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短期間で起業のアイデアを膨らませる

今回はとあるスタートアップハブでのイベントについて書いていきたいと思います。

1.イベント参加への経緯

11月頃、何か新しいことをやりたいと思ってあるスタートアップハブによく通っていた時期でした。
まだその時は実際に手を動かしているのではなくひたすらワークショップだとかセミナーだとかに参加しているだけでした。
そんな頃そろそろ何か動いてみたいなと思っており、2.5日で起業アイデアを昇華するイベントを紹介されました。
主催者の人もかなり起業のイベントを推していることもあり、かなり盛り上がるだろうなと思い参加を決めました。

そのように目的もあまり定めず何かあるだろうというフットワークの軽さでした。

2.イベントの開始

参加する前は他の人のアイデアに乗っかって進めて行ければいいなと思っていました。
ただ、参加を決めたのは2週間前なので何かアイデアを決めないといけないのではないかと言う葛藤も感じていましたが、それが思い浮かばなかったのです。

しかし、その場のみんなはアイデアを自分で持ち込んでやっていくという熱い思いのある方が多く、自分でも主導したアイデアではにと成長しないなと思いその場で簡単なアイデアを考えて募ってみました。

それがかなり良い出会いになるとは露知らず・・・

3.中学生との出会い

元々僕と社会人の2人+誰かと何かを進めようと思っていました。
その場でアイデアを募り、結果とある中学生の子も同じような思いを持っていて一緒に活動することになりました。

その子は僕が今まで会った中で一番すごい中学生でした。
何がすごいかと言うと、思考能力が社会人レベルなことです。
何ならその辺の社会人より圧倒的に社会を見ていて疑問も持っていて何かを変えようと言うモチベーションが大きいのです。
もちろんそんな子なのでシンプルな学力も高すぎるのですが(少し勉強すれば東大に余裕で入れるレベル)、それ以上にその行動力も相まってポテンシャルは最強です。

ただ、やはり社会に出ていないため、理想のみで物事を語っている節はありました。その部分は僕たち社会人組で補いつつやれればなとは思ったのですが、僕がすごいなと魅了されてしまって上手くできませんでした。
今考えると、自分はその子より思考能力が劣る分、経験だったり危うい部分を実体験として伝えてそれを元に話し合いを進めるべきだなと考えました。

4.上手く進まない活動

先ほど挙げた中学生の子に魅了されてしまい、活動の方針は、その子のアイデアを昇華するためにどうすればいいのかを一番の目的としていました。
それが今思えば間違いだったのかなと思います。
決して誰かのアイデアを必死でブラッシュアップすることが間違いなのではなくて、その子が中々活動に参加できないということが一番の誤算だったためです。

どれだけポテンシャルがあろうと中学生なのでやはり親には敵わないのです。
かなり連絡手段と活動時間を制限されてしまい、活動の意思統一もできずチグハグでした。

その結果、社会人組で中学生の意思を予想して発散するということをして、本来あるべきピボットありきの考えがあまりできませんでした。

5.得られたこと

活動の進捗や最終的な成果自体はあまり胸を張って出せるものではありませんでした。
ただ、それに向けて活動をする過程で、かなり学ぶことが多かったです。

その中で一番学んだことは「理想に向かうためには山の頂点を決める」と言うことです。
今のは抽象的に言い換えたものなのですが、具体的に言うとこうです。
誰に対してどんな価値を与えてその人がどんなふうになればいいかと言うことをはじめに考える。
それが山の頂点を決めると言うことであり、逆にそれがないと逆算してどのようなことをすれば良いのかが全くわからないのです。

また、一番経験として良かったことは「会社外での活動」です。
今までは会社外では何も活動をしていなかったです。なのでそういう習慣を作れたこと自体が良かったです。

6.おわりに

何やかんやあり結論としては、活動してほんとに良かったなと思っています。

後々の課題として、しっかり行動に対して目的とか狙いを先に決める必要性もわかって良かったことしかないです。

企画自体は失敗しましたが、よく言う失敗は成功の母と言う言葉を体感できたのはアドです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
次回は「人生初めてのメイドカフェ」について綴りたいと思います。

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