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安心と安全の違いから平和を考えてみました

平和ってなんだろう?

平和ってなんだろうって、時々意識的に考えるようにしている。特に8月は・・・戦争の記録を検証する記事や番組だったり、原爆や戦争体験記だったり、そういうものを意識的に見て読んで考えるようにしている。

そうしないと私はすぐに、平和の大切さや意味を忘れてしまうから。忘れて今、目の前にある課題だけを考えてしまう。疲れた1日の終わりは何も考えたくなくなる。とりあえず今日一日無事に終わって良かった〜、ってなってしまう。

平和ってなんだろう? 安全に暮らせること? 

だけど聞いたことがある。安全って、壁をつくることですよ。敵が入って来ないように壁をつくることが、安全なんです、って。壁をつくって安全・・・それって平和かな? 敵の侵入を防ぐ壁をつくって得た安全な暮らしは、一見、良さげだけど。余裕がない時は良さげだけど。最低限では良さげだけど。そしてそれしかできない時もあるけど・・・

壁を壊して、橋を架ける

安心って、橋をかけることなのかな。見えないものや知らないことは不安だけど、見えてるものや分かってることは結構安心。だから、橋をかけて出かけて行って、見ること知ることが大事なんだと思う。ちょっと躊躇したり面倒だったりもするけど、勇気もいるけど。

分かり得なくても知ろうとすること。偏らずに真っ直ぐ見ようとすること。歪めずにそのまんまを受け入れようとすること、大切だと思う。自分だって、分からなくても知ってほしい、偏らずに真っ直ぐ見てほしい、歪めずにそのまんまを受け入れてほしい。相手の価値観や考えで、偏った見方されたくない、歪められたくない。ましてや簡単に、良い悪いなんて評価されたくない。

壁のむこうで勝手に想像するのではなく、偏らず、歪めず、正しく知りあえたら、お互いの違いを認めあえたら、その上で対立するところは話し合って折り合いをつけていけたら。そんな世界は平和だ。きっと・・・

子供の頃は、戦争や揉め事、災害や事件事故がない、問題が何もないのが平和だと思っていた。でもそんな時代、人間の歴史上一度もないんじゃないかな。災害は当然起こるし(地球という星が生きている証拠だから)、いつもどこかで争いが起きている。

私にできることはなんだろう?

一つは過去から学ぶこと、何があったのか知ることかな。歴史の中には知恵が詰まっている。体験者の言葉には重みがある。いろんなことを教えてくれるし考えさせてくれる。

もう一つ、結局自分にできることは、目の前の出来事や人に誠実に向き合うことかな。日々私のまわりでもいろんな出来事が起こり、いろんな人たちと関わりながら暮らしてる。そんな毎日に、壁をつくるのではなく橋をかけて、今日、私が関わる人たちに誠実に、優しい気持ちで関われたらいいな〜 そうできた日は、幸せな気分になるし、なんとなく小さな平和を体験できる。

小さな平和がいっぱい集まると、おっきな平和にならないかな〜。 小さな灯がいっぱい集まって、おっきな光になるみたいに。



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