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北海道インカレ意気込み_奥村

こんにちは。M2の奥村です。
5/24から開催される北海道インカレで2日目の3000mSC、3日目の5000mの2種目に出場します。

3000mSCはこれまでもいくつかの大会に出場してきました。入賞も何度かあるのですが、1年前の北海道インカレで2位、2年前の七大戦でも2位、北日本インカレで3位と、悲しいことに1位だけ取ったことがありません。今年こそは優勝を目指します。5000mでは(記憶では)一度も入賞したことがありません。今回も僕以上の実力を持つ選手がたくさんいるレースにはなると思いますが、一つでも良い順位を取れるように頑張ります。

選手として競技を続けていく中で、対校戦に出ることの重さを強く感じています。2年目の夏に初めて北海道インカレの3000mSCの正選手として選ばれたのは、そこだけ枠が空いていて、手を上げたら出してもらえたからでした。正選手として初めて出たのは1年目の駅伝でしたが、確かこれも先輩2人の怪我で急遽走ることになったからでした(昔すぎてうろ覚えですが)。しかも今だから言えますが、駅伝の前日から旅行で休む予定でした。流石に旅行の方を変更しましたが、、、

出発を2日遅らせた自転車旅。高校の同期と2週間弱かけて大阪まで。
その間みんなはホロホロ山荘に行っていた。

この頃は「速く楽しく走れたらそれでいい」と思っていたし、インカレも駅伝もただの記録会も区別して考えることはしてきませんでした。実際、自分なりに意欲的に陸上をやっていたと思います。

ただ、対校戦に出させてもらう中で、注目されることが「お得」だと思うようになってきました。下級生の頃は持たれていなかった周りからの期待感が年々大きくなってきていて、それが煩わしいこともありますが、同時にそのプレッシャーが速くなるための近道であるとも感じているからです。選んでもらっている以上、試合でも練習でも適当に走るわけにもいきません。生活習慣などにも気を遣うようになります。これを意識するようになったのは上級生になってからで、この頃から調子のむらがなく安定して走れるようになりました。好循環になると、練習がますます楽しくなります。

それにプレッシャーがある方が気持ちを大会に傾けやすいとも感じます。4年目の七大戦で2位になったときは、競技を続けてきて本当に良かったと思いました。M1で初めて5000mの正選手になったものの不甲斐ない結果に終わった後は、自分が残念でどうしうようもなく感じました。ですが、もう一度走りたいという気持ちでこの一年頑張ってこられました。僕はかなりさっぱりした性格からこれまでは大会に思い入れとかなかったので、「嬉しい」や「悔しい」と感情的になることに結構驚いています。ですが、やっぱりこれも今日まで続けてくるために必要なものだったと思います。

M1時の駅伝。この日も脚が進まず応援の声が辛かった。

自分以外の選手が速い人ばかりだと、自分が正選手で走ることのイメージができないかもしれません。それでも是非目指してみてほしいと思います。僕は選ばれたことがきっかけで競技との向き合い方が変わり、走ることをより楽しめるようになりました。同じような人がこの部にも大勢いるはずです。

最後に、今年も3000mSCと5000m、昨年と全く同じ種目に出場できること、リベンジする機会をもらえたことをありがたく思います。一生懸命走ります。応援よろしくお願いします。

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