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お腹の調子と秋の空

こんばんは、ブリタニーです。

フィトテラピーという言葉をご存知ですか?
日本語にすると、植物療法と呼ばれている古来からある民間療法です。
日本だとおばあちゃんの知恵袋みたいな感じ。
冬至の日にゆず湯に入るみたいに、季節や旬を大切にしながら、植物や自然の力を使って自己治癒力を高めましょうという考え方です。

今日はフィトテラピーの考えに基づいた秋と便秘の関係性についてお話を。

秋は乾燥の季節ですよね。
乾燥と聞くと喉や皮膚の乾燥を思い浮かべると思うのですが、実は外気に触れる場所は全て乾燥をするそう。
つまり、口や鼻から入ってきた外気が気管支を通って体内に届き、胃腸も乾燥するんですって。

胃腸が乾燥すると何が起きるか。

便秘なんです。

ちょっと想像してみてくださいね。
潤いが足りない場所で作られたものはきっとカサカサしてますよね。
便がカサカサしているということは、便秘気味の仕上がりになっちゃうはず。
だから秋は便秘気味の人が増えるとか。

さて、そんな乾燥の季節ならではの便秘に何をすべきか。
まずは乾燥を和らげるために、白湯やお水を意識的に飲むこと。
食事では、スープやお味噌汁など水気のあるものを毎食食べるのもいいと思います。
お出汁で煮た野菜の煮物やレタスのサラダなど、水分量が多い食事もインナードライの解消になるそう。

そして、便秘に有効な食べ物と言えば、ごぼう。
食事で取り入れてもいいのですが、香ばしいごぼう茶もおすすめ。
飲みやすいし、食事にも合います。
最近はちょっとこだわり系のスーパーでもごぼう茶の取り扱いがあったりして、比較的手に入れやすいと思います。

ちょっと注意してほしいことは、お腹が弱い方は、ドラッグストアで売っている「スッキリ茶」とか「すらり茶」みたいな名前の付いたごぼう茶のブレンドティーは控えた方がいいかもしれません。
変に効きすぎて下痢になる可能性があります。(ハイ、私のことです。)

最近急に涼しくなったこともあって、少し体調の変化を感じている方も多いと思います。
そして、その体調の変化は、実はお腹の調子から来るものだったりするかも。
自分を労わるには自分の体調を知ることから。

どうぞご自愛くださいね。


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