用するお薬ならではの副作用と言えるでしょう。
愛猫が痒そうにしていると思ったら、獣医師に相談してください。
毛の変色については、薬が毛に付着することで変色する場合があります。
しかし時間の経過と共に、色は本来の色に戻ると思いますので経過を観察してください。
猫ちゃんが、ブロードラインを舐めてしまった場合には、よだれが出続けるケースがあります。
どの程度の量を舐めてしまったのかで、対応が変わります。
少量でしたら、時間の経過と共に収まると思いますが、大量に舐めてしまった場合は獣医師に相談し指示を頂いてください。
ブロードラインで嘔吐がある理由
ブロードラインだけでなく、昔からあるフロントラインでもスポットタイプのお薬を使用した後に見られる副作用で、最も多い症状が「嘔吐」です。
愛猫の体質にあっていない場合に、体が拒絶反応をおこして吐いてしまうケースがあります。
ブロードラインを投薬後、毎回嘔吐するようであれば獣医師に相談してお薬を他の物に変更してもらう方が良いかもしれません。
体重によって、投薬するサイズの異なるブロードラインですが、投薬量を間違うと「嘔吐」する場合があります。また、体調の悪い時に投薬してしまい「嘔吐」を引き起こす場合もあります。
用法用量のチェック、愛猫の体調のチェックをしてから投薬しましょう。副作用の症状を発見した場合は、メモを取り、心配であれば獣医師に相談しましょう。
瞳孔拡張の症状
まれに、瞳孔拡張が起きるケースがあります。瞳孔が開きっぱなしになるので、飼い主さんは心配だとは思いますが、2日から3日で元に戻ると思います。
ただ時間が経過しても、瞳孔が戻らない!という場合は、他の病気が原因かも知れませんので獣医師に相談してください。
ブロードラインだけでなく、どんなお薬も用法用量を守らなければ危険です。使用説明を良く把握し、適切に使用してください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?