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圧巻の緑〜日テレベレーザvs大宮アルディージャVENTUS

WEリーグ開催の4/27、世間ではGWの始まり。リーグも早いものでもう17節になる。
駒場での浦和レッズレディースvsサンフレッチェ広島レジーナもあったが、今節は西が丘の試合を選択。浦女の試合は魅力的だが西が丘のピッチの近さやベレーザの伸び盛りの若手、大宮Vの立て直しも気になる。
しかし2日前に確認した西が丘の天気は雨。どうしたものか・・・


試合当日~入場

雨の予報だった27日が、試合当日の12時頃の降水確率は20%まで下がっていた。油断はできないがポンチョはいらないだろう。
4/18のナクスタの時も雨か雨かとビビっていたが、結局傘不要で助かっているので、今月の自分は晴れ男なのかもしれない。
今回はゆっくりと本蓮沼へ。それでも一般入場前には西が丘に到着。時期的にも当然だが桜の木はすっかり緑に染まっていた。
Dゲート付近の広場でリヴェルンがすごろくのようなものをしていたようで大きいさいころを振っていたようだ。

帽子なしバージョン

やがて入場時間になり一般入場列が流れ出す。入場時にはマッチデープログラムと共にグミと顔体用の拭取りシートをいただいた。拭取りシートはこれから暑くなるだけにありがたい。

いつもありがとうございます

席は前方の席を確保。全体を見渡すのには向いていないが、臨場感を体験できる。特にサイドの攻防やデュエルの迫力を満喫できる。

スタグルなどの買い物

一旦場外に出て広場を回ってみた。
グッズでは通算100ゴール達成記念のキーホルダー、あと前に岩清水選手のサイン入りを当てたことでまた当たらないかとチェキを購入してみた。帰宅してから開けてみたら注目選手の一人の山本選手のサイン入りが出た。何だか引きが強い。

今回のスタグルはいろいろ気になっていたが、体調とまだ手がうまく動かず箸が使えず左手での食事となる。国や地域によっては叱られそうな状態だ。焼きそばやBBQ、ステーキ丼といったメニューは食べたいと思いながらもパス。ヘルシーなカレーということで今回もmahanaさんのカレーのお世話になった。消去法のように書いているが、決してそんなことはなく常に選択肢に入っている。
席に戻って食べるわけだが本当に旨い。入院中から今も続く味気ない食事と比べるのも何だか申し訳ないが、そんな食事が多い中でこのひと時の解放感は格別だ。

間違いのない味

練習開始

ベレーザの選手が出てきて隅で軽く運動を始める。これを見てるだけでもなかなか楽しい。目の前をダッシュしたり体を伸ばしたり各々選手たちは試合に備えている。気合は十分伝わる。

準備運動をする選手たち

GKが入場、それからフィールドプレイヤーがピッチ練習を開始する。
今回はベレーザ側でシュート練習よりもライン際でのDFの練習をずっと見てた。スタメンの村松選手、坂部選手、池上選手がコーチの投げてくるボールをヘッドで返す。特に高さのある池上選手のヘッドは頼もしく感じる。そんな様子を見入ってしまった。そのせいか気が付けば練習終了。リヴェルンが大宮Vの選手やスタッフがロッカールームに戻るのを見送っていて、いつの間にか板橋区長のあいさつが始まった。(この試合は板橋区民観戦デー)
この時はまだ圧巻のゴールショーになると知る術もなかった・・・

空中戦も死角なし

試合開始

キックオフ後は大宮Vが攻勢に出て仲田選手のGKの位置を見て浮かし気味のシュートでゴールを狙うも、ベレーザGK野田選手が阻む。
次第にベレーザが流れをつかみ、攻撃時には程よい距離感でパスを回しピッチを広く使いゴールへ迫る。守備時はボールホルダーをサイドに追い込み複数で奪いロングボールには3バックがそれぞれで対応。坂部選手は積極的なカバーが光った。まさに攻めるような守備で対応が速い。
前半24分にあおばこと藤野選手のゴールを皮切りに神谷選手、北村選手がゴールを決めて3‐0で折り返す。

コースを突いた見事なゴール

前半バックスタンドでは右サイドの山本選手のデュエルが目の前で楽しめる。今回は仲田選手や鮫島選手とのマッチアップがメイン。左サイドの常盤木コンビは大宮Vの強みだが、山本選手は勝るとも劣らない活躍。ベレーザの試合での見どころの一つだ。

サイドの攻防が面白い

ハーフタイムにはBONNY DANCE SCHOOLの生徒たちとSK.DANCE STUDIOの方々のダンスパフォーマンス。皆さん見事なものです。

後半はベレーザ、大宮V共に2枚替え。同じ交代でも意味合いが違った。
後半もあおばがゴールを決め、更にその後に交代出場した土方選手もゴール。その後はあおばがハットトリック、土方選手が2点目を決めて7‐0と大宮Vを圧倒。

終わってみればワンサイドゲーム

あおばはハットトリックのみならず守備においても貢献。後半出場の大宮V・大島選手へのパスに対して後から反応したあおばが大島選手を追い抜いてボールを奪う場面には驚嘆。大島選手もかなり速い方だけにあおばの身体能力にも改めて驚かされた。

試合後のお楽しみ

ベレーザは選手交代で消耗を抑える交代ができた一方、大宮Vにとっては打つ手なしとなった印象。今日の試合では打開が困難だったと思う。
ベレーザーの選手が場内を一周しゴール裏と喜びを分かち合った後はサイン会がはじまる。
約10分程ではあるが子供も大人も最前列で賑わっていた。メインやバック、ゴール裏と選手たちが対応。毎試合実施とのことで、お疲れのところとてもありがたい。
今回は成長株の坂部選手、野田選手、今シーズン途中からラブリッジ名古屋から加入で今節もゴールを決めた神谷選手からいただきました。

盛況でした

ベレーザはこの試合では7得点だったが、昨シーズンはエルフェン相手に9得点、2019年(当時はなでしこリーグ1部)では日体大FIELDS横浜相手に11-0というのもあった。この試合もまさにハマった試合だったのかもしれないが、選手達の個の力の戦術が成熟されつつあるのを実感した試合でもあった。
果たして最終節の浦和レッズレディース相手にどこまでこのサッカーが貫けるか気になると同時に楽しみでもあるところ。それまでに優勝が決まってなければ盛り上がりが期待できるのではないだろうか。

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