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学校給食について

給食の提供方法には、単独調理場方式と共同調理場方式があります。

単独調理は、基本的に、学校で作ってその場で提供
共同調理は、いわゆる給食センターで作って学校に届けます。

娘は引越す前は、給食センター方式で、
引越したあとは、学校で調理したものを食べる&近隣の学校にも届ける親子方式です。
内容としては、自校調理方式のほうが充実していて、子どもの評判がよいです。
配送する場合、児童数が多いと配膳方法の難しさもあるでしょうか。弁当形式が増えているかもしれません。

しかし、多くの保護者は、自分の子どもが通っている学校のことしか知らないため、なかなか調理方式を変える動きが保護者からは生まれにくいのではないかと思います。

そして、設備が老朽化したタイミングで、センター方式に移行するパターンが多いのでしょう。

全国では、都市部のほうが単独調理の割合が高く、地方ほど共同調理の割合が高くなっています。
児童数が少ないほど、自校で調理するコストを負担できないのでしょう。
少子化でさらに進む可能性があります。

小学校は、単独調理方式が6割くらいですが、中学校では、単独調理に親子方式をあわせて4割くらいです。
ここにも、相対的に児童数が少ない中学校では、共同調理になりがちなのと、近くにある小学校で作られたものを届ける方式が採られる傾向が見られます。

それぞれにメリット、デメリットありますが、単純に経済的合理性だけで、共同調理に移行するのではなくて、子どもたちの利益、生活の質を第一に考えてほしいと思います。

子どもにとっては、ただでさえ束縛の多い学校生活の中で、給食は大きな楽しみになっています。

私が思うには、自校で調理して提供する形式の学校が増えることを切に願います。

それ以外にも、国産小麦を使用したパンや、米粉パンなどが給食で使用されています。
食糧自給率が低い日本において、地産地消の取り組みを通じて、食糧の安全保障を考えるきっかけにするのも大事ではないでしょうか。


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