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【花様年華】(誰得?私得!)BUに登場する食べ物リストを作ってみたよ。

とにかく、題名にある通りです!
100%自分の楽しみのために書いていますが、花樣年華BUが好きな方にはぜひ、「あーこんなシーンあったな」と楽しんでいただけたら嬉しいです~。

幼年期

大事な友だちとのおやつ

ソクジン 9年10月10日
門の開く音がしたのは、パンと牛乳で空腹を満たし、ゲームをしている時だった。

『花樣年華 THE NOTES 1』

怖い大人たちに追われている友達を、助けようとしたソクジン。両親に内緒で、友達を自分の部屋に匿います。いつバレるかとハラハラしながらもどこか楽観的な子供ならではの、あの感じ。というかこのお友達は結局どうなっちゃったんだろう…(n回目)。

トンイにあげるごはん

テヒョン 10年2月28日
「もう、誰だよ」ポケットに手を入れて、ハムとトーストの入ったビニール袋を触ってみた。「ちぇっ、お母さんに内緒で残すの苦労したのに」

MAP OF THE SOUL: 7-1

ソクジン(10歳)との出会いですね。実は幼少期に出会っていた!ということが2人のその後の運命を暗示しているようにも思えます。
そしてこの時のテヒョンはまだ7歳。お母さんには「うん、おれぜんぶ食べた!おいしかった!」とか言って頑張って誤魔化したのかな。想像するだけで可愛いですね。

母さんとの最後の記憶

ホソク 10年7月23日
母は僕にチョコバーを差し出して言った。『ホソク、これから10まで数えて目を開けるのよ』

『花樣年華 THE NOTES 1』

これは…ちょっと辛いシーン。10年以上経ってもホソクの心をがんじがらめにしているこの記憶の中には、このチョコバー(スニッカーズ)が異常なくらい存在感をもって登場しているような気がします(とくにMVで)。Fake Loveでスニッカーズに埋もれていくホソクさんを思い出します…。

母さんの手作りキムパプ

テヒョン 22年7月24日
明日、近所の兄さんたちと水遊びに行くことにしたのに、母さんはキムパプを作ってくれないだろうな。

『花樣年華 THE NOTES 2』

ググテテ神回。このテヒョンのモノローグをジョングクが全て聞いたのかは分かりませんし、話を聞いてどう思ったのかも分かりません。でも、これまで自分の家庭の事情を話したがらなかったテヒョンが口を開いたことで、2人の心が深いところで共鳴し合ったはずではないかと…(なんでタイムリープしちゃうんだよぉ!花屋のバカァ!)

ナムジュン初めてのお酒

ナムジュン 18年5月2日
スーパーのおじさんがビールを一缶置くと、中に入っていった。

MAP OF THE SOUL: PERSONA-1

これは初めてナムジュンがお酒を飲んだ日。家を追い出されて絶望的な気持ちに襲われ、一人で倉庫の外に出て夜空を見上げていたところでした。
このシーンが後々、THE NOTES 2の世界線でナムジュンとソクジンの会話に出てくるんですから、伏線もいいところですよね…。

ひとりぼっちの機内食

ソクジン 12年7月21日
乗務員が運んでくれた機内食を食べている時、飛行機が揺れたせいでジュースがこぼれた。驚いてナプキンを探していると、乗務員に大丈夫かと聞かれた。チャーハンと肉がジュースまみれになった。手はベタベタして、ズボンも湿っていた。

『花樣年華 THE NOTES 1』

花樣年華の中でもかなり特異なメニュー(笑)。母親が亡くなった後、祖母のいるアメリカへ一人で向かったソクジン。父親は空港まで見送りに来ませんでした。あの運転手のおじさんが、出発の時間まで傍で一緒に待っていてくれたことだけが救いでしょうか。


学生時代

ツースターバーガー

‘I NEED U’ MV

学生時代、7人でホソクのバイト先であるツースターバーガーに遊びに行ったことがあるというのは、ゲーム内でもソクジンが回想していましたが、きっと一度や二度のことではなかったのでしょう。MVを見るとポテトを投げつけ合ったり、テーブルの上に立ったりとかなりやんちゃ。楽しそう。

外でも

‘RUN’ MV

引き続きファストフードをもぐもぐ。実際にエピソードとしてあった出来事ではないかもしれませんが、こうしてみんなでわいわいしながら過ごしていたのだろうなと思います。歓声を上げて立ちあがろうとするヒョンラインと、ハンバーガーにかぶりつくマイペースなテヒョンの対比が見どころ。

ソクジン初めてのお酒

ナムジュン 22年6月18日
缶ビールを買ってきたのがジミンだったか、テヒョンだったかは覚えていない。ソクジン兄さんはぎこちない手つきで缶を開けた。俺たちは冗談交じりに劣等感と怒りをぶちまけ、乾杯をして一気に飲み干した。

『花樣年華 THE NOTES 2』

7人で過ごした記憶を失ってしまったソクジンを前に、ナムジュンは学生時代のことを回想します。不良たちにボコボコにされてヤケクソで酒を飲んだ思い出。「僕、酒飲むの初めてなんだ」恥ずかしそうに言っていた心優しいソクジンの面影は、あの猫との契約のためにすっかり失われています。

マンネのためのピザ

テヒョン 「ジョングク、今日ソクジン兄さんがおいしいものおごってくれるって!」
ホソク 「何食べたい?とんかつとかどう?」
テヒョン 「何でとんかつなんですか。ジャージャー麺にしましょうよ。ジョングク、お前もジャージャー麺だよな?」
ジョングク 「えっと…僕は…とんかつ…ピザかジャージャー麺ピザで」
ホソク 「とんかつだと思って期待したのに!」
テヒョン 「ジョングク…結局ピザがいいってことだな」
ソクジン 「ピザにしよう」

BU Story花樣年華〈I'M FINE〉境界線上の少年

これ、ジョングクのマンネ感満載のシーンですよね。ピザが食べたいけどはっきりピザです!って言えないところ、可愛すぎませんか!
顔を赤くしながらも満足げなマンネと、表情豊かで可愛らしいVOPEと、そんな弟たちを見守るソクジンの図がたまりません。

クオズ高校入学おめでとう

テヒョン 22年5月22日
「兄さん、《中略》ジミンと俺の高校の入学式の時に兄さんがジャージャー麺をおごってくれたこと、覚えてますか?」

『花樣年華 THE NOTES 2』

これ、実際には「楽しい記憶を全て失ってしまったソクジンに、テヒョンが涙ながらに訴える」という切ないシーンなのですが、内容だけ見るととってもいい思い出…。可愛いクオズはこの時、揃って高校1年生になりました。ちなみにソクジンはユンギと同学年なので高校3年生です。

仲間と食べる給食

ユンギ 19年3月15日
今日に限ってご飯が美味しかった。たいしたことない学校の給食なのに、変なことだった。表情には出さなかった。そういうのは俺らしくなかった。俺は相変わらずだらしなく椅子に座って、スプーンを掴むことすら面倒くさそうに指の間に引っ掛けたままでいた。

MAP OF THE SOUL: PERSONA-1

みんなで食べるとご飯も美味しい。こうやって一緒にわいわいしていた時間はまさに「花樣年華」。このユンギのNOTEは、みんなの性格がすごく表れていて読んでいて楽しいですよね。ユンギや、なんか君のお父さんって怖いからさ、もう毎食この仲間と食べてくれない?

真夏の帰り道とアイス

ジミン 19年8月30日
僕は、まだ電話をしている兄さんの影をもう一度蹴って逃げた。兄さんが電話を切って追いかけてきた。暑い日差しにアイスクリームがドロドロと溶けて、蝉の声が耳に痛かった。

LOVE YOURSELF 承 'Her': LOVE-E

花樣年華の中でも私が特に大好きなペア、ホプミン…!ホソクの家とジミンの家はどちらもソンジュチェイル中学・高等学校の北側。だけど、ヤンジ川手前の「ヤンジ子どもの家」がホソクの家なのに対し、ジミンはさらにヤンジ川を越えてムニョン市の方に住んでいます。ホソクは毎日、ジミンのためにそこまで遠回りしていたとかいうエピソードが尊すぎて…。

田舎の村での暮らし

ナムジュン 21年12月17日
川で獲れる雑魚でスープを作ったり、天ぷらを揚げたりする店は夏が繁忙期だと聞いたが、近隣の都市から水遊びに訪れる人出もかなりの数になり、尾根の上のサービスエリアがある村からは出前の注文が多かった。川が凍る冬には、夏の間に獲っておいた魚で商売をした。
《中略》
あちこちの窓から黄色い明かりが漏れていた。ご飯のにおい、チゲのにおいに腹が減ってきた。

『花樣年華 THE NOTES 1』

私はまだ韓国に行ったことがありませんが、いつか旅行する機会があれば、都市部だけではなくて、このナムジュンが住んでいた田舎の村みたいな場所にも行ってみたいなぁと思います。
後半部分は、ナムジュンが”テヒョン”に仕事を譲って父親を病院へ連れて行き、帰ってきた時のシーン。このナムジュンの語り自体は淡々としているけれど、彼の疲れ、惨めさ、苛立ち、諦め…言葉にならない様々な感情が伝わってきます。

ホソクの薬

‘I NEED U’ MV

食べ物ではないけれど、ホソクの生活にとって重要だと思って入れました。ホソクは、周りにずっとナルコレプシーの薬だと説明してきましたが、実は睡眠薬。漫画でも服用シーンがありました。I NEED Uや血汗涙で薬を捨てていたシーンは、ずっと心に引っかかっています。

ナムジュンのキャンディ

‘I NEED U’ MV

花樣年華関係の映像では必ずといっていいほどこのキャンディを舐めているナムジュン。これは喫煙シーンを意味しているという解釈で合っていますか?

キャンディ入り아아

‘RUN’ MV

RUN MVリアクション動画で、「どうしてキャンディを入れたの?」と聞くグクさんに、ナムさんが「もっと美味しくなるから」と答えていたのには笑いました。MV冒頭のテヒョンの飛び込みと連続しているのと相まって、とても印象的なシーンの一つです。


22年4月11日以降

ユンギのお酒

22年4月11日
花樣年華 Pt.0 <SAVE ME>

ソクジンがビルの屋上に上ったジョングクを助けている頃、ユンギは一人で酒を飲んでいました。多分心の中は「今日こそ全て終わりにする」。ちなみに、ゲーム内でソクジンとユンギが話をした屋台と同じ場所かもしれません。

コンテナでの再会の日

ユンギ 22年4月11日
片隅にしゃがんだまま彼らを見ていた。ナムジュンがテヒョンに着替えのTシャツを渡し、ホソクはハンバーガーや飲み物などを取り出した。

『花樣年華 THE NOTES 1』

花樣年華の長い長い物語の中で一番多く繰り返された1日。この日、ホソクとナムテテはもともとコンテナで会う約束をしており、ソクジンの働きかけによってヤンコチもそれに加わりました。

学校帰りの軽食

22年4月15日
ソクジン 「食べたいものとかあるか?」
ジョングク 「えっと…とんかつ。」
ソクジン 「とんかつ?そういえば裏門の方にある店がおいしかったな。」
ジョングク 「はい、その店です。兄さんそこ好きだったじゃないですか。」
ソクジン 「そんなこと覚えてたのか?だからそこに行きたいって?」
ジョングク 「いえ、ただ…」
ソクジン 「お前はピザの方が好きじゃなかったか?ピザにしようぜ。」
ジョングクは俺の言葉を聞いて少し嬉しそうな表情を浮かべた。
ジョングク 「…いいんですか?じゃあピザにします。」

BU Story花樣年華〈I'M FINE〉境界線上の少年

思いやり少年団ですね。なんだか心がくすぐったくなります。ソクジンは22年以降、特にユンギ・テヒョン・ジョングクとどのように距離を縮めればいいのか悩んでいるように見受けられます。7人でいる時には普通に楽しく過ごせていたけど、一対一だと何を話せばいいか分からないみたいなのって結構リアルだな…。

SINシュチタ

22年4月15日
ちょうどグラスが渡され、俺はユンギの新しいグラスに焼酎を注いだ。だが、久しぶりに再会したからだろうか。周囲の人々が騒いでいる中、静かなのは俺たちだけだった。

BU Story花樣年華〈I'M FINE〉視線の先

花樣年華ヒョンラがサシ飲みするエピソード、それだけを集めたくなるくらい意外とたくさんあります。まずはSIN(他のペアも後ほど出てきます!)。「最後に心から笑ったはいつですか?」この会話の内容についてはいつか別の機会に存分に語りたいです!

ホソクの特製バーガー①

22年5月3日
明るい声を出しながらホソクがコンテナの中に入ると、中はハンバーガーの匂いでいっぱいになった。
ホソク 「今月の優秀スタッフが作った特製ハンバーガーですよ。」
ジョングク 「コーラまで持ってきてくれたんですか?」
ホソク 「もちろん!あ、そうだ。ジョングクにプレゼントがあるよ。」
ハンバーガーの包みを開けていたホソクがおもちゃセットの入った箱を取り出した。

BU Story花樣年華〈I'M FINE〉残された存在

個人的に花樣年華の中で一番屈託ない場面ではないかと(笑)。
「はい、子供の日のプレゼント!」ホソクさんの言葉に「もう子供じゃないんですけど」と言い返しますが「そんなセリフは成人してから言うんだね」とからかわれちゃうジョングク。だけど本人はどうやらそのプレゼントを気に入ったみたい。めでたしめでたし。「未成年は子どもだよ」なんて言ってるホソクも、この時まだ20歳ですからね…(尊)。

ホプジンシュチタ

22年5月5日
ジフンを児童養護施設に送り届けた後、俺はホソクと酒を飲むことにした。
《中略》
話し終えたホソクが酒を飲み干し、グラスを空にした。
「兄さんも花火大会行ったことありますよね?」
「俺は親と行ったな。小さい時だけど…」
「家族と?楽しかったでしょうね。」
ホソクがつまみを食べながら羨ましそうに言った。

BU Story花樣年華〈I'M FINE〉残された存在

ヒョンラサシ飲みエピ2つ目はホプジンです!
ホソクが9歳の時の8月30日は検査のため病院で過ごしていました。花火大会をどうしても見たかったホソクは、病室を抜け出して屋上に向かいます。途中、お母さんを探して泣いている子供に会うと、その子を連れて屋上まで上がり、一緒に花火大会を見たそうです。

バイト終わりのコンビニラーメン

22年5月10日
花樣年華 Pt.0 <SAVE ME>

こんなシーンあったなぁ!と私も久しぶりにマンガを読み直しました。この日のホソク、すごくいろいろなことがあったみたいです。
(朝、 バイトに行く準備をしていると養護施設のおばさんが癌だと知らされ、おばさんの家に向かい、)帰りに橋で倒れたところをソクジンに助けられ、車の中のメモを見て動揺。ツースターバーガー前で降ろしてもらってバイトをしてから、スクーターでガソスタへ行ってナムジュンと話す。その帰り、車に乗っているソクジンを見つけて追いかけようとし、事故に遭いかける。ソクジンを追いかけるのは諦めてチャットにメッセージだけ送り、コンビニで夜ごはん。そこで、またソクジンの車を見つけ追いかけると、火事が起きた建物から、ユンギを背負ったソクジンが登場。。。さらに、ついて行った病院ではジミンに会うんですから、てんこ盛りすぎますよね。

温かいピザパン

ジミン 22年5月11日
「どこ行ってたんだ」兄さんは何事もなかったように言った。そう言いながらピザパンを差し出した。
たぶん空腹だったからだろう。パンが温かくておいしかったからだろう。僕は思わず兄さんに話してしまった。

『花樣年華 THE NOTES 1』

花樣年華のオアシス、大好きなホプミン~!このピザパンはお見舞いに来た仲間がホソクに買ってきてくれたものなのでしょうか?温かかったららしいから休憩室で温め直したのかな?それとも病院内のコンビニとかでホソクが買ったのかもしれません。

ナムジンシュチタ①

22年5月11日
ホソクが入院した翌日。俺はガソリンスタンドでの勤務を終えたナムジュンを屋台に呼び出した。

BU Story花樣年華〈I'M FINE〉残された存在

3つ目はナムジン!花樣年華はナムジンが一番多く、この後も出てきます。ホソクは常にオープンでいるようで、心の奥深くのことは全く仲間に話さないタイプです。僕は養護施設出身だ過眠症だ、と仲間には普通に話すから、心が強い子だなぁと思っていると大間違い。母親に捨てられた瞬間は決して話しませんし、ミュンヒハウゼン症候群を抱えていて、わざとナルコレプシーを起こしています。

ジミンの退院パーティー①

22年5月12日
花樣年華 Pt.0 <SAVE ME>

マンガ版ではジミンの脱出はソクジンが一人で行っています。コンテナで待機していた他の5人の嬉しそうな顔!ジミンもようやく笑顔を見せてハンバーガーを口に運びます。多分ですが、久しぶりにお腹が空いたんじゃないかな…。

ヤンコチシュチタ

ユンギ 22年5月12日
「死なないよ。死んだ方がマシだけど」ジョングクは俺を見てから酒瓶を見下ろすと、意外な返事をした。「そうですね。死んだ方がマシですね」ジョングクは焼酎の瓶を口に運び、ごくごくと飲んだ。

『花樣年華 THE NOTES 2』

2人ともずっと飲んでるのでどこを抜き出すか迷いましたが、やっぱりこのセリフが良かった…!焼身自殺をしようとした時、あんなに必死で自分を助けてくれた弟なら「もう死ぬなんて言わないでください。ヒョン死なないでください」って返すと思っていたんでしょうね…。

嘘の誕生日パーティー

ジミン 22年5月15日
テーブルにはスナックや炭酸飲料が置かれていた。
《中略》
テヒョンが足を踏み外して転びそうになり、菓子の袋とペットボトルが空中に舞い上がった。

『花樣年華 THE NOTES 1』

EuphoriaのMVでもゲームでも出てくる名シーンですね。大好きなので写真も載せちゃいました。隣を走るみんなからの声援に背中を押され、一歩を踏み出すこのジミンの圧倒的ヒロイン感…!これまで想像してきた強い日差しや風はなかった、それなのになぜか涙が出そうになった…。このジミンの語りを読むたびに感動します。

家族のためのごはん

22年5月15日
キム・ウネ 「先に帰っててよかったのに。お父さん、まだご飯食べてないはずよ。」
テヒョン 「父さんのご飯なら俺が宅配頼んどいた。姉ちゃんは食べたの?よかったらこれ。」
キム・ウネ 「何これ?ホットドッグ?」

BU Story花樣年華〈I'M FINE〉心の距離

ジミンの脱出成功後、テヒョンが1人で先に帰ったのは姉を迎えに行くためでした。仲間と一緒にいる時は、自分のやりたいことを突き通したがるちょっと幼いキャラって感じだけど、お姉さんとかあの万引きの子とかジョングクとかといる時は自然と頼もしくなるのすごく格好良い。

父さんのヘジャングク①

22年5月18日
キム・ソンフン 「このくそガキが!人が寝てんのに邪魔すんじゃねえよ!」
テヒョン 「だって…ヘジャングクがさめるから…」
キム・ソンフン 「そんな下らねえもんさっさと置いて出ていけって言っただろうが!」

BU Story花樣年華〈I'M FINE〉心の距離

コンビニでバイトをしていたテヒョンが、父親の様子を見に家へ帰った時のシーンです。この時は、ちょうど一緒にいたソクジンが店番をしてくれたから良かったですが、他の世界線ではどうしていたんだろうとちょっと思います(笑)。さて、テヒョンが家に帰っている間、ソクジンはテヒョンの持ち物をちょっと探ります。見つけたのは、幼いテヒョンと父親らしき人が写る写真。それともう一つ…↓

ホソクからの差し入れ

俺が食べようと思ってたんだけど、おばさんにご飯に誘われたからあげる。パティが2枚入ってるからありがたく食べな。食べたらA4用紙1枚にびっしりと感想を書いて提出すること!
‐ホソク‐

BU Story花樣年華〈I'M FINE〉心の距離

もう一つソクジンが見つけたのは、ホソクがテヒョンに渡した付箋でした。(日付け的にはここではないのですが、前後繋がっていた方が分かりやすいと思い、ここに入れました。)
優しくて優しくてすごく好き。純粋にふざけてるの半分、テヒョンの心を明るくしたい気遣い半分。

キャンプファイヤー

22年5月21日
화양연화 on stage : prologue

ソクジンとホソクが食べているのはプレッツェルですね。ナムジュンとジミンはお酒のボトルで乾杯しています。ユンギとジョングクは相変わらずねじれの位置って感じ。そう考えるとテヒョンだけペアがいないんですよね…。描写の仕方が上手だな~と思います。

ガソスタで燃料と食糧調達

22年5月22日
화양연화 on stage : prologue

ホソクはいつも食糧調達係!すごく初期の頃に読んだどなたかの考察で、「WINGSでジミンがりんごを持っているが、そのりんごはprologueでホソクが持つ紙袋の中に入っているものだ」みたいなのがあって面白いなと思っていました。今考えると、うーんそうなの??と思ったりもしますが、確かに紙袋にちらりと見えるのはりんごっぽい…。

ホソクの誕生日ケーキ

22年5月31日
LOVE YOURSELF Highlight Reel ‘起承轉結’

花樣年華ホソクの誕生日は、養護施設に入った日です。このnoteのサムネイルもこちらのケーキにしました。Fake Loveに出てくるmagic shopでも、ホソクさんはチョコバーと引き換えにこのケーキをもらっていました。

ウチャンにあげたラーメン

ナムジュン 22年6月15日
その子は熱いのも気にならないのか、ラーメンを口に運ぶのに忙しかった。「ウチャンだろ?ソン・ウチャン」俺の言葉に、子どもはうなずいた。

『花樣年華 THE NOTES 2』

ホソクの子供達への接し方が、自らしゃがんで優しく目線を合わせるタイプだとしたら、ナムジュンのそれは子供の方を高い台に乗せてやって対等に話しかけるタイプ(???)
私はNOTES 2でこの辺りに差し掛かると、いつもそわそわし出します。あの秘書に気をつけて…ナムジュン…。

あの子と出会った日のラーメン

22年6月18日
LOVE YOURSELF Highlight Reel ‘起承轉結’

万引きしていたヨジャと出会ったシーンですね。あの女の子も悪い事をしながら誰かに叱られるのを待っているというか、、、5月22日のあの海で、ソクジンを糾弾しながらも心の中ではナムジュンに叱ってほしいと思っていたテヒョンとやはり似ているのかもしれません。
それにしてもテヒョンくんすごく美味しそうに食べますよね。

父さんのヘジャングク②

22年6月22日
ヘジャングク 1皿
基本1人前 6,000ウォン
 オプション1:まろやかな味
 オプション2:ボウルご飯追加1杯(1,000ウォン)

『花樣年華 THE NOTES 2』

こちらは、韓国語版THE NOTES 2の巻末ページに載っているテヒョンのスマホ画面から(和訳が間違っていたら申し訳ないです…)。どんなに嫌でもどんなに憎んでいても、お父さんのことを気にかけている…いい子なんですよね。

ジミンの退院パーティー②

ホソク 22年7月16日
ジミンを脱走させた日、ナムジュンのコンテナでパーティーをした。用意した物はあまりなかった。ハンバーガーやコーラのような物、ソクジン兄さんが買ってきたケーキ、誰がとんがり帽子をかぶるかで言い争い、結局、帽子がつぶれてしまった。高いケーキを顔にこすりつけ合ったりもした。

『花樣年華 THE NOTES 1』

やっぱりこの世界線が好きです…!とんがり帽子を取り合ったのはきっとクオズ。ナムジュンやホソクが止めようとした拍子にぐしゃっと…。

ユンギのキャンディ

ユンギ 22年6月15日
俺がタバコを吸おうとすると、ライターを取り上げ、代わりにペロペロキャンディを投げてくれたり、ちゃんと寝ろとか、ご飯を食べろとか、小言を言ったりもした。

『花樣年華 THE NOTES 1』

I NEED Uからprologueまでずっとナムジュンのトレードマークだったものが、突然ユンギの方でも登場します。やはりタバコと関係があるみたいですよね。highlight reelで突然女の子が意味ありげにこのキャンディを見せると、画面が移り変わって同じキャンディを舐めるナムジュンがいる。この編集もすごいなぁと思います。

ナムジンシュチタ②

ナムジュン 22年6月18日
俺たちはソンジュ駅の近くの屋台に座った。休日の終わり、屋台に集まった人たちは家に帰る気がなさそうに見えた。
《中略》
俺たちはつまみが出てくる前から最初の一杯を飲み干した。

『花樣年華 THE NOTES 2』

ソクジンが記憶を失った世界線。ナムジュンはソクジンに、自分の幼少期のこと(初めて酒を飲んだ日のこと)を話します。しかしソクジンにとってそれは、全て「どうでもいい話」に過ぎませんでした。ソクジンはいつかのループで同じ場所でナムジュンと酒を飲んだことを思い出していました(ナムジンシュチタ③のことですね)。

ホソクの特製バーガー②

ジョングク 22年6月20日
兄さんはようやく笑顔を見せ、ハンバーガーの包みを取り出した。「ジョングクのためのスペシャルバーガー、その名もティラノザウルスバーガー。お前、骨だけはティラノ級じゃないか」

『花樣年華 THE NOTES 2』

「骨だけは」って、メンタルは違うってこと?(ごめんジョングク)
そう言えばBTSのジョングクさんもAskAnythingChatのインタビューで、「ぼくの好きな動物はティラノサウルス!!」と答えていましたよね(笑)。

ナムジンシュチタ③

ソクジン 22年7月14日
ナムジュンと屋台に並んで座った。午前0時を過ぎていたが、屋台には苦い酒で一日を締めくくる客が少なくなかった。

『花樣年華 THE NOTES 1』

日付け的には後ですが、世界線的にはナムジンシュチタ②の前になります。ここではソクジンがナムジュンに、自分の幼少期のことを話します。今まで誰にも話したことがなかった家族の話、冷たい記憶。ナムジュンはじっと黙って耳を傾けてくれました。

夢の景色を探して

テヒョン 22年7月17日
カップ麺を食べに入ったコンビニは、エアコンの風が強すぎた。雨に濡れた服が肌に張りつき、体がぶるぶると震えた。ナムジュン兄さんと俺は黙ってラーメンを食べながら、雨が降り続く窓の外を眺めた。それでも俺たちは二人とも、やめようと言わなかった。

『花樣年華 THE NOTES 2』

ナムジュン 22年7月18日
バス停でテヒョンが持ってきたサンドイッチとおにぎりを食べた。賞味期限を数時間過ぎているかもうすぐ賞味期限切れになるものだった。

『花樣年華 THE NOTES 2』

ホソク 22年7月19日
警察署の前の24時間営業のキムパプ屋に入った。
《中略》
テヒョンがキムパプを詰め込んだまま口を開こうとするのをナムジュンが手で制し、いきさつを説明した。

『花樣年華 THE NOTES 2』

ここは3つ連続で。
この辺り、ナムジュンとテヒョンの奮闘は読みごたえがありますよね!警察署まで迎えに行くのはいつもホソクの役割です。テ「ホソク兄さん手ぶらなんですか?」 ナ「豆腐を買ってこなかったって意味だよ」 ホ「捕まったのなんて初めてじゃないだろ?突然何が豆腐だよ」 テ「豆腐を食べられなかったから何度も出入りすることになったんですよ??」好きすぎる(笑)。

ジョングクの退院パーティー

ジミン 22年7月24日
コンテナの内部は華やかに飾りつけされていた。ホソク兄さんが持ってきたハンバーガーやポテト、飲み物などがテーブルいっぱいに並べられ、クリスマスに使う装飾品が壁面にぶらぶらと吊られていた。

『花樣年華 THE NOTES 1』

マンネラインしか来なかったパーティー。ジミンの努力も虚しく、気まずい時間を過ごした後、3人は解散しました。ジミンの退院パーティーが楽しかった分、自分のためのパーティーがこんなんでジョングクは悲しかっただろうな…。

母を訪ねて

テヒョン 22年7月24日
ジョングクが、のどが渇いたと言ったのは、カップラーメンを半分ほど食べた頃だった。飲み物を買って戻ると、ジョングクの前に誰かが立っていた。

『花樣年華 THE NOTES 1』

ここでもちょっと頼もしくなるテヒョン。自然と弟を守ろうとしている姿にグッときます。この後、母親のところに行くのは諦めた2人は山に登り、夜明けを一緒に迎えました。初めの方にも書きましたが、本当にグクテテ神回です!

一緒に過ごした日のイチゴミルク

ジョングク 22年7月26日
いつか一緒にここに座って音楽を聴きながら絵を描いたことを思い出した。それから、あの屋上でイチゴミルクを分け合って飲んだりもした。

LOVE YOURSELF 轉 'Tear': YOUR

イチゴミルクというと別の某グループの世界線を思い出しそうになりますが、とにかくジョングクとヨジャが過ごした儚い日々に心を戻しましょう。このヨジャが退院したのか、それとももっと辛い結末を迎えたのかは分かりませんが、傷つきやすいジョングクの心がさらに傷ついたのは確かですよね…。僕の大切な人はいつも黙って僕から離れて行ってしまう、と…。

ハゴクのホソク

ホソク 22年7月31日
普段は食べなかった辛い料理を食べ、会計の時にごちそうさまとあいさつもしなかった。

『花樣年華 THE NOTES 2』

やっぱり花樣年華のホソクも辛いものは得意じゃないみたいですね。平静を装ってスプーンを口に運びながらも、辛くて涙目になっているホソクがありありと想像できます。ごちそうさまを言わなかったり道につばを吐いてみたり、精一杯悪い人になろうとしていますが、どこか可愛いく見えるのは私の色眼鏡でしょうか(笑)。

クサズサシ飲み

ホソク 22年7月31日
コンビニの前のテーブルに座った。テーブルには焼酎1瓶と紙コップ2つ、さきいかが置かれた。ナムジュンは何も言わなかった。

『花樣年華 THE NOTES 2』

このシーンで大好きな会話があります。「ホソク、酒がどうしてこんなに甘いんだろう。酒が甘いのは人生が苦い証拠だって言うのに、どこかに苦い酒ないかな」BTSのナムさんもふと言いそうなセリフじゃないですか?この言葉にホソクは答えたのか、答えたとしたら何て答えたのか…と考えているだけで1日過ごせます。

君のせいじゃない

テヒョン 22年8月11日
あの子が逃げるのを助けようとして俺が転んだ時、俺を起こしてくれたあの子の姿、パンを取り上げて食べている俺にカッとなって怒ったあの子の顔。

『花樣年華 THE NOTES 1』

このエピソードの甘酸っぱいこと!
今回のnoteを書いたおかげで、こんな可愛らしい回想があったことを思い出せました。この子とテヒョンとの最後は一応トラジックではないと認識しているので、切なくも何となくほっこりした気持ちで読んでしまいがち…。

花火大会はみんなで

ユンギ 22年8月30日
横を向いて皆を見つめた。目が合うと、ホソクがにっこりと笑ってみせた。ジミンが顔を上げてジュースを飲むと、俺たちに差し出した。それをナムジュンが受け取って飲んだ。
「ビールはないのか?」ソクジン兄さんの言葉に、俺は自分のビールを手渡した。「おい、キム・テヒョン!」テヒョンがビールを奪ってゴクゴクと飲むと、むせたように周囲にビールを吹き出した。そのせいで皆が体を起こした。

『花樣年華 THE NOTES 2』

脳内映像化、余裕ですよね。ユンギの目線からなのがいい。ゲーム版でもありましたが、いつも他のメンバーを黙って見守っているというのが伝わってきます。ただし、ここに登場していない残り1人、ジョングクのことをもう少し気にかけるべきでしたね…。


以上となります…!ここまでお付き合いいただきありがとうございます!

ドラマは12月に公開という話でしたが、公式サイトにアクセスできなくなり、今月も(というか今年も)終わろうとしていますね…。やはり一筋縄ではいかないみたい…。
2023年もお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。ドラマ公開は気長に待ちたいと思います!