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【事務長業務実践書を作成してみる】⑦採用活動において人材紹介会社とどうつきあうか

1.対人材紹介会社対策は?

 人材紹介業者が病院運営の悩みの種であることは、上記記事でしっかり述べました。では、どう対応するのか、道はふたつです。

A案 うまくコントロールする

B案 きっぱり縁を切って、自前で仕組みで採用する

 B案は、ある程度常時採用数が見込める規模があり、かつHPの運営も自前で行える体制を有した病院グループであれば、きっぱり人材紹介業者と縁を切って、この方法に取り組めます。紹介料を職員のベースアップや設備投資に回せますから非常に健全な経営になります。
 しかし、その条件を満たさない病院では、無理に行うと逆に収益構造を悪化させてしまうことになりかねません。A案を軸に少しでもB案のエッセンスでコスト削減を図る手段にならざるをえないでしょう。

2.人材紹介会社への対策(きめごと、要請)

 人材紹介会社は明らかに「悪手」ですが、利用せざるを得ない現況では、極力合理的に人材紹介会社をコントロールするの対策が必要です。要は、病院の要件を理解させて、出来る限り便利遣いし、病院の採用担当者の業務を阻害させないことです。
その方法を以下に17箇条としてまとめました。

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