はじめての人は賢い人のそれ


研修を受けた。とても学びのある内容で満足だったのだが、一番驚いたのは教えてくれた講師の人の話し方。

とにかく話す言葉がなめらか。
ここでの「なめらか」は2つの意味を含んでいる。

1つめの意味は単純に淀みがないこと。受講生からの急な質問や答えに対しても間髪いれずさらっと返す。自分の頭を整理するのがとてもうまいんだと思う。それでいてそこまで難しい言葉を使わない。つまりとてもわかりやすい。賢い人だ、と思った。本当の賢さは見せつけるもんではなく滲み出てしまうもの。

そして好きだったのは2つ目のなめらかさ。人への配慮が行き届いている。自分の意見を主張するとき「〇〇さんから見たら違うと思われてしまうかもしれませんが、私はこう思います」と言った具合で自分の意見が必ずしも正解ではないことを伝えてくれる。だから言葉にトゲがなくとってもなめらかに入ってくる。

賢い人ってかっこいい。私もああなりたい。

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