お金を考えたところから人生は崩落する
こんな時間ですが、note投稿します。
今日のテーマは、頭に偏りすぎると、おかしなことになるよって話です。
先月に僕は、非常に頭重心になって、すべてを時給換算、関わる人をお金で見てしまった時期がありました。
今、思うと、わりとひどい奴なのですが、フリーランスの人たちなら共感できるところもあるはず。
「自分の市場価値っていくら?」
「どうやったら家族を守れるくらい稼げるのだろう?」
「自分を大切にしながら稼ぐにはどうしたらいい?」
言葉は違えど、フリーランスは毎日毎日この事実と向き合わされます。
会社員と違い、フリーランスは結果を出さないと生きていけません。
僕も7年間会社員をやっていたので、よくわかるのですが、
会社員は、仕事でパフォーマンスが極端に落ちても、何の売上を作らなくても、毎月同じ金額のお給料が振り込まれます。
つまり、結果を出さなくても生きていけるんですよね。
でも、フリーランスは売上をつくらんと生きていけません。
いかに崇高な理念だけを掲げていても生きていけません。
なら、どうするか?
結果を出すしかないんです。
だから、僕は計算しました。
自分の時給、案件ごとの時給、かかっているエネルギー、1日の時間の使い方。
現実と向き合う日々はつらく悲しいものでした。
そこまではよかったんですが、自分の中で、まわりのすべてをお金の価値に変換して見てしまったんです。
そしてなるべく、その価値が上がるように行動している自分がいました。
言い換えると、時給○円でおさまるように稼働して、案件を冷たくさばいている自分がいたんです。
この案件にはこのぐらいの時間しかかけない、だってそうしないと最低時給の○○円を下回るから、と。
ある意味、経営者としては正しい判断をしているのだと思います。
何回も言うようにそうしないと死んでしまうので。
だから、僕はがんばりました。
でもその結果、どうなったと思いますか?
結論として、売り上げはちょこっとだけ増えました。
一方で、さまざまな問題が生じてきたんです。
納品した記事に問題が発生して、大幅な修正が必要になったり、クライアント様との関係がギクシャクしてしまったり。
まぁ、ひとことで言うと、クライアントワーカー失格なことをたくさんやらかしてしまったのです。
※それでも関係を続けていただいているクライアント様には感謝しかありません。
で、ここでふと思ったんですよ。
なんでこんなことになってしまったのか?
それは、自分の意識がお金に囚われてしまったからなんだと。
お金はおそろしいです。
どれだけかけてきた情熱や愛も一瞬で冷めてしまう。
そんな冷徹な一面を持っているのです。
僕は知らず知らずのうちに、まわりをメリット・デメリットの価値観で見てしまっていた。
一番それをしたくないと言い続けていたのに。
だからこそ、いろんな問題が生じてきており、今はその余波にちょっとダメージを受けている、とそんなところです。
長々と書いてしまいましたが、僕はメリットデメリットの関係になるくらいなら、そんなものは全部捨てたいです。
それよりもご縁やあたたかみ、笑顔を大事にしていきたい。
はやく「稼げてないコンプレックス」から脱却せんとあかんね。
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