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WEリーグ4年目を楽しむ~ジェフ千葉レディース編

WEリーグの振り返りも4クラブが終わり、あと8クラブ。
今回はジェフ千葉レディースのホームゲームについて振り返ってみる。ジェフLというと最近練習試合の見学したばかり。


スタジアム

メインでフクダ電子アリーナ、そのフクアリが使えない時はゼットエーオリプリスタジアム(市原臨海競技場)を使用。冬の高校サッカー選手権でフクアリを使用している時はゼットエーオリプリスタジアムで開催。
蘇我駅構内も階段にジェフィが描かれてたり改札の外もジェフづくし。さすがホームタウン&親会社(JR東日本)と思うわけで。

改札にジェフィ兄弟
駅がジェフ
ロータリーにもジェフィ兄弟

フクアリはJR蘇我駅西口から10~15分で行ける。途中にはジェフのマンホールや街路樹の脇には黄色い風車が設置してあったりで全力でジェフ推し。

ジェフマンホール

スタジアムの周辺は広いスペースがあり、トップチームの試合では喜作さんがソーセージ盛りを販売している。レディースの試合でもやってほしい。
信号渡って少し左に行った所にオシムさんの銅像が立っている。試合の時とは違い慈しむような表情で選手を温かい目で見ているかのよう。

フクアリに来るサポを出迎えてくれる

場内のOゲートにはオシムさんのOにちなんでだと思うが「オシムゲート」と命名。彼の偉業を語り継いでいる。位置はホームゴール裏になる為、残念ながら来シーズンのレディースの試合では開放されず。

サッカー指導者というより偉大な哲学者だと思う

メインスタンドをはじめ全ての席は嵩があるので、どこの席でも観やすい。
全面屋根があり、仙台のユアスタと同様に前方でなければ雨天でも雨具は不要だろう。2階席なら豪雨や強風以外は凌げる。

全方位屋根はありがたい

コンコース内では福有神社なるものが建立(と言っていいのか?)されている。賽銭箱もあり移動式らしい。御利益は多分ある・・・かもしれない?

かつてのモオノキを思い出した(失礼)

ゼットエーオリプリスタはJR五井駅から歩いて約30分かかる。試合開催日には臨時バスが出ていると思うが、レンタル自転車もあるのでサイクリングもまた良し。
メインスタンドのみの使用のようで上段下段共に開放。下段の席の行き方はやや初見殺しめいていて、スペランカーなら一度やられるレベル。ホーム側の端の方に階段があり、そこから降りていかないとアウェイ下段の席にはたどり着けない。

何とか下段に降りられた

蘇我の隣の本千葉には亥鼻城があり、近くに郷土博物館もある。

スタジアムグルメ

主に出店しているのは喜作さんで、他に場内にキッチンカーが入ってたりしている。
喜作さんではカレーにから揚げを「トッピング」してささやかな贅沢を味わった。焼きそばなどもありリーズナブルな値段で財布にやさしい。

から揚げは別売りで5個入り

初年度にはトップチームではおなじみのサマナラさんも出店。ナンカレーを求めて行列ができていた。相手サポも割と並んでいた。また出店していただきたい。

ナンカレーは正義

他にも支援施設での出店ではポップコーンやアイスなどがお手頃価格で食べられる。スタグルを食した後のデザートにちょうどいい。
ゼットオーオリプリスタでは豊倉園さんの焼きそば&ミニフランクセットとコーンポタージュ、そして選手が販売・配膳してくれる数量限定のおしるこを購入。1月の寒い中でしっかり温まった。
この日は選手が配膳という事で行列ができていた。

選手たちと打ち合わせ中

マスコット

トップチームと同じくジェフィとユニティ兄弟。2番を付けて口の横が膨らんでいるのがジェフィ、ジェフィより小柄で9番を付けて顔が丸いのがユニティ。かつて柏との試合の前座のPK対決で首がもげるのを目撃したことがある。すぐに首を戻して事なきを得た(得てない)。
他にも白犬のみなちゃんなるものもいるらしい。こちらはまだ目撃したことはない。

こちらはユニティ
左がジェフィ、右がユニティ

席種について

23-24シーズンはメインスタンドのみで同一価格。旗などはホーム・アウェイ共々メインスタンド端になる。ゴール裏は開けていなかった。
24‐25シーズンも継続のようだが、小学生以下は無料で家族連れには助かる。

グッズやイベント

グッズはあまり多い印象はない。初年度のグッズショップはトップチームの物しか見つけられなかった。
22-23シーズンにはガチャをはじめシークレットパッケージのアクリルカードやクッションキーホルダーなどがあった。このシーズンではマッチデープログラムとは別にジェフLの紹介冊子を配布していて、アクリルカードと紹介冊子の選手が共に大澤選手でワンペア状態。
この紹介冊子も試合ごとに違う選手の紹介で手作り感がまたいい。ちなみに制作は今田選手。

似顔絵がまた味がある

1000円くじもあり一度引いてみた。その時はジェフィの靴下をゲット。

同じ県内の女子フットサルチームのバルドラール浦安ラス・ボニータスの選手たちが来場。チームの紹介とキックボウリングの運営のお手伝いをされていた。
実際にキックボウリングに挑戦してみたがストライクもスペアも取れず・・・

意外と難しい

8/2~10に北海道・網走市で夏季キャンプを行っている。そのキャンプ地である網走市の物産展も開催されていた。網走市の案内の冊子をフクアリに遊びに来たウィーナが配布してたり、アスパラガスやスコーンの販売や網走の流氷の展示などが行われてた。
スコーンをおみやげで購入。程よい塩味がおいしい。

生流氷を展示

スタジアム内にあるのヒントを基に4つの文字を合わせて答えを出す謎解き企画も開催。選手にちなんだヒントがメインスタンドコンコース内にあちこちにちりばめられていて、答えをマッチデープログラムに記載して受付に行くとささやかな景品がもらえる。

こんな感じのヒントです

22-23シーズンのホーム最終戦後には選手たちがハイタッチでお見送りが行われた。(23‐24シーズン最終節でも実施された模様)

24-25シーズンについて

来シーズンへ向けての一番の驚きは昨シーズンに在籍していたGKが全員退団したことだろうか。清水選手、大熊選手、米沢選手が抜けて、大宮Vから望月選手、ブラジル籍のニコレッチ選手が加入。あとはユースの選手で回していくのではと思う。
フィールドプレイヤーも数名退団があったが、主力選手は大体残留している。監督はカスティージョ監督に替わったが、昨シーズンはヘッドコーチでチームを見ていたので既に選手の特徴は掴んでいるかと思う。どれだけ監督の色を出していくのか興味深い。INAC神戸のジョルディ・フェロン監督と同じスペイン籍の監督だが、カスティージョ監督がWEリーグに新しい風を吹かしてくれると面白い。
個人的にWEリーグ初の外国籍GKのニコレッチ選手に出番があるかどうか、そして山口選手の献身的な守備とSB起用はあるのか、大澤選手がどれだけ得点に絡み代表復帰なるかという事に注目したい。

フクアリに行ってみた動画は以下。

ジェフLというと歴史のあるクラブで千葉県の女子サッカーの盟主と言っても過言ではない。タイトルにはなかなか届いていないが、昨シーズンにホームで見た2試合は相手の良さを消し勝利を収めた見応えのある試合だった。上位を狙えるチームになればリーグもなお面白くなるはず。

毎回JR船橋駅から蘇我まで行く総武線快速は助かるけど、如何せん本数が少なくタイミングのいい時間に来ない。スポンサーなんだからもうちょっと増やしてほしいなぁと勝手な思いを吐露してみる。

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