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最後の試合〜大宮アルディージャVENTUSvsINAC神戸レオネッサ

昨年の11/11に開幕した3シーズン目のWEリーグも早いものでもう最終節に入る。
この日(5/25)はJリーグの方で等々力で柏vs川崎があるが体調を考慮してしばらく遠征はお休み。一番の注目の浦和レッズレディースvs日テレベレーザを見に駒場行きを計画していたものの、前回駒場に行ったのものの帰宅後に体調を崩して倒れてしまった事からこちらも断念。近くはないが比較的行き易いナクスタの大宮アルディージャVENTUSvsINAC神戸レオネッサの観戦と失礼ながらやや消去法のような決め方で選んでしまった。
ただこの選択がある意味お導きのようになるとは、その時は知る由もなかった。


衝撃的な知らせ

試合の2日前(5/23)に大宮Vの公式より続々と退団のお知らせが入ってきた。大宮Vの創設から活躍されていた望月選手や有吉選手など主力選手達の契約満了による退団。吉谷選手と田嶋選手、そしてサメちゃんこと鮫島選手の引退という衝撃的な知らせが入ってきた。ここまで選手が抜けて来季の大宮Vは大丈夫かという思いよりもサメちゃんが辞めてしまうショックが大きかった。来季も当たり前にプレーしているだろうという思い込みもあった。
彼女の最後の対戦相手は前所属のI神戸。これも何かの巡り合わせなのかもしれない。

試合毎に行われるファンサービスで座右の銘を記入してくれた坂井選手と吉谷選手もクラブを離れてしまうというのも寂しく思う。
なかなか思うようにいかない手足のリハビリも、坂井選手の「不可能を可能にする」という言葉に励まされた。出来なくなったことが増えて心折れそうな時こそ吉谷選手の「ワラウッテダイジ」の言葉が活きてくる。
坂井選手は待っているであろう新天地で、吉谷選手は次のステージで頑張ってください。

こちらを励みにします

他にも上辻選手、柴山選手も退団となった。少なくとも7人は来シーズンはいない訳で、世代交代なのか人件費の問題か分からないがチームは大きく変わってしまう可能性がある。
I神戸も選手の入れ替わりはあるはず。最終節とはチームの現状メンバーで戦える最後の試合。しっかり見届けたいという思った。

ナクスタにて

いつもより少し早く家を出たつもりだったが、ナクスタに着いた時は長蛇の列。ちょっと甘かったか・・・そんな事もあり、選手のファンサービスの整理券はゲットならず。
この日はサンクスデーとしてイベントたくさん。スタンプラリーも開催されていてグッズ購入などでスタンプが押されて4つ埋まるとガラポン抽選会に参加できる。

売店ではサメちゃんのグッズは既に無くなっており人気の程がうかがえる。色紙やマッチデーボンフィンキーホルダー、応援ネームタオルを購入。応援ネームタオルは期待を込めてNo.25の村上選手にした。来シーズンはレギュラー取れるように。
人気の選手チェキも買ってみた。すぐには開封せず帰宅後に開封することにした。
スピードくじDXもやってみたものの結果は3等。ちょっとコレというものが無かったが、今シーズンで途中移籍したスタンボー華選手の番号(No.21)のタオルマフラーを選択した。次の21番は誰が引き継ぐのか?
そうしているうちに来シーズンのユニフォームのお披露目で選手が登場。モデルは西澤選手と中村選手。UnderArmerらしく体にフィットしたユニフォーム。トークでは西澤選手が涙する場面もあり、この日が今シーズンのメンバーで戦える最後である事を実感する。

決まってる

今回のチケットはVENTUSシートでアルディ&ミーヤと選手2人分のミニクッション、選手のサイン入り写真が付いてくる。選手のクッションはNo.15林選手とNo.23久保選手。写真はNo.31中村選手だった。久保選手のクッションはお世話になっている方に譲渡。逆にお土産をいただいてしまいありがたい限り。

スタグルも購入しスタンプが埋まったのでガラポンに参加。ここでは佐藤選手と上田選手がお手伝い。
ここでも出たのは3等。迷った末に長嶋選手のA4の選手のイベント参加の紹介に使用したパネルのようなものを選択。この日もCBでスタメンの選手だ。
それから席に戻りやっとお昼時間。

サイン入り

ホームゴール裏のコンコース内には選手たちのサンクスメッセージを貼り付けていた。一人ひとり感謝や共闘の言葉であふれている。

監督から
背番号1~3
背番号4~6
背番号7~13
背番号14~16
背番号17~23
背番号24~26
背番号27~29
背番号30~33

今回のスタグル

ちょっと出遅れたのでかなり並ぶことになったが、肉という気分だったので宮木牧場さんへ。肉たっぷりの坂井選手と井上選手のコラボメニュー・イノ妻弁当は良さげだったけど完売。結局大宮ステーキ丼にした。
商品受け渡しには甲斐選手がお手伝い。丁寧に渡していただきました。
話が前後したが、その後にガラポンに回った為に弁当が寄ってしまい見た目が悪くなってしまった。アルディとミーヤがプリントされているチーズが付いているのだが、せっかくのプリントが台無しに・・・

崩れても旨い

箸が使えないので念の為フォークを用意してきた。おかげでおいしく食べられる。肉は柔らかく噛めば噛むほど肉の旨味が口に広がる。ベジタリアンには申し訳ないが、やはり肉は正義だ。
今シーズンのWEリーグを締めくくるにはうってつけのメニューだったかも。

最後の試合

食事中にピッチ内練習が始まる。このメンバーのサッカーが見られるのもこれで最後なんだなぁとしみじみ思った。そして最後の選手紹介。退団する選手の中では望月選手、有吉選手、上辻選手がスタメンで坂井選手はベンチ。引退する選手ではサメちゃんスタメン、田嶋選手はベンチだった。
久保選手、大島選手はケガの模様。特に大島選手は切り札として期待していたのだが。

ケガで欠場の選手のユニフォーム

試合はI神戸のペースで進む。I神戸は守屋選手の欠場で竹重選手が右SBに入り、大宮Vの左SBのサメちゃんと対峙。身長差を感じるマッチアップで、杉澤選手との連携で竹重選手に対抗。大宮Vの右は有吉選手と仲田選手で北川選手を迎え撃つ。

どちらも引かず

地力に勝るI神戸が前半34分にGKの位置を見た愛川選手のペナルティエリア外からのシュートが決まり先制。その後も田中選手がしっかり決めて追加点。
I神戸は成宮選手が要所要所に現れて北川選手がサイドでいいアクセントとして試合に絡んでいる印象。右SBの竹重選手はぎこちないながらも敵陣深くまで切り込む場面があった。サイズがあるだけに突破を図る姿は迫力があり、サメちゃんとはいい勝負を演じていた。
後半は大宮も巻き返しを図るもののI神戸の前になかなかシュートまで行けず。大宮Vは全体的に固くなってるかなと見えたが、守備の面ではI神戸の攻撃を抑えていた。
田嶋選手は後半途中に交代出場でラストを飾った。同時に船木選手も交代出場。ケガは癒えたようだ。坂井選手は終盤に交代出場し田中選手のマークを務めた。
I神戸は連敗をストップ。大宮Vは有終の美とはいかなかったが、最後まで足を止めず戦い切った。

とうとう試合終了

最終戦セレモニーへ

ついに終わっちゃったな、試合終了のホイッスルをそんな気持ちで聞いていた。I神戸のCKの直前に鳴ったので割とあっけない感じではあったが。
それからしばらくして最終戦セレモニーが行われた。社長、柳田監督、キャプテンの乗松選手と続けて挨拶が行われた。
その後は引退セレモニーとして田嶋選手、吉谷選手、そしてサメちゃんと引退の挨拶と花束贈呈が行われた。3人ともそれぞれの道での活躍を期待します。

セレモニーにて

その後はメインスタンドから反時計回りでぐるりと1周。アウェイゴール裏では残ったI神戸サポーターが前に所属していたサメちゃんに対して、横断幕を掲げてここまでの現役生活を労うという粋な計らいを見せてくれた。

段幕で労う

ホームゴール裏ではサポーターも集めて全員で写真撮影。昨シーズンに続いて今シーズンラストでもやります。

こんな感じです

写真撮影後は最後のイベント、選手のお見送りが残ってる。ここであわてて帰ってはもったいない。惜しいのは選手が3ヶ所に分散されることだけど、敷地の関係上仕方がない。
人波についていく形で動いていると・・・選手の先頭にサメちゃん!
本人を目の前にして引退の寂しさよりも舞い上がりが勝って変なテンションなってしまった。
それはさておき、最後にひとことあいさつが出来て本当によかった。あとに続く選手たちにもお疲れ様でしたと声を掛けながらハイタッチしてスタジアムを背にした。

また来シーズン

I神戸は増矢選手が引退。ケガで出場のないまま引退と残念。でもゴール裏にはしっかり段幕が掲示されていた。
2期連続で優勝を逃しただけに来期に向けて大型補強も考えられる。北川選手の獲得は大きかったが、やはりイトキンさんの浦和移籍は痛手だったと思う。

帰宅後にチェキを開けてみたら、サメちゃんが出てホッとした。あとは宮木牧場さんでスタグルを渡してくれた甲斐選手のサイン入り、そして長嶋選手。色紙も長嶋選手、ユニフォームのガチャも長嶋選手とここまで出るか?という位の引き。
後日、長嶋選手まで契約満了というお知らせに更に驚いてしまった。

新天地でも活躍を期待したい

今回は他にもクッションやタオルマフラーなど戦利品たくさん。今シーズン最後ということもあり買い過ぎた。収入もそんなに無いので以降は控えねば。

戦利品たくさん

あっという間の2023−24シーズン。最後は昨シーズンと同じくナクスタだったけど、多くの選手が離れる事もあり終了後の侘しさは全然違った。来シーズンの大宮Vはどんなチームになっているのだろう?若手中心になるだろうが、期待と不安が入り混じる。

今シーズンは途中病気で倒れた事もあり全スタジアム制覇はならず。ユアスタや広島の新スタジアム・ピースウイングも行ってみたかった。見る試合も偏り気味になってしまい、ちふれASエルフェン埼玉、ノジマステラ神奈川相模原、サンフレッチェ広島レジーナは1試合しか生観戦できてなかったのが残念。でもヨドスタでのセレ女の初陣やチバレミの海外挑戦の見送り、今回の最終節といろんな場面に出会えて楽しめた。
病状が落ち着いたら来シーズンもまたあちこちとスタジアムにお邪魔したい。

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