謙虚と感謝の扉の先にしか本当の喜びはない

僕が好きなセラピストは
僕が会いたいなと思うセラピストは
お客の背景を想像できる人
想像しようとする人
考えようとする人
気遣うことができる人
詮索するという意味ではない

そういった気持ちは接客や施術の優しさに必ず出ると思う
それが結果的に真の人気となって表れると思うのだ
技術やスタイルやルックスはもちろん大事だが
二の次三の次でしかない

人は様々な環境の中で日々生活している
仕事、病気、体調、家族など
良いことも悪いことも
つらいことも
楽しいことも
みんな様々な事を抱えて生活している

退屈な日々を送っている人もいれば
遊ぶ時間の余裕もない人もいる
経済的に余裕でメンズエステで遊ぶ費用に困らない人もいれば
必死に小遣いを節約して通う人もいるだろう

セラピストに会うために昼食代を削ったり
ビールの本数を減らしたり
交通機関を使わず徒歩や自転車で通勤して
交通費を節約している人もいるかもしれない
借金してまでも通う人もいるだろう

だからといってお客に感謝しろと偉そうに言いたいのではないし
稼ぐことが出来ていいねと妬んでいるわけでもない

自分の知力と才覚と才能を駆使して
勝ち取った人気は自分の物なので誇りに思えばいい
いや、誇りに思うべきだ

お客の背景にどんな問題があろうが
予約して会いに行ったのであれば
それはビジネスなので気にすることはない
どう感じようがどう考えようが自由だ
でも気遣いと感謝の心は必ずお客に伝わる

男は単純でスケベだが
繊細で自尊心が強く憶病でもある

そんな自分を包んでくれて
認めてくれて
受け入れてくれる
あなたに会いに行くのだ

僕も年齢と経験を重ねなければ気付かないことがたくさんあった
若い時はちっぽけなプライドだけ一丁前で
上司のことや親のことも馬鹿にしていた時期もある
ただ自分があの頃の親の年齢になった今は感謝しかない
馬鹿にしていたあの頃の上司と自分もたいして変わらないなと思う

メンズエステ業界は小さな芸能界みたいなもので人気という実態があるのかどうかよくわからない泡沫の上で泳いでいかなければならないので
一般社会とは少し違うストレスとプレッシャーがあるので
セラピストも過酷な環境下にあるのではないかと思う

あなたのためにお金を使うこともそうだが
あなたに会いに来てくれる時間を作ってくれる尊さと
あなたを見つけてあなたに会いたいと思ってくれて
あなたのことを考えてくれて
実際にあなたに会いに来てくれる

そのめぐり逢いはメルカリ・ヤフオク・アマゾンなどのネットショップを探せば売っているわけではない

でもリピーターたちは心のカートに入れて削除しないでいてくれる

どんな仕事でも
どんな業界においても同じことだと思うが
謙虚と感謝の扉の先にしか
本当の喜びはないと思うのだ

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