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繋がる想い

おはようございます。
またまた投稿が開いてしまいました。
継続するって難しいですよね。でも、『継続は力なり』その言葉の通りだと思います。
そう自分に言い聞かせながら、また更新していけたらと思います。

今私は0歳児クラスの担任をしています。実はちゃんと0歳児を担当するのは今年が初めてです。
「ちゃんと」とは、今まで小規模の保育園で勤務し、食事や着脱などの生活面の援助はしてきたものの、1日を通して一緒に過ごし、その子の担当を持つ事が今までなかったのでそのような書き方をしました。

初めての0歳児クラスは戸惑うことばかりでした。半年以上経った今はそんな戸惑いもほとんど消え、日々楽しんで保育しています。

日々目まぐるしく発達していく子どもたち。この前までハイハイをしていたのに、もうつかまり立ちをして伝い歩きまで。
毎日感動で溢れていて幸せな気分になります。
少しずつ「自分で」という意志を持ち始めた子どもたち。戸外に誘うと自分の靴下を手に取り笑顔を向けてくれます。
そんな関わりの中で大切にしている事があります。

それは、『寄り添い、共感すること』です。
ここでの「寄り添い」は、自分で靴下を取りたい、という子どもの気持ちに気づきそっと見守ること。
大人が取って手渡してしまうことは簡単なことですが、せっかく芽生えた「自分で」の芽を摘んでしまうことはとっても勿体無いことだと思うのです。
お友だちの物を取ってしまうこともあるでしょう。でもそんな時も、「自分で取りたかったんだよね」の一言を添えることで子どもの気持ちは守られます。

次の「共感する」は、自分で取ったんだよ、という子どもの喜びや自信に溢れた思いを受け止め、同じ思いであることを伝えること。
「自分で取れたね、嬉しいね」「自分の靴下が分かるんだよね」「◯◯ちゃん(くん)の靴下だね、合ってるよ」と言葉を添えつつ笑顔で共感します。

こういった大人の姿を子どもはよく見ています。
そして、
「この人は自分のことを見てくれている!」
「ちゃんと分かってくれている!」
という思いから安心感や、次もやってみようという意欲に繋がっていくのです。

些細な関わりなのですが、私はこのことを大切にしながら子どもたちと関わるよう心がけています。
子どもたちが返してくれる、とびきりの笑顔が心が通った瞬間を教えてくれます。
そんな瞬間を増やしていけたらと思います。

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