見出し画像

【R6年診療報酬改定 ベースアップ評価料】⑨賃金改善計画を進める上でのシミュレーション

 ベースアップ評価料を算定して、自医療機関の賃金改善事業を国の目標に従うかたちで実施した場合、原資(直近総賃金額の2.3%)を超えた支出になり、医療機関の持ち出しが生じることは明らかです。従って、計画においては、以下のシミュレーションが必要となります。

  • 1. ベースアップ評価料賃金改善計画 R6年度版

  • 2.ベースアップ評価料賃金改善計画 R7年度版

  • 3.ベースアップ評価料対象外職員 R6&7年度ベースアップ計画

  • 4.ベースアップ評価料賃金改善報告書 R6&7年度版

  • 5.ベースアップに伴う病院(持ち出し分)収支計画書兼実績報告書

 特に、評価のポイントを明確にしたベースアップ評価料賃金改善計画が重要になります。
 しかし、厚労省の迷走ぶりもあり、肝心の要件詳細がわかりにくい現状です。細かな点での”正解”はいまだ、続く疑義解釈を待つことになりますが、賃金改善計画のおおよその構造は現段階(2024/4/19)で見えてきましたので、単年度のベースアップ評価賃金改善計画のシミュレーションシートを作成いたしました。
1から5を網羅した、計算シートと入力ガイド、計算式例等を付したものに、持ち出しミニマムでの目標達成ノウハウを加えては4月27日公開の予定です。


さらに具体的かつ実践的なのはこちら

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?