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見える人・・・見えない人

私は・・・ふと、思った。
 
この文章を書いているのは某喫茶店。
この店には出入口が二か所ある。
一か所はメインの出入口で、入ったらすぐに注文カウンターがある。
これが表だとすれば、もう一か所は裏で、その近くのテーブルに私は座っている。
 
ここで、文章を作成入力しているわけだが、先程から扉の自動開閉が気になる。
扉の前には通路があり、意外と人通りが多い。
入店する、しないにかかわらず、人が通るたびにセンサーが反応して扉が開く。
その頻度は1~2分に一回。結構多い。
そのうちに私は気がついてしまった。
人が扉の前にいなくても、開くことがあるのだ。
開いた瞬間、出入口をみても誰もいないのだ。
人がいなくても開く。これは故障か?と思ってみたが、人が通過したときにも普通に開くのだ。これは決して故障ではなく、他の原因があるものと思われる。
 
センサーの認識範囲は何メートルか正確には知らないが、ドアの前を人が通過したとき開くことを考えると、2~3m内と思われる。
扉が開いたということは何者かが通過、もしくは扉の前に立ったということか?
 
わからない・・・。
 
それとも、反射光にも反応するのか?
向かいのコンビニのガラスに太陽光が眩しく反射している。
 
わからない・・・。
 
実は私の職場でも同じようなことが時々ある。
誰もいないにかかわらずドアが開くことがある。
それを誤作動と簡単に片づけることは私にはできないのだ・・・。
 
 
姿が見えない何者かがいるに違いないとの妄想に駆られた。
でも、本当はどうなのだろうか?
そこに存在するはずのないものがカメラに写ることがあるという。
幸か不幸か私には経験ないが、そのような類の話はよく耳にする。
もしかして、扉のセンサーも、カメラを応用しているのかもしれない。
ならば納得できる(ここで納得してしまう自分が恐ろしい)・・・と話が妙ちくりんな方向に行ってしまったが、五月にふさわしくない異常な暑さが私の思考回路を混乱させているのかもしれない。
混乱ついでに付け加えると、逆に街ですれ違う人は全て存在する人間なのだろうか?という疑問である。
自分が住んでいる田舎町でも大勢の人を見かけることがある。この街に、こんなに人がいたっけ?と思うことがある。住民台帳で照合してみると、台帳の登録者数と歩行者数に差が生じるかもしれない。
 
なんて、勝手に開いたり閉じたりしている扉を見て思ってしまったのです。ハイ
 
2o24.5.29
 
 
 

 

私が書く文章は、自分の体験談だったり、完全な創作だったり、また、文章体も記事内容によって変わります。文法メチャメチャですので、読みづらいこともあると思いますが、お許し下さい。暇つぶし程度にお読み下さい。今後とも、よろしくお願いいたします。