試合終盤のドラマ〜ジェフ千葉レディースvsセレッソ大阪ヤンマーレディース(カップ戦)
WEリーグカップ第2節も土日の開催で、土曜は4試合、日曜は1試合の開催となった。ちょうど土日ともJ1リーグの開催はなし。ならば問題なく行けるということで日曜のフクアリのジェフLvsセレ女を見に行くことにした。
土曜は西が丘でのベレーザvs長野Lを見に行きたかったが、リーグ開幕に行くことは決まっているので今回は見送り。元気が足りなかった。
フクアリへ
フクアリに行くのはいつものパターンで、東武野田線からの船橋から内房線直通の総武線快速を使う。ただし乗り換えの待ち時間や到着が開場時間よりずっと早かったりと上手くは行かないもの。
蘇我駅に着いて改札を出て正面右側にあるフリーペーパー置場から「JEF PRESS」を一部いただく。ジェフのフリーペーパーで、フクアリに来た際に待ち時間がある時など結構重宝する。しかも今回はレディース特集だ。
駅からフクアリへの道は曲がり角が一切なく真っ直ぐに向かう。信号が3つあり駅からすぐ近くという訳では無いが、日立台に比べたらずっと近い。
道の途中にはジェフィ絡みのオブジェなどを目にする。
フクアリではゲートがあり、上にいるジェフィがお出迎え。後ろから見るとしっかりとゲートにつかまっていた。
オシム爺さんに挨拶を済ませ待機列へと向かう。
待機列は日差しがあり暑い・・・
フクアリ内にて
16:30になり入場開始。真ん中の席の最前列にしようかと思ったが、ベンチでライン際が見切れるので少し後ろの席にした。
席確保後にグッズショップの方に行ってみた。ジェフL初かもしれないアクリルスタンドのガチャがあり既に行列ができていた。
一人4回までとの事で回してみたらニコレッチ選手(1つ)と城和選手が2つとダブってしまった。親切なジェフサポの方に同じくダブった藤代選手と交換していただいた。その後また見てみたらまだ残っていたのと行列もなかったのでもう一度やってみた。ジェフィはでなかった。
選手ごとのタオルマフラーについてはまだ販売してなかった。
今回もピッチ練習時のサインボールの投げ込みあり。こちらはそう簡単に取れるものではない。
その後コンコースでサイン会があるので行ってみた。藤代選手と井上選手がファンサ対応との事で、誰でも参加できることから結構な行列ができていた。
藤代選手にはアクスタにサインを入れていただいた。商品化したアクスタを見るのは初めてらしくて「え〜」との声。小さいのにしっかり記載。井上選手のアクスタは出なかったので色紙にいただいた。
写真撮影は妨げにならなければOKとの事。
まだまだ列が続いているので、お礼を述べて席に戻る。17:30開始でキックオフ30分前という事もあるので、その辺は気を付けたい。
アンケートも積極的に行っていた。まだ文字をうまく書けないので〇を付けるのと口頭で答えさせてもらった。のちの社長の挨拶にもあったが昨シーズンの観客数ワーストだった事の対応のようだ。
時間が掛かってしまう中、お手数おかけしました。
今回のスタグル
この試合では3店舗が出店。
今回はmattari-yahさんのキーマカレーを購入。個人的にキーマカレーというとドライカレーっぽいイメージだったが、ひき肉メインのカレーをキーマカレーというらしい。
それはさておき、味はしっかりでも強過ぎない辛さのカレー。酢漬けのトマトなどがアクセントとして味を際立たせる。サラサラのルーで好みのカレーだった。
同じ店舗のジャマイカ定食もおいしそうだ。
試合開始
試合前にジェフLの社長がご挨拶。トップチームだけでなくレディースにもファミリーとして注力していくことを明言。トップチームに注力する為レディースチームを持たないとしたレイソルと正反対だ。
セレ女はU20ワールドカップで米田選手と白垣選手が欠場。2人とも守備の選手でやや守備に不安が出るのではと思った。
ジェフLは大澤選手、山口選手、小川選手に鴨川選手とアジリティや技術の高い選手を前線に揃えており、他クラブにはかなり厄介。ただ昨シーズンはセレ女にダブルを食らっており相性は良くないように見えた。
その予想に反して前半はジェフLが支配する展開に。今期のジェフLは1対1でも強度が増して連携も上がってる印象だった。
前半中頃にジェフLがPKを得て大澤選手が蹴るもセレ女GKの山下選手がしっかり読み切りキャッチ。この場面に限らず山下選手の好守が光った。
後半にはセレ女もいいところまでは行くものの点には至らず。ジェフLは相手が大きく展開する前にチェックし、これが効いてる気がした。ただ山下選手をはじめセレ女の選手の奮闘でなかなか点が遠い。ATに入る前にゴール前の混戦からサイドでフリーになった矢形選手のシュートが味方に当たりセレ女が先制。全体的に劣勢だったセレ女が終盤に先制したことで千葉にとっての相性問題かと思ってしまった。それが間違いだと知るのはAT後。
再びセレ女がゴールと思いきやオフサイド。その後のプレーでゴール前でのこぼれ球に素早く反応した小川選手が起死回生のゴラッソ。ジェフサポの湧き具合ったらない。山下選手は目の前の選手がブラインドになりノーチャンスだったかと。
そして1-1のドロー決着。諦めなければ何か起こる事もある。
ジェフLがボールを持つ場面が多く優位に進めたように見えたけど、セレ女も脇坂選手中心にボール奪取やポケットを突く動きなど鋭いところは多々あったと思う。田中選手、百濃選手、筒井選手といった力のある選手はいるけど、脇坂選手が累積で抜けた時に誰が引っ張っていくのかが気になった。
集客について
前述の試合前の社長の挨拶で昨シーズンの観客動員数でリーグワーストだった件に触れていて、この試合もホーム初戦にもかかわらず670人と4桁いかず苦しい状態。
アンケートを受けた時はそこまで気にしていなかった。恐らくトップチームでもレディースについてのアンケートはしていると思う。
前日のトップチームではフクアリに10000人以上入ったのに、翌日のレディースはどうしてと思ってしまう。逆にそれだけの集客のポテンシャルがあるはず。
浦女はともかくセレ女、大宮Vはファミリーという感覚でトップチームのサポーターも巻き込んでいる印象だった。大宮Vはトップチームと併せたスタンプサービスとか実施しているが、これも何かヒントになるのではないだろうか。
ジェフの応援番組を見ていてもレディースはほとんど取り上げられていなかった。チバテレでは月1の15分番組で時間的にも厳しいかもしれないが。
試合前のファンサなど力を入れつつあるのも分かる。大澤選手や鴨川選手といった代表クラスのタレントも揃っている。試合も面白かった。スタジアムも駅からは道一本で屋根付きと条件は悪くないのだから、多くのトップチームのサポーターや地域の人達に興味を持ってもらえればチャンスはあると思う。
これはジェフLのみならずWEリーグ全てのクラブの問題でもあるが、素人がいくら考えても仕方がない。行ける時は行ってみよう。楽しいと思えるから行くんだ。
帰りは電車の本数が少なくなってのんびりとした帰宅となった。のんびりしながらいち個人、しかもマーケティングについてはド素人の自分が集客についてなんとなく考えてみた。
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