長野市の思い出:序
2016年の2月、私は約15年を過ごした札幌を離れて長野市に移住した。理由は当時まだ結婚していなかった今の妻と同棲するためだった。
長野県(ながのけん)は、日本の中部地方に位置する県。県庁所在地は長野市。令制国名の信濃国にちなみ、信州とも呼ばれている。海に面していない内陸県であり、日本アルプスを始め大規模な山岳地があるため可住地面積率は低い。キャッチフレーズはしあわせ信州。
当時、私にとって長野とは、1998年の冬季オリンピックの開催地という以外に全く知らない場所であった。
結局、長野市での生活は3年半で、移住のきっかけであった同棲生活はもろもろの事情で2年で終わり、後半の1年半は一人暮らしだった。
大学卒業後、新卒として働き出した団体を一年ほどで退職し、その後数年を学生として過ごしていた私にとって、長野での生活は「社会人」としてのものでもあり、それ以外にも感慨深いことが多くあった。
離れてからもうすぐ4年になるが、未だに私の中で長野市での生活は未消化の出来事であり、ここで言語化することであるていど消化をしていきたいと思う。
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