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【ライブ日記#42】太陽の塔


中学時代、技術家庭科の授業で手のひらサイズの金属板と木の板を使って何かを作るという授業があった。そこで私は太陽の塔の顔を作った。シンプルで、カッコよくて、どこか不気味なところが好きだったから。そこからメールアドレスも岡本太郎の作品にしたり、川崎にある美術館にも行ったりした。何故か分からないが、幼い頃の記憶にはたくさん太陽の塔が出てくる。(20世紀少年の影響もあるかも)

でもリアルで見たことがなかった。学生の頃大阪に行くとしたらどうしてもUSJにいってしまう。もちろん楽しいのだけれど、そこで「いや太陽の塔に行きたいんだ」と言ったら旅でいづらさを感じるだろうなと思ったので言ったことがなかった。ただ今回はどうしても行きたいと頼み、モノレールに乗って向かう。

窓から見える太陽の塔がどんどん大きくなっていくことが嬉しかった。思った以上にデカい。色も赤と白がメインで形もシンプル。なのに見たことない形をしているし多分シルエットでも分かると思う。間違いなくシンボルだ。

塔の中にも入れた。生命の樹と呼ばれる神経みたいな形をしたオブジェにたくさんの生き物が乗っかっている。昔の博物館のような不気味さがある。

当時の万博を紹介する建物もあり、その規模と盛り上がりに驚いた。こりゃ確かに行きたくなるわ。次の大阪万博はどんなものになるのかな。

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