見出し画像

肢体不自由児の指導

 みなさんおはようございます。朝星座占いを見たら6位というなんとも言えない順位でした。新しい挑戦をしようということだったので、1日のなかで何ができるか考えながら過ごしていきたいと思います。

肢体不自由のある子どもに必要な指導内容

 今日は肢体不自由児における必要な指導内容についてお話ししていきます。今日は内容が長くなりますが、お付き合いください。
①姿勢に関すること
 あらゆる運動、動作の基礎となる座位、立位などの姿勢づくりに積極的に取り組むこと。
②保有する感覚の活用に関すること。
 視覚、聴覚、触覚と併せて、姿勢の変化や筋、関節の動きなどを感じ取る固有覚や、重力や動きの速度を感じる前庭覚を活用できるように指導する。
③基礎的な概念の形成に関すること
 具体物を見る、触れる、数えるなどの活動や、実物を観察する、測るなどの体験的な活動を取り入れ、感じたことや気付いたこと、特徴などを言語化し、言葉の意味付けや言語概念、数量などの基礎的な概念の形成を的確に図る指導内容が必要である。
④表出・表現する力に関すること
 ICTやATなどを用いて、入出力装置の開発や活用を進め、子ども一人一人の障害の状態等に応じた適切な補助具や補助的手段を工夫しながら、主体的な学習活動ができるような指導内容を取り上げる必要がある。
⑤健康及び医療的なニーズへの対応に関すること
 保護者や主治医、看護師等と密接な連携を図り、関節の拘縮や変形の予防、筋力の維持、強化、呼吸や摂食機能の維持、向上などに対応するための指導内容にも断続的に取り組むことが必要である。
⑥障害の理解にかんすること
 中途障害も含め肢体不自由のある子どもの場合、障害を理解し、自己を確立し、障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服する意欲を高めるような指導内容を選択し、関連付けた指導を進めることが必要である。
 今日は肢体不自由児の指導内容についてお話ししました。次回からは病弱・身体虚弱についてお話ししていきたいと思います。
 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?