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105分間の死闘〜ジェフ千葉レディースvsINAC神戸レオネッサ

また滞ったけど、何とか最終節前に更新。
金曜日に浦和がアジアの頂点に立ったのを見届けて、土曜はJリーグだけど通院や体調を考慮して見送り。そして日曜日(5/12)は今シーズン初のフクダ電子アリーナ、ジェフ千葉レディースvsINAC神戸レオネッサの試合を観に行ってきた。
今シーズンはフクアリの照明工事もありフクアリの使用は年明け以降となった。時間によっては乗換え1回で済んで天候に不安があっても屋根のあるフクアリは結構ありがたい。


のんびりフクアリ

乗換え1回でフクアリに行けるとは言ったものの、時間帯によるもので、ほとんどは千葉での乗換えが多い。千葉より先に行く総武線快速は限られている。フクアリの開場時間もキックオフの1時間半前でこの日は11時半開場。乗換え1回だと蘇我到着は開場の約1時間前。歩きも思うようにいかないので、のんびり行ってスタジアムに早めに着いてまたのんびり待機することにした。

蘇我駅内はジェフ一色。改札にもジェフィ兄弟のぬいぐるみが飾られている。

改札にもジェフィ

駅を出て階段を降りるとおなじみのオブジェ。これを見るとジェフのホームに来たと実感する。

秋田犬がお出迎え

15分足らずでフクアリに到着。
信号を渡ってやや左側に向かうとオシム爺さんの銅像が設置されている。表情はとても穏やかで眼差しは温かい。この先も遠い空の上から日本サッカーを見守ってくれるのだろう。
フクアリに来た際には是非とも見に来てほしい。

結構手前にあります
とても優しそう

待機列でのんびりしていると見覚えのあるネコっぽいマスコットが・・・またもウィーナがジェフィと共にやってきた。これで何回目だろうか?

またもウィーナ

開場時にポテトチップスをいただいた。網走限定のものらしい。
この日はジェフLのキャンプ地という縁で網走の物産展などが行われていた。網走のブースではアスパラガスやおつまみなどを販売。ここではスコーンを購入した。こちらは濃すぎない程よい味わい。
他にも網走の流氷が展示されていた。

ひんやり

ジェフィがブースを訪れたりウィーナが網走市観光の冊子を配る場面があったり。

お手伝い
ジェフィが何か買ってる?

クイズラリー

入口でもらえるマッチデープログラムにクイズラリーのコーナーがあって、場内にあるヒントを見つけて答えを出すというもの。試合前のイベントとして体験型で楽しめる。
最初のヒントは福有神社のそばにあった。

一つ目

ちなみに福有神社とはスタジアムのコンコース内にある社というか神棚。かつてのジェフのチームショップを想像したのは自分だけだろうか?

こじんまりとした神社

二つ目のヒントはキッチンカーの近くの壁にあった。

二つ目

三つ目のヒントはメインコンコースのホーム側端の方にあった。

三つ目

最後のヒントは子供たちが遊べるキッズパークのエリア。

ラストヒント

この4つのヒントから導き出せる4文字を答えると景品(ちょっとしたジェフグッズ)がもらえる。ヒントさえ分かれば答えは簡単。勘のいい人なら途中で気付いたかと思う。
少し記憶があいまいなので3つ目と4つ目のヒントの場所は逆かもしれない。

今回のスタグル

この日はお腹の調子から抑えめ。それでも食べたくなるのがスタグル。
対戦相手のI神戸にちなんでえんとつ町飯店さんの神戸牛入りコロッケを購入。サクサクのホクッ、ニク〜という感じでヨシ。当たり前にウマイ。
デザートにアイス。オリーブの樹さんで販売しているアイスからストロベリーアイスを選択。甘過ぎずしっとりとしてウマイ。お腹の調子といいつつ食べてしまった・・・
クッキーはおみやげで購入。こちらもウマイです。

コロッケ、サクサク

欲を言えばサマナラさんのナンカレーが食べたい。以前は大宮アルディージャVENTUS戦で出店してたけど、あまり出さないのだろうか・・・

試合開始

練習開始時にジェフLの選手がサインボールの投げ入れを実施。隣に来た子供たちに渡ればいいなと思ったけど、残念ながらそこには飛ばず。
13時過ぎにキックオフ。
この試合のジェフLは5バックを採用。スタメンの山口選手はこの試合ではFWからSBに起用。ただSBというより実際はサイドで3バックにもなり、相手のI神戸とミラーゲームを仕掛けられる変則5バックといえる。
一方のI神戸は登録では4バックだが実質は守屋選手がサイド、土光選手、三宅選手、そして竹重選手の3バックだと思う。右の守屋選手、左の北川選手の両翼はかなりの脅威。
そうなると山口選手と北川選手が対峙する訳で、バチバチのマッチアップが見られた。山口選手は余裕があるうちは飛び込まず味方が来るまで遅らせることで対応。

主にディレイで対応

千葉LのCBにはサンプソン選手を起用。サンプソン選手というと、仙台L戦にて売店でのお手伝いでの一幕を思い出す。
恐らく初スタメンで田中選手とのバトルが面白かった。時折田中選手を深追いする場面があったけど、大きなミスはなくこなしてたと思う。

身体能力高そう

前半のATで大澤選手が先制点。そしてトップチームに倣いジェフ三唱。お見事でした。

ジェフ!ジェフ!ジェフ!

後半、I神戸は高瀬選手を投入し攻撃に厚みをつける。得点女王経験者が2トップを組むのも相手からしたら厄介だ。
エンドが変わったことで守屋選手の攻撃参加を間近で観戦。その守屋選手はいつもと比べてちょっとキレを欠いていた印象。やはり負けられないというプレッシャーがあったのかもしれないが、ジェフLの守備が集中していたことが大きいと思う。

小川選手のタックルが効いた

後半半ばでジェフLの選手がハンドを取られてPKに。これを高瀬選手が決めて同点。試合は振り出しに。しかし以降のジェフLは守備では粘り強く抑え追加点を許さない。
試合が動いたのは試合終盤。鴨川選手のクロスのようなシュートがGK山下選手の頭を超えゴール。思わず目を見張ってしまった。

見事なゴール

鴨川選手もジェフ三唱でサポーターに応える。

ジェフ三唱ふたたび

2-1でジェフLリードで迎えるアディショナルタイムは13分。守る側のジェフLにとってはあまりにも長い。
I神戸のセットプレーでは山下選手も攻撃参加。リードを許すことが少ないチームだけに、これは滅多に見られない貴重な場面だと思う。

珍しい光景かも

猛攻をしのぎ残り長い追加時間を守り切ったジェフLが勝利。選手タスクをしっかりこなした結果だろう。
そしてその瞬間、浦和レッズレディースの優勝が決まった。

試合後の雑感など

前半2分、後半13分のAT含めて105分間、まさに死闘だった。交代枠もジェフLは5人(脳震盪疑い含む)、I神戸は4人と使い、とにかく激しく先や読めない試合だった。それだけに竹重選手や小林選手のケガや脳震盪疑いでの退場は残念。でも試合の面白さは伝わった。
I神戸は首位の浦女を追い、もう負けどころか引き分けも厳しい状態。先にも書いたが、そんなプレッシャーもあったかと思う。それに対してジェフLはやる事を整理して各選手が役割を全うしたという印象があった。何よりも勝利への執念を感じ取れた。その辺の気迫はI神戸を上回ったと思う。

試合後はトップチームでもお馴染みの前転、そしてラインダンスでサポーターと喜びを分かち合う。選手もサポーターにとってもたまらない時間だろう。

スタッフも加わる

WEリーグでは20節終了時では3強と新潟が得失点がプラスであとはマイナスと偏ったリーグになっている。正直なところ、もう少しカオスなリーグになると更に気が抜けなくて面白いと思う。そういう意味では新潟は健闘したと思う。
それにしても浦女を止めるクラブは出てくるのだろうか?

この後はジェフのトップチームのアウェイ甲府戦のパブリックビューイングを開催。こちらは疲れが出てきたので帰宅。帰りに出遅れて総武線直通電車に乗れなかったのは別の話。


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