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89.04%の演技

去年は中止で行けなかったオリンピア、ついに行けましたよ!!
今年は会場(オリンピア)が使えなかったため、Excelロンドンというもう少し大きい会場での開催になりました。


会場に着いて、まずは障害飛越をちょこっと観戦。
障害はウィンザーLONGINESでも見ていたので、空いている間にと、少し見たところでショッピングコーナーへ繰り出しました。


ウィンザーホースショーと同様に、乗馬用品から鞍、サプリ、洋服など様々なお店が。
色々悩んだあげく、イギリスの乗馬女子御用達のLeMieuxのフリースパーカーを購入。
仕立てはあまりよくなかったのですが、比較的お手軽な価格だったし、イギリスで人気のLeMieuxを買ってみたくて!

そして、いよいよ夕方のプログラムが開始です!!
自分のiPhoneでも動画を撮っていたのですが、YouTubeの方がみなさん見やすいと思うので、YouTubeに動画があったものはそちらのリンクを載せていきますね。


まずはドッグアジリティー。
1番小さい犬のクラスだったので、パピヨンなどの小さなワンちゃんたちが、全速で駆け抜けます。
ハンドラーがハンドリングするのをイメージしながら下見をしているのも初めて見たし、そのハンドラーの動きも機敏。
巨大な馬たちが走り回る会場で、小さなワンちゃんたちが走り回るのはコントラストでより可愛く、会場は微笑ましそうに笑う声に包まれました。


そして、シェットランドポニーのレース。
シェットランドポニーに乗った子供たちが、障害レースに挑みます。
子どもたちの技術や度胸に感動!


次はサンティ・セラというホースウィスパラーによるホーストリックのような演技。
裸馬の白いアラビアン3頭と、栗毛のアラビアンが、ダンスをしたり、後脚で立ち上がったり、寝っ転がったり、その上を飛んだりしていました。
途中でボーダーコリーの相棒も出てきたりして、かわいかったです。
(アシスタントの男性がちょっと怖かった。。)

こちらはちょっと古い映像ですが。


ウィンザーでも見た騎兵隊のショーは、相変わらず最後の旗を持って走るところで、前回に引き続き、イギリス人じゃないのに愛国心をくすぐられ感動&興奮してしまいました。

こちらもちょっと古い映像。


そしていよいよ、グランプリフリースタイル!
今回の大会の1番の目当てはシャーロットとジオ!
オリンピックの馬場馬術個人で銅メダル、団体で金メダルを取ったペアの演技です!
イギリスのヒロインのシャーロットの演技を是非イギリスにいる間に見ておきたい、と、この日のチケットを申し込んだのでした。
シャーロットとジオの出番は最後で、夜10時前。なかなか遅い時間です。

それまでのライダーも見応えがありました。
素晴らしいライダーでも、速歩に駈歩が混ざってしまったり、立ち上がりそうになってしまったりというイレギュラーがあったりするところを見て、本当にギリギリを攻めて演技しているということも感じました。
また、競技中に観客がアプリから採点をすることも可能で、1人の演技が終わると公式の採点結果が発表されたあと、観客の採点結果も発表されます。
演技は素敵なのに、音楽の繋ぎがちょっと・・・というような場合は、公式の採点よりも低い点数が出がちだったように思いました。

そして、いよいよシャーロット!!
一言で言うと、別格でした。
何の不安もなく見ていられ、小柄なジオなのに華やか。
私が見ても、ミスなく全てにおいてクオリティの高い演技。
そして、脅威の89.04%!

初めて世界レベルの馬場馬術を直に見たのですが、映像で見るよりもそれぞれの違いや得意不得意がわかりやすく、とても楽しむことができました。
例えば、ピアッフェの得意な馬は、スタート直後に審判員の目の前でピアッフェ、ピルーエットが苦手な馬は、審判員から離れたところでするなどといった工夫がされていたり、ルシターノはルシターノらしい伸長速歩だったりと、今まで気づかなかったことにも気付きました。
ただ、長蹄跡側に座っていたので、ハーフパスはよく見えませんでしたが。


そして、翌日から2日間はボランティアとして参加。

その隙間に見られたのが、もう一つ見てみたかった馬車競技。
スピードを競う区間と、正確性を競う区間があり、なんでそんなに狭いところをぐるぐる回れるの?と頭の中は疑問だらけ。


そして、六段障害飛越。
最後は190センチを飛んでいました。
優勝した選手の一人は、それでも「Easyだったよ!」と。


そして、ポニーと子どもたちの障害飛越も。
スーパーポニー達は、1000万円以上することもあるそうで、子どもの成長に合わせて売買されていくそうです。
ケガをして乗れなくなってしまうことなどもあるだろうに、なかなかのビジネスです。


そして、FEIの障害飛越。
地面と同じ高さから見ていたのですが、障害の圧迫感といったら!
アリーナがとても狭く見えて、こんなタイトなコースを回る選手たち、凄すぎます。
選手の中には、さすがに狭すぎる!と不満を漏らしていた人もいるようですが、これでも普段のオリンピアよりは広いらしい。


中学生くらいの時に乗馬ライフで見たオリンピア。
こんなイベントに行けたらいいのにな~、と、叶わない夢として考えていました。
まさか自分がその場に行けるなんて、そして、ボランティアまでできるなんて。

世界のトップ選手を目の当たりにして、こんな機会、もう無いかもしれない!この姿を目に焼き付けなければ!と必死に見ていました。

ボランティアでは、目の前を選手や馬が通りすぎ、こっそりBBCのカメラにも移りこんだり。

本当に、一生忘れられない思い出になりました。
ロンドンに来られて、良かった!!